WE21節:マイナビ仙台レディース 0-6 INAC神戸、被シュート30本、最終節に意地を

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2024-25WEリーグ 21節 5月11日(日)14:03 マイナビ仙台レディース 0-6 INAC神戸 ノエビアスタジアム神戸


津田Y

茨木 中島 美和
(遠藤)   (大西)   
隅田 江崎
(にいな) .
高平 西野 長船 國武
      (吉岡)      
横堀

GK横堀、2試合連続スタメン

サブは、齋藤、吉岡、岩城Y、大西、遠藤ゆめ、佐藤にいな、後藤。佐々木里緒は欠場。

INAC神戸は、GK大熊、DF井出、太田、三宅、土光、MFパオラソルデヴィラ、山本摩也、成宮、水野、FW愛川、カルロタスアレス。高瀬、桑原、久保田、カルラモレラは、ベンチスタート。




優勝争い中の強豪、INAC神戸相手とはいえ、0-6は屈辱的なスコア。

勿論、一番悔しい思いをしてるのは選手達。

見るのも辛い映像だったが、何とか見直してみた。

今期も残り1試合。最後は何とか意地を見せて、連動した動きを意識、点を取り、勝ってほしい。

最終節について、アイデア書き連ね。

GK横堀好セーブ5本も、シュート30本を浴びる

この試合も、前・後半の頭10分位は、リズムよくつないで、相手ゴール付近まで運ぶ時間帯はあった。

去年までは、普通にボールをつないで、チャンスは作れていた選手達。

今は、攻勢の時間が少ない上に、枠内シュートまで持っていくなり、勢いの出るプレーで終れないのが辛いところ。

この試合、シュートは3本となっているが、江崎と遠藤ゆめの、ちょっと厳しい態勢からのミドル2本と、終盤、高平からのクロスの中島のヘッド(これが一番可能性あった)で、いずれも枠外だった。


後半も、3点リードされながら奮起、攻め込む時間もあったが、前半は多少コンパクトにできた布陣が、次第に大きく間延びして、セカンドを回収しづらくなった。

攻め上がった時も、ペナ付近での人数が足りなくて、相手は守りやすくなってしまった。


開始2分で失点したのも痛かった。

マイナビ仙台の選手も、それなりに奮闘しているのだが、こぼれ球、浮き球への寄せが半歩、一歩遅れてしまう。

怪我上がりの選手が多いのも、影響しているのかもしれないが、ここは詰めていく必要がある。

シュートコースをDF陣が塞げないので、神戸のシューターは落ち着いて、ゴール隅を狙って、決めてしまう。

前半だけで17本、計30本のシュートを浴びた。

その中で、新人GK横堀が、ファインセーブで5本は止める奮闘を見せたのは立派だが、フリーで打たれるのがほとんどでは、防ぎようがない。


最終節、若手でスタートを

残り1試合になったが、引退する選手もいるし、最後は笑って終れるような試合を目指したい。

この神戸戦で、前期のレギュラーで、3点ずつ取っている遠藤ゆめ、大西が、なぜ後半からのスタートなのか分からないが、コンディション悪くないなら、スタメンで勝負すべきと思う。

今の状況で勝機を見出すれば、先制点が必須。

チームとしてリズムが作れる序盤で、一気に仕掛けていくしかないと思う。

佐々木里緒が怪我なのかどうか、欠場だったが、最終節に出られるなら、遠藤ゆめ、里緒、右は吉岡、大西で勝負しよう。

そこでやれるだけやって、あとはベテランに託して交代すればいいと思う。


江崎トップ下、中島ボランチで勝負を

最終節だけでも、選手に勝利の喜びを味わってもらいたく。

チーム随一の運動量を誇る江崎だが、本人も発言している通り、球際のキープやパスの展開力では、まだ力不足の点がある。

今は、中島をトップ下に置いて、攻撃を中心に自由に動いて貰うという戦術のようだが、まだ、中盤で江崎が動いても、ボールを展開するまで至らず、隅田との距離が離れて、中盤のつなぎがあまりできていない

空いたスペースに走り込まれて、苦戦となっている。


そこで、中島をボランチに戻し、隅田とのコンビで、中盤をなんとか作って、江崎はトップ下へ。

江崎には、運動量を活かして、津田の周りを走り回らせた方が、まだ、チャンスを多く作るれるような気がする。

両サイドからは、遠藤ゆめまたは高平や、大西で攻め込む。


江崎の守備の負担を減らし(勿論プレースバック有)、少し自由に、攻撃でスペースに走り、津田に出したり、自分で狙うのもいい。

石巻で試合を見た時、何とかボランチとして育てようという事なのだろう、監督は非常に細かく、江崎の立位置の修正をしていた。

その方針からすると、実現可能性は低そうではある。

残り1試合で、急に変えられるか、というのもある。

それでも、走り回る江崎に"自由度"を与えて、起点は、ベテラン中島と隅田とのコンビに任せ、なんとか中盤から展開し、両サイドや、江崎-津田でチャンスにつなげて貰いたい。




前半
⚽2分、神戸、左から右へ展開、右でフリーの土光のシュートで0-1。

⚽17分、神戸、中央の縦パスを愛川が受けて、長船と西野間を抜け、ゴール、0-2。

⚽32分、神戸、フリーキックのこぼれを拾った成宮のゴールで0-3。

マイナビ仙台のシュートは1本、神戸は17本。


後半
マイナビ仙台3枚代え。國武に代わり吉岡、佐々木美和に代わり大西、茨木に代わり遠藤ゆめが入る。
神戸は、DF三宅に代わりFW桑原入る。桑原はDFに入る。


⚽18分、神戸、愛川がペナ前で左に流れシュート、ゴールで0-4。

⚽21分、神戸、左からのロングスロー、クリアしきれないとことろを、水野のゴールで0-5。

22分、神戸、FWカルロタスアレスに代わり髙瀬が入る。

28分、神戸、山本に代わりカルラモレラが入る。

33分、マイナビ仙台、隅田に代わり佐藤にいなが入る。

37分、神戸、水野に代わり三谷、愛川に代わり久保田が入る。

⚽40分、神戸、カウンターから三谷がえぐってのクロス、ライン裏でワンタッチのカルラモレラののゴールで0-6。



シュート数:3-30  CK:2-9  FK: 10-13  得点:(INAC神戸)土光真代、愛川陽菜2、成宮唯、水野蕗奈、カルラモレラ  警告:なし  主審:木村琴美 入場:2,287