田中 ソアレス
(中島)(中原)
梁 関口
富田 斉藤
田村 渡辺 エリゼウ 菅井
(永井)
林
サブは、桜井、千葉、永井、中原、中島。マルセロ ソアレスが初先発。怪我で出場が危ぶまれた梁も結局フル出場。甲府は森田、マラニョン、金の3トップ。
彼岸も過ぎたというのに、試合開始前からみぞれ混じりの雪が降続け、靄って遠くが良く見えない宮城スタジアム。気温0.7度。屋根があっても、雪が吹き込んでくる。オレンジボールを使用。
7,154人とは、いつ以来だろう、近年にない少ない入場者数。それでも、どんなに寒くても、閑古鳥でも、試合が熱くなっていれば、それでいいのだが・・・寒い試合に、心もかじかんだまま。
たしかに、コンパクトにワンタッチでパスをつなぐ場面も多々あった。セットプレーやコーナーのチャンスもあった。手を抜いてプレーしているわけでもない。
しかし、何かゴールになだれこむような、早いタイミングでダイレクトでシュートを狙うような、思い切りの良さがない。
攻撃では、慎重になり過ぎ、守備では逆に、ギャンブル・プレーと、ちくはぐ。スリッピーなピッチにもかかわらず、セーフティな切るプレーより、ノールック・クリアとか、危険なバックパスを選択。相手のプレスもあったには違いないが、何かプレーが寸断され、リズムが作り切れないまま時間が経過。
互いに決定機がほとんどなかった前半。後半も同じような展開で、スコアレスドローで終わってしまうような気がしてきた、後半16分、ベガルタが攻め込んだ後の甲府のカウンターで、エリゼウがボールのイレギュラーに対応できず、裏を取られ森田にフリーを許す、これを落ち着いて決められ、痛恨の失点。
今日もこれ以外の守りでは、強いヘッドで相手の攻撃を跳ね返し、シュートも至近距離では、あまり打たせていなかったエリゼウだけに、残念。
ベガルタは攻撃でも、有効な崩しがあまりできず。たまのチャンスも2列目の選手が、シュートをためらったり、ソアレスの空振りもあったりして、得点の匂いがしてこない。結局1点を取り返すこともできず。今季初の敗戦。キンキンに冷えたスタジアム。さすがに4試合で2得点は寂しい。
前半。
試合開始早々、中央で田中が落として、左サイドのソアレスへ。ソアレスが右サイドの関口にサイドチェンジすると、関口がシュート、キーパ正面。出だしは流れがいい。甲府も早めにミドルシュート、林がこぼすが、すぐに拾う。雪が降り続けるスリッピーなピッチでは、どんどんシュートを打ってこぼれを狙うべきか。3分までは蹴り合いでボールが行き来する。
5分、左サイドを梁がドリブルで持ち上がり、センタリング。ソアレスあわせようとするが、DF。甲府は左サイドのマラニョンが、ボールをためて攻め上がってくる。菅井やエリゼウが対応、中には入らせない。中盤のせめぎあいから、ややベガルタが押し気味の序盤。しかし、なかなかシュートまで行けない。8分、ソアレスが相手に当てて、コーナーゲット。練習で足打撲の梁に代わり関口が蹴る。しかし甲府も中央は固く、合わせられず。
11分、ソアレスが背後からボールを奪い、エリア内中央の梁へ。しかしファールを取られる。相手のファールにも見えたが。14分、甲府が右からいいクロスを入れる。通るが、オフサイド。16分、甲府秋本にイエロー。相変わらず、後ろからの危険なタックルが多い甲府。18分、左サイドでベガルタがクリアミス、裏を取られてえぐられる。センタリングを中央で頭で合わせられるが、バーの上。危ない。
ピンチの後はチャンス。20分、斎藤が縦に放りこみ、相手キーパーとDFが交錯、ハンブルするところを、ソアレス詰めてボレーを狙うが、空振り。決定的。詰めるところまでは良かったが、決めてほしいところ。直後、ソアレスのキープから、エリア左隅いた斎藤がカーブをかけたシュート、わずかにバーの上。さらにスルーパスに裏に抜けたソアレス、もう一歩。22分、今度は甲府がベガルタゴール前でボールを回し、早めのミドルシュート、バーの上。
24分、甲府がベガルタエリア右奥で、フリーキック。こぼれ球を、中央からフリーでシュートされるが、わずかにバーの上、危ない。27分、甲府がコーナー。28分にも、ベガルタゴール中央30mのフリーキックと甲府が攻勢。大西の直接シュートはバーの上。ここまで、ベガルタは何回か攻め上がるが、甲府の、中盤でのプレスやスペースを消す動きに、途中でスピードダウンしてしまう。
30分、ベガルタがコーナーのチャンス。こぼれ球をエリア外から田中がシュート、弾かれ、またコーナー。今度はボールが、エリア内でこぼれるが、DFに詰められ菅井、押し込めず。32分、エリゼウがパスカット、カウンターで田村が上がるが、倒され、フリーキックを得る。相手エリア左隅奥30mフリーキック。これも関口蹴るが、ファーで合わず。34分、ベガルタが放りこみ、キーパーがパンチングのミス、ボールが後ろに抜けて、真っ直ぐ飛べばオウンゴールか、と思われたが、枠外。この際、なんでもいい。
36分、マラニョンに抜かれかかるところ、エリゼウが抑える。39分、ベガルタが相手ゴール前でボールを回し、エリア右にいた富田にシュートチャンス、しかしトラップしているうちに詰められる。さらにボールをつないで、最後は田中のヘッドもキーパー正面。43分、ソアレスが股抜きから、サイドをえぐって中央の梁へ。トラップしてると詰められる。44分、相手のボールをパスカットし、ソアレスが反応して相手のライン裏を抜けるが、もう一歩。ロスタイム、甲府にいいクロスを入れられるが、中央で交錯、甲府のファールとなり難を逃れる。そのまま、スコアレスで前半終了。
後半。
3分、ベガルタが右45度、35mのフリーキックのチャンス。菅井がヘッドであわせるが、クリアされコーナーゲット。8分にも左エリアでフリーキックのチャンスを得るが、中央でシュート打てず。後半は梁がキッカーか。9分、甲府が早めのロングシュート、大きくバーの上。これは助かる。ベガルタ、ワンタッチでボールを細かくつなぎ、攻め入るが、シュートまで行けず。甲府は疲れからかミスが出始める。11分、関口が左サイドをえぐって、上がった田村に戻し、田村が左45度からのミドルシュート、枠外。
12分、甲府がコーナー。この守備でソアレスがイエローを貰う。早くも今季2枚目。その後、クリアが中途半端なところをつかれてシュートされるが、林が抑える。15分、甲府が攻撃、中央で落として、左45度から、すかさずシュートされるが、枠外。16分、ベガルタが相手ゴール前で回して、クロスを入れるがキーパー。その後、甲府がカウンター、エリゼウが背走して、追いついたかに見えたが、ボールを見失い、背後の森田にフリーでパスが通る形になり、シュートを決められ失点。
ここまで決定的なシュートをさせていなかっただけに、痛恨のミス。18分、ベガルタもカウンター。菅井のパスに、エリア内でDFを背負ったソアレスがバックヒールで決めようとするが、弾かれる。19分、ソアレスに代わり中原入る。21分、早速富田?のスルーパスに、DFの間を抜けた中原がフリーで追うが、キーパーに詰められる。コーナーゲット。しかし弾かれる。逆にカウンターからフリーでの侵入を許すが、何とかクリア。22分、田中に代わり中島入る。
25分、ベガルタが相手ゴール前でボールを回し、最後は左からクロスを入れるが、中央でファール取られる。28分、ベガルタのカウンター、クロスボールがこぼれたところ、最後は中島がノーステップのシュート、しかしヒットせず、枠外。33分、梁のクロスに、裏とりかかるが、コーナー。34分にもフリーキックのチャンス。しかし合わない。38分、相手陣内に攻め込み、菅井のスルーパス、富田がスルーして、背後の中原シュートも、ふかす。流れはよかったが。
39分、田村に代わり、永井が入る。3バックというより2バックのようになる。その後、クロスボールに中原が飛び込んでいくが、交錯。倒されたかに見えたがノーファール。42分、エリゼウのロングボール放りこみ、中央でヒットせず。このあたりから、菅井なども前に張り、中盤省略に。相手も引いて蹴返す。ベガルタは組み立て直そうと、しばしばバックパスを使うが、濡れたピッチでボールが止まったりして、攻撃が遅れ、スペースをふさがれてしまう。次第に時間がなくなる。
ロスタイムは4分。ベガルタが前がかり、相手ゴール前でボールを回し、富田がエリア隅でシュートチャンス、しかしパスの出しどころを探り、打てず。
結局、内容的には拮抗、むしろ押し気味だったが、1点が取れず、試合終了。今季初黒星。みぞれ混じりの雪は最後まで降り続いていた。
連係いまいちでも、ソアレスでためを作った場面が何度かあった。ファールは困るが、守備も少ししていた。ただ、もっと強引にシュートに行ってもらいたいところ。田中も試合に慣れてきたところ。FWにはチャンスを与えてほしい。梁が怪我で本調子でなかったこともあり、曽我部などをベンチに入れておいてほしかった。エリゼウのミスは痛恨だったが、これまでも今日も、何度も救われている。気持ちをチェンジして、次の試合でがんばって貰いたい。
シュート数:9-12、CK:7-2、FK:17-18 得点:(甲府)森田 (警告)ソアレス (相手)秋本、杉山、美尾 (主審)井上知大