20節:対鹿島0-2濃霧の試合、前・後半追加時間に失点

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2017J1 20節 2017年8月5日(土)18:30 ベガルタ仙台0-2鹿島アントラーズ カシマスタジアム

石原

奥埜 西村
(クリスラン・匠)
中野  古林
  (蜂須賀)
三田 富田

椎橋 平岡 大岩

シュミット

サブは、関、増嶋、蜂須賀、梁、藤村、佐々木匠、クリスラン。鹿島は、土居、金崎がFW、遠藤、小笠原、西がスタメン。鈴木優磨、レオシルバ、レアンドロはベンチスタート。ペテロジュニオールは欠場。

濃霧の中、5バックで相手の攻撃をしのいでいたが、前・後半のいずれも追加時間に、スルーパスや浮き球で左サイドの裏に抜けられ2失点。

攻撃では、果敢なパスカットでマイボールにしたり、カウンターのチャンスもあったが、手数がかかりすぎて前半の三田のミドルシュート1本のみにとどまった。

濃霧が立ち込めるカシマスタジアム。数回の中断、計10分ほどもあった。赤色のカラーボールを途中から使用。

前半。
立ち上がり、ベガルタはWBも下がって5バック。最初はこれが奏功して、金崎らのえぐりを、最小限に抑えることには成功した。2分、ベガルタエリア右奥で鹿島のフリーキック。こぼれを小笠原が放り込むが、シュミット。以降5分まで一進一退、共にシュート無し、鹿島も様子見。6分、大岩が上がってクロス、流れる。7分、ベガルタの右サイド、金崎がえぐってクロス、遠藤にヘッドで合わせられるが、クリア。

9分、ベガルタエリア中央やや左30mで、鹿島のフリーキック。ベガルタ、ここでは、珍しく、ゾーンとキーパーの間を空ける守備。シュートはシュミット正面。12分、ようやくベガルタが攻撃、中野から奥埜へパスがつながり、クロス、合わず。その後、鹿島が土居がワンツーから侵入、しかしシュミットが先に抑える。13分、古林がパスカットして、そのまま上がりクロス、流れる。

15分、鹿島の中村がミドルシュート、シュミット正面。ベガルタは中央でボールが収まらず、つながらない。17分、西村が2本パスを送るが合わず。18分、小笠原が、石原を、とったりからの引き倒し。21分、ベガルタようやくカウンター、大岩から古林、クロスはキーパー。23分、霧が一段と立ち込め、ちょっと中断、赤色のカラーボールを投入。ダゾーンの画面も、モザイク画面のようになるw

24分、金崎えぐってクロス。流れる。26分、小笠原がアフターでイエロー。27分、中野がえぐって、折り返し、中央合わず。この後、霧で中断3分。31分、右ライン際30mでフリーキックを得る。平岡のヘッド、合わず。36分、遠藤に裏にクロスを入れられるが、シュミット。38分、さらに鹿島がボール回すが、ベガルタしのぐ。39分、ベガルタ攻め込み、相手のクリアボールを、三田が中央からミドル、枠内も、キーパーに弾かれる。惜しい。これがこの試合ベガルタ唯一のシュート。

41分、鹿島のコーナー。霧でよく見えない状態。シュミット触って、キーパーチャージで終了。追加時間は霧中断もあり4分間。金崎に侵入されるが、中央は締める。2分、西村から中野、クロスは合わず。3分、ベガルタ左サイドで、鹿島の長いスルーパス、土居が裏に抜け出し、フリー、決められ先制許す。いやな時間帯に取られた。前半は1点リードされて終了。

後半。
霧が益々濃くなる。2分、クロスに西村、もう一歩。3分、鹿島のカウンター、中村、金崎、最後は中村シュート、枠外。危なかった。5分、椎橋の裏からクロスを上げられ、連続シュートを打たれるが、枠外。6分、富田が飛び出てパスカット、右の西村に振るが、クロスはクリアされる。7分、金崎にシュートを打たれるが、枠外。8分、西村のクロスからコーナーを得るが、ファールで終了。シュートも打てない。

10分、鹿島が左コーナー。シュートはシュミットが弾いて、バーに当たり、かわす。14分、ベガルタエリア左ライン際、鹿島のフリーキック。これはしのぐ。15分、霧が濃くなり、ファーサイドは見えない状態。約10分間、中断。

16分(相当。以下目分量の時間)、椎橋がパスカットでカウンター、西村から石原へ、もう一歩。18分、伊東から中村へパスを通され、シュート、枠内も、シュミットがワンハンド・クリア。鹿島のコーナー。こぼれをクロスされるが、ライン割る。21分にも鹿島のカウンター、フリーでゴールされるが、オフサイド。危ない。ベガルタが前に出ていくところ、間、間を狙われている。

ここでベガルタは、西村に代え佐々木匠、奥埜に代えクリスランを入れる2枚代え。石原がシャドウへ。鹿島も土居に代え鈴木優磨を入れる。22分、鹿島の左コーナー、これはクリア。24分、金崎にシュートされるが、シュミット。ベガルタ、縦パスがカットされるなど、なかなかボールを前に運べず。28分、鹿島がボールを回してシュート、枠外。ベガルタ、西村からクリスランへのパス、もう一歩。

29分、鹿島は遠藤に代え、18歳の安部を入れる。安部入るなり、シュート、シュミット弾く。ベガルタ間延びして、攻め込まれる。30分、鹿島のコーナー。シュミット、パンチングで防ぐ。その後、ベガルタがロングボールでクリスランを狙うが、曽ヶ端が飛び出しヘッドでクリア。33分、古林に代え蜂須賀入る。34分、鹿島に回されるが、しのぐ。35分、石原がキックミス、鹿島にカウンターされ、最後は金崎のシュート、枠外で助かる。

37分、鹿島は中村に代え山本が入る。38分、ベガルタ、ロングボールにクリスラン、もう一歩。40分、右から蜂須賀がひとりかわして、クロス、キーパー。44分、40mのフリーキックを得る。こぼれを回すが、打ち切れず。追加時間は4分間。2分、ベガルタエリア付近で、中央で金崎が小さい浮き球。左から鈴木に裏に体をこじ入れられ、フリーで、バウンド・シュートを決められ、0-2。トドメを刺される。

後半は、残り時間が良く分からないまま、霧の中でも、チャンスを作り続けた鹿島の前に完敗。

ただ、シュートは1本ではあったが、パスカットや、攻撃でエリア奥までいけた時間もあった。先制の失点を恐れて、まず守備なのか、体力がある内に先制を狙い、取ったら守備固めなのか。いろいろ考えられるが、古林、中野の体力がある内に、クリスランを絡ませて先手を打った後、守りを固める、そういう戦い方もあるのでは。

シュート数:1-11、CK:1-5、FK:14-23 得点:(鹿島)土居、鈴木 警告:(鹿島)小笠原 主審:飯田淳平 入場:17,156人