なでしこ03節:ベガルタ仙台レディース1-0AC長野L、沖野のロングシュートが決勝点

2018なでしこリーグ1部 03節 2018年4月29日(日)13:00 マイナビベガルタ仙台レディース1-0AC長野パルセイロ・ レディース  ひとめぼれスタジアム宮城


櫨  浜田
(沖野) 
美和   安本
  
市瀬 三橋
(武田)(楓)
万屋 北原 坂井 奥川
   
齋藤

サブは、管原、高平、田原、佐藤楓、武田、沖野。AC長野Lは、西川、中野、齋藤あかね、高橋奈々、坂本スタメン。滝川ベンチ入り。

期待の大型新人に、早くも初ゴール。今年常盤木から加入したFW沖野くれあが、持ち前のパンチ力を発揮、後半交代出場した直後の39分、右奥35mから豪快にロングシュートを決め、これをチームが最後まで守り切り、1-0でリーグ戦初勝利。



ゲームは早いプレスで、展開を許さないAC長野Lの守備に、なかなかチャンスを作れない、ベガルタ仙台レディース。

それでも、次第に浜田の個人技や、サイド攻撃でチャンスは作れるようになるが、高橋奈々を中心とした、AC長野Lの堅い守りは、なかなか崩せない。

逆に、カウンターからしばしばピンチ。だが、ベガルタもゴール前の守備では、粘り強い守り。

重いピッチの前に、両チーム共ボールが運べず、パスミスも多い試合展開であったが、終盤出てきた沖野が、後半39分、キーパーの位置を見て、豪快に蹴り込んだ35mの左足シュートが決まり、先制。残り時間は、うまく時間をつかう試合運びで、ようやくリーグ戦初勝利を上げた。

沖野くれあは、さすがに常盤木の阿部監督が、「超高校級」という、シュート力は見せた。


前半。
開始1分、左コーナーのチャンス。美和のキック、打ち切れず。その後、中盤せめぎあい。4分、ロングボールを櫨がキープ、安本が裏に出るがオフサイド。この試合、ロングボール多かったので、ベガルタは、多数のオフサイドを取られた。が、チャレンジはすべきだろう。5分、AC長野Lが、ベガルタエリア35mでフリーキック。キッカーは元ベガルタの中野。これはクリア。

6分、左サイドでつなぎ、万屋から裏に出た浜田へのパス、オフサイド。8分、AC長野Lが左コーナーキック。中野のキックはライン割る。11分、中盤でパスカット応酬、互いに前に運べない。12分、坂井がパスカットされ、あわや、もしのぎ、カウンター、安本、万屋と回すが、スピードダウンさせられる。

13分、右サイドから奥川の浮き球、オフサイド。14分、ベガルタエリア右奥でAC長野Lのフリーキック。これはクリア。17分、安本のクロスに、走り出た浜田オフサイド。19分、奥川のクロスに美和反転、倒されフリーキックを得る。中央アークすぐ外20m。美和のキックは、バーの上。20分、中央で櫨が反転してのスルーパス、安本もう一歩。

21分、浜田が右サイドでタメ、安本が追い越してのクロス、ファーでフリーの三橋、ヘッド狙うも、ボールは頭上通過。しかし、いい展開。23分、美和が右サイドまで来て、中央へのクロス、コーナーを得る。右コーナーは安本蹴るが、決まらず。スローインからの攻撃、櫨から美和へのパスはオフサイド。

26分、美和のドリブル前進、カットされる。28分、AC長野Lが、左から藤村のクロス、これはクリア。29分、カウンターもつながらない。30分、中野の縦のパス、これは流れる。34分、AC長野Lのスルーパス、右コーナーを与える。キッカーは中野。キーパー斎藤飛び出るが、触れず、こぼれを折り返されるがライン割り、助かる。

38分、ベガルタカウンターも、ボールへの対応遅く、つながらない。その後、左からのクロスに浜田のヘッド、キーパー正面41分、左コーナーを得る。三橋のヘッド、枠内もDFがクリア。43分、中央でワンツーでつなぎ、最後は櫨、もう一歩。よやく、ベガルタにチャンスが出てきたところで、前半終了。

後半。
1分、右から浜田が飛び出すがオフサイド。パス出しとのタイミングいまいち。4分、浜田がサイド落とし、奥川がクロス、さらに、北原のロングボール、浜田のヘッドおとし決まらず。5分、安本足痛めるが、立ち上がる。6分、美和のクロスは、浜田はじく。7分、AC長野Lの長いゴールキックから、バックヘッドされ、そのままシュート性、齋藤抑える。

8分、市瀬から裏のへのパス、浜田もう一歩。9分、左右にボールを展開、最後は奥川のクロスはキーパー。10分、右からボール受けた美和がヒール、万屋がクロスも流れる。13分、ゴール前まではテンポよくパスがつながるが、シュート前のアイデアがいまいち。14分、万屋からパスを受けた市瀬が、左45度からのミドルシュート、枠外。

15分、AC長野Lが自陣で時間をかけパスを回す。17分、AC長野Lの左からの攻め、万屋が押し出す。AC長野Lは中村に代え常盤木出身の滝川を入れる。18分、AC長野Lが中央でつないで、シュート、バーの上。19分、AC長野Lが、ベガルタエリア右奥40mのフリーキック。中野が蹴るが、クリア。さらにこぼれを打たれるが、これもクリア。ミドルシュートも打たれるが、枠外と、AC長野Lの攻勢。

22分、滝川にキープされ、クロス、ヘッド打たれるがクリア。さらに滝川のミドルシュート、これはポスト。危なかった。これでAC長野Lがコーナー。これをしのいで、美和が追い込んでスローインを得る。ボール受けた櫨、キープできず。25分、長野がカウンター、3対1と優位に攻撃してくるが、安本が戻ってきて、ボール奪う。27分、美和と万屋のワンツー、クロスはクリアされる。

29分、AC長野Lがドリブルで前進、最後は中野のシュート、万屋がブロック。30分、三橋に代え、佐藤楓が入る。31分、ここで交錯あったのか、市瀬が足を引きずってピッチ外へ。36分、まず櫨に代え沖野くれあが入る。さらに市瀬の状態を見て、急遽武田も入り、右サイドへ。安本がボランチへ回る。

37分、左コーナー、美和が蹴るがクリアされる。さらに浜田の左からのクロス、流れる。38分、相手のパスをカットして、安本からパスを受けた沖野が、右サイドから、35mの豪快に左足ロングシュートを放つと、キーパーを越えてゴールに決まり、先制。沖野なでしこ初ゴール。キーパーの位置を見てか、思い切ったシュートが決まり、沸き立つベガルタ。

39分、万屋が足攣り。一時ピッチ外。しかし、すでに3人交代済み。40分、右から武田のクロス、中央合わず。ここで、万屋が戻るが、足攣りの心配があるのでFWに張り、浜田が左サイドバックに急遽まわる。浜田はDF経験もあるので、対応可能。42分、沖野からつないで、最後は浜田のクロス、合わず。

44分、万屋から安本へのパス、オフサイド。追加時間3分。ベガルタは時間使いに。AC長野Lのクロス、これは弾いてカウンター、無理に攻めず、安本から万屋でスローダウン。コーナーを得ると、浜田が寄って行き、ショートコーナーで体でキープ。時間を使い、結局1-0で逃げ切り勝利。

カウンター狙いの相手で、速いプレスに苦しみ、ロングボール頼みになる時間も多かったが、前半の終わりあたりから、チャンスを作れるようになった。それでも、マイボールからシュートまでで、スピードダウンしてしまう事も多く、ボランチ陣の視野の広さを向上させてほしいところ。しかし、攻撃参加やミドルなど、いいところもあった。

ゴールを決めた沖野は、これをきっかけに、どんどん狙っていってほしい。またプレスから、相手の攻撃を遅らせる、ボールを奪う、というところにも挑戦してほしい。武田にもいい刺激になっただろう。チャレンジあるのみ。

ただ、後半足を引きずって交代した、市瀬の状態は、気になるところ。

シュート数:7-3、CK:5-3、FK:7-17 得点:沖野くれあ 警告:沖野  主審:山下良美 入場:822人


尚、この試合は、公式サイトのネット動画中継で見ることができます。