12節:対G大阪0-1、またも中央にスペース、惜しい敗戦

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2018J1 12節 2018年5月2日(水)19:00 ベガルタ仙台0-1ガンバ大阪 吹田スタジアム

石原

西村  野津田
  
永戸  蜂須賀
(関口)   
奥埜 富田
(梁)(中野)
板倉 大岩 金

シュミット

サブは、川浪、常田、梁、中野、椎橋、関口、ジャーメイン良。G大阪は、FWが倉田、ファンウィジョ、米倉、MF藤本、遠藤、マテウス、DF藤春、ファビオ、三浦、オジェソク、GK林瑞輝。

激しい雨の中、過密日程ながら両チーム最初から激しいプレスと、サイドの上下動で、攻守が入れ替わる展開。
互いに互角の前半から、後半13分、中央どフリーを奥埜が外した4分後、倉田に斜から中央にフリーで走りこまれ、技ありシュートを流しまれて、これが決勝点。

画面で分かる程、激しい雨の吹田スタジアム。当然ピッチはスリッピー。今日の主審は、あまり笛を吹かず流すタイプ、とのことだが、それがどう影響するか。怪我の奥埜が、久々にスタメンで復帰。

前半。
開始30秒、ワンタッチでつないだG大阪がクロス、ファンのシュートは大岩がブロック。1分、またファンの攻撃もブロック。2分、ベガルタのカウンター、永戸のクロスは流れる。3分、左ライン際から米倉のクロス、中央でクリア。前節勝利のG大阪は、出足がいい。ベガルタも板倉から石原、カウンターをしかけるが、ファール。

4分、石原がカットイン、右から強引なシュート、キーパーに弾かれる。その後、ファビオにパスカットされ、そのままミドルシュートされるが、キーパー。5分、板倉の大きなサイドチェンジ、蜂須賀が頭で落とし、西村が左足シュート、枠内もキーパー弾く。これで右コーナーを得る。野津田のキックにヘッド、ヒットせず。

7分、奥埜のロングボールに石原、もう一歩。そのあと、G大阪マテウスのロングシュート、枠外。さらに藤本の浮き球はシュミット抑える。9分、金のサイドチェンジから、永戸のクロス、これはライン割る。11分、G大阪がボールを回す。永戸のサイドチェンジ、ボールが流れる。12分、ベガルタが回して、蜂須賀の低いクロスに、石原がダイビングヘッドで、首を振るが、わずかに枠外

14分、マテウスがカウンター、米倉のクロスは大岩クリア、15分、西村から永戸、クロスは流れる。16分、ベガルタが横につないで、最後は蜂須賀のクロス、流れる。ベガルタは前半、徹底的にサイドチェンジの攻めのようだ。18分、パスを受けた富田が中央フリー、パスを出すがファールで終了。

19分、ベガルタエリア左角30mで、G大阪のフリーキック。キッカーは藤本。丹羽にヘッドでどんぴしゃ合わせられるが、シュミット反応、弾き出す。20分、これでG大阪の右コーナー。こぼれをさらに放り込まれるが、ここもシュミットがパンチング。21分、富田が30mのミドルシュート、枠内もキーパー。22分、米倉と永戸がマッチアップ。永戸がブロック。その後、マテウスが左足ミドルシュート、枠外。今日に限っては、マテウスが打ってくれた方が助かる感じ。

25分、カウンターで野津田が侵入していくが、カットされ、逆にG大阪のカウンター、なんとか取り返す。27分、ベガルタがボールを回す。その後、石原がサイドに振り、永戸のクロス、石原のヘッドは枠外。29分、板倉のサイドチェンジ、蜂須賀、もう一歩。さらに金から石原へのスルーパス、流れる。31分、蜂須賀が粘って、クロス。33分、G大阪のカウンター、倉田から藤本、シュート性のクロスは枠外。

34分、板倉がカットインも、弾かれる。35分、ベガルタがボールを回し、最後は富田のクロス、流れる。36分、G大阪が回して最後はファン、止める。36分、G大阪がつないで、藤本が縦にヒール、ファンのシュート、シュミット抑える。危なかった。37分、ベガルタのカウンター、蜂須賀のクロスは弾かれる。40分、板倉から中央の西村、トラップできず。42分、右から奥埜、西村、蜂須賀とつなぐ、クロスは出せず回す。最後はオフサイド取られる。

43分、G大阪のカウンター、ファンがキープして、最後は倉田のシュート、枠外。前半は互いに攻め合い、共に決定機あったが、スコアレスで終了。

後半。
G大阪は、オジェクに代え今野を入れる。1分、米倉のグランダーのクロス。キーパー。2分、ファンが裏を取り、クロス、これはシュミット。その後、ベガルタがカウンター、蜂須賀のクロスは弾かれるが、こぼれを板倉がクロス、しかし、石原の頭上。3分、ベガルタゴール中央35mので、G大阪のフリーキック。これはしのぐ。

4分、ベガルタが相手ゴール前でボールを回し、最後は蜂須賀が左足シュート、ふかす。6分、奥埜が相手ゴールライン付近まで侵入、反転折り返しのクロス、中央西村胸で落とし、ボールが蜂須賀の足元にころがるが、蹴りこめず。その後、G大阪のカウンター、富田が滑るがなんとか事なきを得る。7分、今度はベガルタがカウンター、永戸のシュート性のクロス。

9分、富田のクロス、石原の合うがトラップし切れず。そのあと、G大阪のカウンター、ファンが飛び出るがオフサイド。直後、野津田がミドルシュート、バーの上。10分、大岩のパスをカットしたG大阪が回し、藤春のクロス、シュミットがパンチング。11分、マテウスのミドルは枠外。12分、奥埜から永戸、グランダーのパスは合わず。さらに奥埜の浮き球パスに、西村、届かず。13分、縦の浮き球に野津田侵入、後ろ向きに頭で落とすと、中央フリーの奥埜のシュート、枠外。決定的

15分、遠藤の浮き球をファンがダイレクトにシュート、バーの上。17分、G大阪のカウンター、左サイド、遠藤から藤本がワンタッチ、今野のスルーパスに、DFの間に走りこんだ倉田が、アウトサイドで技ありころころシュート、シュミット逆をつかれ、決まって0-1。攻め上がりのためか、中央エリアがぽっかりと空いて、富田が後追いになっていた。

19分、これでベガルタ集中が切れたか、ファンにもシュートを打たれ、ポストで助かる。しかし、こぼれも回され、マテウスのシュート、枠外。20分、G大阪のカウンター、ファンがキープして、クロス、中央でフリーの今野のシュート、枠外。と連続攻撃を受ける。

21分、ようやくベガルタ、蜂須賀がドリブルで上がり、右コーナーを得る。野津田のキックにニアで金のヘッド、枠外。22分、富田に代え中野が入り、シャドウ。野津田がボランチか。24分、ワンツーでつないで、中野がドリブル侵入からの折り返し、西村のシュートはバーの上。さらに、野津田から永戸、クロスに西村の頭で落とし、打てず。26分、G大阪のカウンター、ファンが1対1になるが、シュミット出て、抑える。

これでG大阪の右コーナー。遠藤のキックに、米倉のヘッド、枠外。28分、永戸に代え関口、奥埜に代え梁を入れる2枚代え。29分、マテウスのシュートはシュミット。30分、ベガルタ、ワンツーで攻め上がり、関口のクロス、中央打てず。31分には蜂須賀のクロス、石原が落とすも中野はシュート打てず。G大阪の壁は厚い。

33分、倉田とベガルタ選手が交錯、主審が止めず、ベガルタボールを回す。倉田の方にイエロー。35分、関口のクロスはキーパー。ベガルタの攻めが単調になる。36分、遠藤からファンへのパスはオフサイド。この後、遠藤に代え19歳の食野が入る。38分、蜂須賀のアーリークロス、石原ヘッド決まらず。G大阪がカウンター、ファンのシュートは枠外。

39分、蜂須賀のクロスはキーパー。41分、G大阪はファンに代え中村を入れる。43分、横パスで回していくが、カットさされる。

追加時間は4分間。G大阪のカウンター、マテウスのミドルシュートは枠外。これでコーナーを与える。藤本はショートコーナー、時間を使う。富田が奪いに行く。1分、左奥30mでフリーキックを得る。2分、野津田のキックのこぼれ、中野がドリブルもカットされる。さらに右から関口のクロス、大岩がヘッドで折り返し、梁がゴール下で、ヘッドで突きあげるが、バーの上。

結局ゴールが遠く、五分五分の内容ながら、完封負け。5試合勝ち無しとなってしまった。

それなりにシュートを打ちながら、何故決まらないのかと、素人ながらに考えると、誰がどのタイミングでシュートするかが、分かり易くなってしまっているから、ではないかと思う。西村や石原は、相手のタイミングをずらしたり、素早く打つ工夫はしているのだが、単独でゴールに向かっていることが多い。

弾かれた時に詰める人間がいないとか、守りを固められた時に、セカンドボールの来そうな位置に、拾い役がいないとかが見受けられる。今日は奥埜の惜しいシュートもあったが、中盤の選手のミドル、WBの選手の意表をついたシュート、横パスでつなぐだけでなく、スピードアップして、斜めにエリア内侵入など、相手を疑心暗鬼にさせるバリエーションを増やしたい。


シュート数:12-16、CK:3-3、FK:15-13 得点:(G大阪)倉田  警告:G大阪)倉田  主審:小屋幸栄 入場:11,824人