JFL97前期観戦記

[97前期][97後期]
期日 対戦相手 開始時間 スコア 会 場
1 4月20(日) NTT関東 13:00  0-3 宮城陸上
 ハートを強く持て!ボールを貰いに行け!闘いはこれから。
完敗です。スピード、テクニック、ゴールへの意欲すべて負けていました。4分、25分にはサイドからえぐられ、44分にはクリアミスからどフリーにされ、易々と3点目を許してしまい、前半で勝負がついてしまいました。アンテとリティのきれの無さにはがっかり。
 後半も守りに入った相手をほとんどくずすことができず、特に個人技に関してはほとんど全員が重い感じ。思いきった選手起用が必要かもしれません。
2 4月26(土) 大分 12:00  2-1
延長Vゴール
佐伯
 とりあえず速報。
延長前半7分斎藤のヘッドが決まってVゴール!とにかく勝点2をゲット。
前半0-0から後半11分千葉泰がゴールするも、23分に追い付かれ、延長戦へ。
やっと夜が明けた。おめでとうブランメル。(東北放送ラジオより)
3 5月4日(日) 徳島 13:00  2-0 宮城県
 連勝しました。相変わらず体の重いブランメルだったが、相手の決定力不足にも助けられました。前半21分、相手のクリアミスを草野が押し込んで先制。がぜん動きがよくなり、35分ビングの鮮やかなセンタリングをアンテが「真空シュート」。ほとんどボールにさわらないのに入ってしまった。これで彼も自信が出てきたか、その後の動きがだいぶ良くなった。
 後半相手が10人になってもう2、3点欲しいところだったが、現時点ではまず勝ち点3ゲットで良しとしよう。攻めのリズム、形もできてきた。収穫はシュミット。守りにオーバラップに今後も期待できる。ルーキー斎藤のテクも期待できる。
 リティのいない今日の試合だったが、よほどリティの調子が良いのでなければ、シュミットを使ってもらいたい。中盤のコントロールとセンタリングはビングに任せられる。DFは相変わらず、今ひとつ。相手に持たせすぎ。また不用意な横パスも多い。でもとにかく体を張って完封した。次の試合も完封大量得点を狙ってほしい。
4 5月11日(日) 西濃運輸 14:00  2-1 宮城県
 もやもや。下位チーム相手に活気のない試合。前節で動きまくっていたシュミットは、ベンチにも入れず、スタンドで観戦。なぜ?
 大丈夫かーと思っていたら、案の定、8分にアンテが先制したものの安心してだらだら試合になり、20分過ぎには中央を一人で持ち込まれ同点にされる。これでさらに動きに精彩がなくなり、場内に嫌なムードがただよう。あまりのふがいなさにハーフタイムには、サポータ席からブーイングが出る。
 後半草野に変えて水内が登場、そこそこ攻めむが決め手がなく、90分、相手ゴール正面でもらったフリーキックを千葉泰が直接ゴールしてなんとか勝ち点3にした。次節から上位と当たるが、この試合ぶりでは厳しいぞ。ボールに向かっていかないアンテについても、そろそろ決断すべきかも。
5 5月15日(木) 川崎 19:00  0-3 等々力
 残念ながらなすすべなしだったらしい。30分ベッチーニョ、34分向島、84分ムタイルにやられた。(NIFTY より)負ける時も必ず点はとっておいてほしいのだが。アンテ、真中が怪我で退場とのこと。会社の経営も苦しいが、資本は体だ!?
 次節は必ず勝つ!勝つんじゃないかな。勝ってほしいな。走れシュミット、放りこめヤス!真中を冷やせ、てか。
6 5月18日(日) 札幌 13:00  0-1 宮城県
 首位のコンサドーレ相手に善戦。今日のブランメルは動き自体はよく、札幌の強力な攻撃陣を全員の守備で何とかしのいだ。その点は評価できる。斎藤、山路、シュミットのガッツあるプレイもあった。相手も本調子ではなかったと思うが、押されながらもカウンターから時々チャンスを作り、あと一歩の攻めもしていたと思う。(真中、アンテ、リティ、阪倉は欠場)

 しかしビンクが前半で故障し、サイドからの攻撃があまりできなくなってしまった。そして、最後は決定力の差。75分、逆サイドへ振るぺレイラからのパスをセンタリングされ、バルデスに頭で決められる。・・・仙台には彼のような、DF を引きずってでも決められる選手がいない。だからスピードが欲しいのだが。しかし、破れはしたが、光は見えてきた。今日のような動きに、スペースを広くとったサイド攻撃が加われば、戦えるはず。
7 5月25日(日) 東京ガス 14:00   0-5 江戸川
 新戦力のドゥバジックもどうしようもなかったか。大敗。蓮見にハットトリックを決められたもよう。(NIFTYより)自殺点も1点。負け試合でも得点がぜんぜん上げられないことが寂しい。意地でも1点返しておく精神力を期待したい・・・無理かあ。来週はホームスタジアムのこけら落とし。とにかく点をとって、プロの意地を見せてくれ。複数のTV報道によるとエルスナー監督が辞任する意向とのこと。やむなし---と思ったら取り敢えず続投だって。苦しいからこそ応援が必要です。とりあえず仙台スタジアムへ、見学でもいいから?来て下さい。来られない人はファンクラブ(会社の)へ入ってたもれ。
8 6月1日(日) 本田技研 14:00  1-1 PK3-4 仙台
 仙台スタジアムこけら落としの試合。ゴール裏のサポーターの気合いも場内に響き、いつになく会場一体の応援。1万人を超えるサポーターの前で、選手達は精一杯がんばったと思う。はっきり言って現在のブランメルは非力である。それでも、互角の試合ができたのは、12番目の選手がいたから。

 前半10分いきなりチャンス。草野センタリングが入ったかに見えたが、ノーゴール。その後は攻められながらも、守り切る。草野と大倉ははけがで中村、高田と交代。後半早々48分、バックパスを奪われ、フリーを許し1点とられる。しかし、ここからがこれまでの試合と違った。スタジアム一杯に広がる声援とサポーターの太鼓がこだまし、選手達も、体を張ったチェックでボールを奪い、30分過ぎからは怒涛の攻め。もう一歩まで本田を追い詰めた。

 途中、千葉泰までが古賀と交代してしまったが、これが良かったか、攻めにスピードが出てきた。本明、シュミットが果敢にボールを奪いに行く。そんな中、水内がキーパーとの1対1をはずしたのが悔やまれる。それでも、終了直前、89分ドゥバジックが、ゴール前の混戦から同点ゴーール。場内総立ち!しかし同時に2枚目のイエロー(広告看板を越えた?)で退場。延長戦は10人での戦いとなる。ここでも、疲れている中、よく頑張ったと思う。PK戦で敗れたものの久々にプロの意地を見た試合だった。
 悔しい試合でした。でも応援があれば、選手も120%の力が出るのことが分かりました。ブランメルを強くできるのは、皆さんだけです。どうかサッカー場で応援してください。
9 6月7日(土) 鳥栖 18:00  1-2 鳥栖
 NIFTYの天下盗り匠さんによると、「前半は7:3で鳥栖。終了間際、阪倉が上村を後ろからつかんでPK。後半は、仙台が支配するも、鳥栖のカウンターからの逆襲を許す。ロスタイム、どさくさで斎藤がゴールを決める」とのことです。メンバーはFWに草野の代わりの大倉が入り、ビング、吉田が出場。両サイドがシュミット、小杉なだけにサイド攻撃が期待されたのだが。前期残り試合は全勝と行きたいです。
10 6月14日(土) 山形 14:00  1-3 宮城県
 集中力を欠いた選手は哀れだ。まだ日程の3分の1過ぎただけなのに、消化試合のようだ。サポーターはファンは何を見ればいいのだ。
前半35分にアンテのバックパスをマルキーニョに奪われ先制される。前半はほとんど山形にせめられぱなし。シュートすら打てない。後半少し攻守が早くなり、ラストパスまでは何とかだせるようになる。60分シュミットのセンタリングを大倉がヘディング、こぼれたところをアンテが押し込む。しかしわずか1分後、山形の素早い攻めについていけず、勝ち越される。ここで体力のないブランメルはもうあきらめムード。
 期待の中村は退場するわ、怪我人のためのボール交換をアンテがゴール狙いにいくわ、スロボタンは絶好のフリーキックを相手にパスするわ、目をおおいたくなる内容。ロスタイム、けがの山路かわって(ここでのベンチの反応が遅い)出た吉田がペナルティエリア近くで、ボールを持ちすぎ(いつも彼はそうだ!)、奪われ、慌てた阪倉がPK献上。ジ・エンド。監督と選手、そしてアンテに対するの他の選手の不信感が見えた。これから暑くなる。限界だ。リティを監督にでもして、若手中心のチーム作りに方向転換するしかない。
11 6月21日(土) デンソー 18:00  0-1
延長Vゴール負け
刈谷
 延長後半14分Vゴール負け。PKを松永が止めたりして流れを作ったかに見えたそうだが・・・点がとれない。シュートが3本!?もう、なアンテと言っている場合ではない。DFは変えようがないが、使えないFWは、この際いろいろ若手を使ってみるべきでしょう。
12 6月29日(日) 甲府 13:00  2-0 宮城県
 とにかく勝った。七三位で押されながら、甲府の決定力不足に助けられた。今日も我がブランメルは足が動かない。片サイドしか使わない。それでも43分、相手バックの裏にドゥバイッチからのパスが通り、大倉が慎重に決めて先制(その前にごっつぁんゴールをはずしていた)。重苦しいムードが少し晴れる。
 後半56分相手が一人退場になり、ここから怒涛の攻めかと思いきや、甲府の早い攻めにしばしば危機を招く。後半出場の中村と本明が時々、相手ボールを奪いにいくものの、その他選手は見物が多い。また逆転されそうな雰囲気の中、89分、中村からのきれいなセンタリングが大倉に通り、ヘッドで決めて2点目。
 久々、ビンクが登場、アンテは2本もヘッドにあてた。ドゥバイッチと阪倉は、だーれもいないところにパスを出す練習ばかりしていたが、DFも時々生きのいいのにチャンスを与えるべし。こんなチーム状態なのに2千人「も」、観客が来ている。3桁しか来ないチームのある中、観客動員は常に上位なんだから、選手も恥ずかしくないプレーをしてね。
13 7月6日(日) 福島 14:00  0-1 郡山
 暑い郡山。日陰のスタンドでも蒸し暑い。ピッチでは40度位にはなっていたのでは。意外にも団体とおぼしきブランメルサポーターが200名位いてゴール裏と連携。さて、前半は、中央付近でお互いさぐりあいというか、ダレた感じの試合運び。双方点を奪いに行くという迫力を感じない。フォワードがボールを持ち切れず、サポートがないので、お互いにほとんどシュートがない。途中、松永の出たところを狙われたループシュートがポストではじかれ、「今日はツキがあるな」と無理やり自分を励ます。
 後半、急に動きが早くなり一進一退。シュートも出始める。せっかく相手をくずした決定的チャンスを、アンテ、中村などが次々に逃していく。そしてブランメルはいつもの悪いパターン。バックはボールを持ち過ぎ、相手に当たりにいくMFがいない。ついに75分、ゴール前での福島のしつこい攻撃に松永もおさえきれず失点。残り10分中村、アンテを交代させても、代わった中島、高田が機能せず、ジ・エンド。
 今日の収穫は本明のみ。相手ボールを果敢に奪いに行き、運動量もあった。一方アンテがひどい。再三いいパスを受けながら、いつもアンダンテ。ルス監督は残り10分で替えたが、もっと早く替えて、若手にチャンスを与えましょう。今はアンテより見劣りしても明日につながる。
14 7月13日(日) 水戸 14:00  1-0 仙台
 チーム状況が悪い中、8千5百人動員。なんてやさしいサポーター。さて、今日の先発にアンテがいない。これなら勝てる・・・彼には悪いがそう確信したのだが(高田純、千葉直樹、中村が先発出場)。結果は、後半出場した彼のシュートでからくも勝った。
 現在全敗中の水戸も今のブランメルなら勝てると思ったのだろう。基本に忠実な早い寄せ、詰めで、しばしばブランメルゴールを脅かす。前半だけでDFの裏をとられた、決定的な場面が三度もあった。当方のシュートは2、3本。攻めあぐむ。
 後半ぴりっとしない高田に代えてアンテ登場。あいかわらずの動きだけど積極的なサポートはしていた。それにしても、攻めのパターンが、いつものセンター付近からゴール中央への縦ぽんワンパターン。そして戻りが遅いところをしつこくつかれ、たびたびどフリーを許す。えーまさか延長戦と思っていた87分、それまで右を見向きもしなかった山路が、ようやく斎藤(ビンクに代わり出場)にパス、斎藤がスピードに乗ってゴール近くからセンタリング、アンテがなんとか反転してシュートそしてゴール。
 凡ミスの多い試合だった。水戸のシュートミスにはお礼をいうとして、大倉のごっつぁんはずし、ビンクのラグビー式タックル、敵への的確なパスなどプロのレベルではない。泥臭く勝ちはしたが、若手はもう少し球際に強くなってほしいし、サイド攻撃も少ない。こんな状態でも8千人以上のサポーターが見に来てくれるのだから、選手もさらにプロらしい姿を見せて欲しい。
15 7月20日(日) ジャトコ 14:30  2-2
 PK4-1
富士
 NIFTYの情報によると、後半57分本明のボレーで先制、61分大倉からのセンタリングをアンテがヘッドで決め2点目。これは連勝かと思ったら追い付かれ、延長戦へ。警告を結構もらい、PK戦へ。4-1でからくも勝ち点ゲット。今日はビングに代えてシュミット、千葉直樹、斎藤先発出場。後半アンテに代えて高田、それに中島も出場したもよう。先週に続き若手路線にはなりつつある。
 それにしても、前半戦は得点が極めて少ない。爆発的得点力がないので、とったらとりかえすゲームがなかなかできないのが、つらいところ。後半戦は根子や松村などいろいろ出してみて欲しい。