07節:対鹿島1-4、守備連携未だ。クリスランがヘッドで一矢

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2017J1 7節 2017年4月16日(日)19:00 ベガルタ仙台1-4鹿島アントラーズ ユアスタ仙台


クリスラン
佐々木匠 石原
(梁)
茂木  菅井
(永戸)
三田 藤村
  (富田)
石川 平岡 大岩
 
シュミット

サブは、関、蜂須賀、増嶋、永戸、富田、梁、西村。鹿島は金崎、土居の2トップ。西村、遠藤、小笠原、西スタメン。ぺデロジュニオールと、レオシウバはベンチスタート。

レヴァン杯の布陣でスタメン。鹿島のプレス、ドリブルでの仕掛けに対応できず、前半だけで3失点。後半、前掛りでリズムを掴み、5分コーナーからクリスランのヘッドで1点返し、意地をみせたが、次第にボールがつながらなくなり、終盤カウンターで、ペデロにダメ押しを許し1-4。


前半。
開始48秒、大岩のロングボールに菅井が走り込むが、キーパー。菅井のヘッドから、石原が前進も、つながらず。4分、土居に侵入されシュートされるが、クリア。今日も金崎の前からプレスが煩い。5分、クリスランがドリブル前進、しかしクロスはクリアされる。中3日だが、クリスランの動きはいい。さらに、中央石原から左の佐々木匠、匠のクロスに、クリスランがオーバーヘッド狙うが、空振り。ここまで、ベガルタの積極的な攻めが目立つ。

7分、鹿島中村の振り向き様シュート、シュミット正面も危ない。その後、平岡のロングボールに匠が走り込むが、もう一歩。8分、クリスランが左ワンタッチで、裏に走りでた匠に出すがオフサイド。鹿島も昌子のロングボール、流れる。9分、茂木のクロスに、石原のシュート性クロスの折り返し、菅井がヘッドで狙うが、枠外。11分、藤村のロングボールに石原、もう一歩。12分、中央でのクリスランのポストプレーから、右の石原がドリブルも決まらず。

13分、鹿島に回され、右からのシュートはシュミット。14分、平岡から藤村のパスがミス、拾われて、侵入されフリーもハンドで助かる。16分鹿島エリア右奥30mでフリーキック。三田がグラウンダーのキックで出し、サインプレー狙うが、決まらず。この間、山本にイエロー。19分、鹿島にパスカットから、スルーパスを出され、土居のシュート、シュミット反応し、弾き出す。左コーナーを与え、シュートされるが枠外。

その後、中央で藤村がキープして、バックパスしようとしたところを、後ろからボールを奪われる。22分、三田がドリブルから持ち込むが、囲まれる。23分、匠とクリスランのワンツー、クリスランのライン際のパスは、ラインを割ることなく、匠が追い付き、クロス。石原のヘッドはもう一歩。きまれば鮮やかな展開だった

しかし、24分、ゴールキックを受けた西が、するすると上がって、中央で平岡をフェイントでかわすとフリー、狙いすましたシュートを決められ、先制許す。先に失点して、動きが硬くなるベガルタ。27分、茂木から匠へのパス、もう一歩。28分、山本にGKとDFに間にパスを通され、金崎が猛然と突っ込んでくるが、枠外。30分、鹿島の縦1本に、中村がフリーで侵入、石川が後ろからのスライディングで、ひっかけてしまい、PK献上。金崎のPKはシュミット読んだが、ぎりぎりに決められ0-2

相手の裏へ動きに翻弄され、簡単にフリーを作ってしまうベガルタ。失点すると踏ん張れない。33分、茂木のクロスからコーナーをゲット。左コーナーは茂木が蹴る。クリスランのヘッドはもう一歩。34分、鹿島に回されるが、山本のクロスはミス。茂木のパスからクリスランがシュートも、ブロックされる。35分、鹿島のカウンターから中村に侵入されるが、シュミット抑える。

36分、石原のキープから、左の匠へ。シュートは打てず。鹿島の寄せが厳しい。ベガルタは左サイドからの攻めに偏る。40分、ベガルタエリア左40mで鹿島のフリーキック。さらに中央35mでフリーキック。永木のシュートは枠外。42分、匠とクリスランのパス交換から、最後はクリスランのシュート、ブロックされる。

そして43分、左サイド遠藤から中央の土居へ。土居がタメを作りながら落とすと、遠藤がダイレクトでグラウンダーのシュート、決められ0-3。ベガルタが寄せに行けなくなったところで、鹿島選手のキープ力、ドリブル、決定力の差を見せつけられ、前半だけで3失点。勝負を決められた。

後半。
3点差ということで、茂木に代わり永戸、藤村に代わり、前日まで体調不良だったという富田を入れる。前からプレスも出て、積極的になったベガルタ。開始早々、コーナーを得る。今度は左コーナーも三田が蹴る。石川の折り返しヘッドに、菅井がバイシクル狙うが、空振り。さらに、その後、クリスランのクロスに、石原?のヘッド、合わず。

4分、三田がプレスしてボールを奪い、ドリブル前進、コーナーを得る。三田の左コーナーのキックは、クリスランにどんぴしゃ。昌子に競り勝って、ファーサイドにヘッドが決まり、1点返す。たとえ大きくビハインドでも1点ずつ返していく、これ大事。クリスランは水曜のレヴァン杯に続くゴール。いよいよ乗ってきた。

5分、鹿島回してのパス、流れる。6分、鹿島の右クロス、クリア。7分、クリスランにキーパーチャージでイエロー。しかしVTRで見ると、かすってるだけ。曽ケ端の演技賞か。9分、左フリーキックを得る。決まらず。10分、鹿島のカウンター、金崎がシュート、コーナーを与える。これはしのぐ。13分、小笠原にイエロー。15分、三田のサイドチェンジから匠がシュート、コーナーを得る。決まらず。

17分、中村がキープからのシュート、バーの上。途中触ったかコーナーを与える。キッカー遠藤もしのぐ。この辺りから再び鹿島がボールを回し出す。19分、ベガルタエリア前、クリアし切れず、ボールは遠藤の足元へ。遠藤のシュートにはシュミット反応するが、コーナー。これをしのいだベガルタがカウンター。クリスランから石原の落とし、シュートもコーナー。コナーから石川が頭で合せるが、キーパー正面。

19分、大岩が上がってクロス。決まらず。21分今度は、鹿島の永木がキープ、遠藤のシュートは枠外。20分、永戸のクロスから左コーナーを得る。こぼれを石原シュート、枠外。24分、永戸のロングスローから平岡のヘッドは枠外。25分、佐々木匠に代わり梁が入る。26分、土居に侵入され、倒すが、ノー・ファール。危うくPK献上。

31分、ベガルタのカウンター、大岩と菅井のワンツーからクロス、中央でクリスランと石原かぶる。しかし、これでコーナーを得る。コーナーからのこぼれを石川がジャンピングボレーも、わずかに枠外。33分、鹿島のコーナー。これはクリア。34分、鹿島の中村の侵入からクロス、これを土居がフリーでシュートも枠外。危なかった。

35分、金崎に代え、ペデロジュニオールが入る。38分、ベガルタがカウンター、菅井のクロスにクリスラン、ヒットせず。39分、大岩から永戸のクロスはキーパー。40分、鹿島小笠原に代わり三竿が入る。41分、ベガルタ右サイドのスローインからキープされ、コーナーを与える。これは守る。44分、梁のクロスに菅井のヘッド、キーパー。さらに永戸のロングスローも、シュートは打てず。

追加時間1分目、三田がパスカットからカットイン、右足でのシュート、クリアされる。その後、鹿島のカウンター、ペデロに一気にドリブルで持ち上がられ、石原が懸命に追うがかわされて、シュートを決められ1-4。その後もペデロのシュートされるが枠外。結局1-4で試合終了。


攻撃では、クリスランのポストプレーなどで、いい形ができつつあるが、守備の連係と寄せの悪さはまだまだ。まずは失点上等で。下を向かず修正を。


シュート数:11-16、CK:8-6、FK:16-10 得点:クリスラン (鹿島)西、金崎(PK)、遠藤、ペデロジュニオール  警告:石川直樹、クリスラン (鹿島)山本脩斗、小笠原 主審:東条穰 入場:13,159人