WE04節:マイナビ仙台レディース0-4大宮V、アクシデントからバランス、連携が乱れ大敗

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WEリーグ2022-2023 4節 11月26日(土)13:04 マイナビ仙台レディース 0-4 大宮アルディージャVENTUS ユアスタ仙台


ブラトヴィッチ
船木    矢形
(後藤)   (茨木)
中島  宮澤
隅田
(西野→松永)
高平 市瀬 國武 楓
(万屋)     
松本

サブは、齋藤、万屋、松永、茨木、西野、猪瀬、後藤。

大宮Vは、GK望月、DF有吉、乗松、長嶋、鮫島、MF林、五嶋、仲田、大熊、FW井上、高橋美夕紀。山崎、村上、上辻、坂井はベンチスタート。

開幕3連勝のマイナビ仙台レディースは、ホーム・ユアスタ仙台に、前季では負けていない大宮アルディージャVENTUSを迎えての第4節。

今季これまで苦しい展開ながらも失点を抑え、最後は、決定力を見せて勝ってきたマイナビ仙台Lではあるが、この試合は様相が違った。


まずは、前半早々での、ボランチ隅田のアクシデント。

開始3分ごろから、左腿裏を気にしだし、プレーは続けていたが、6分でピッチ外で動けなくなる。
結局8分に、急遽西野と交代。

これまで、攻撃重視で、MF中島、宮澤が自由に動くことで相手を攪乱し、得点につなげてきたが、その陰で、ルーズボールやシュート・ブロックと、危険地帯で、DF陣、GK松本と共に抑えてきたのが隅田。

今季は、当たられても簡単に倒れず、キープ力を高めて、視野広く攻撃の起点にもなっていた。

その隅田が、早い時間で退場し、急遽西野が入ったものの、試合に入れず。

さらに、大宮Vで、高橋の背後から飛び出す、曲者、井上綾香を抑える役割が、誰なのか曖昧になって、再三裏を抜け出されて、失点につながった。

大黒柱の隅田の早い負傷退場が、チームに動揺を与えていた面は否めない。


また、大宮の守備が等間隔のラインで、スライドを規律高く行い、中央を固めて、シュートさせて貰えず。

さらに前線の高橋や井上、五嶋らのプレスで、マイナビ仙台Lが、ボールを持ってはいても、中々前に運べなかった。

そして、4失点は、五嶋、高橋、井上、ほぼこの3人でやられている。

ラインを上げているので、裏を狙われるの仕方ないが、せっかくDF陣が帰陣しても、PKを気にしてか、シューターへの寄せが甘く、易々と打たれているのが、気になった。

攻撃では、マイナビ仙台Lがプレスをかけていっても弾き返され、先制された後は、マイボールでも、すぐに囲まれて、中々仕掛けることができず、シュート7本とはいっても、崩せたのは皆無。

一番惜しかったシュートは、前半41分の中島の左コーナーキック。直接枠内方向でオウンゴールになりかったところ、ぎりぎりクリアされた。

その他のシュートは、遠目の無理筋が多く、可能性は低かった。

パスの連係が乱れ、得意の矢形の抜け出しも合わず、不発。船木得意の仕掛けも見られなかった。

早い時間での立て続けの失点の動揺もあったのか。

それでも、左サイドの高平は、大外に開いてクロスをフリーで上げるチャンスが、何回かあった。

フリーだったので、何回かは、そのままペナ近くまで仕掛けても良かったような気がする。遠目からばかりだと、どうしても精度が落ちるし、大宮ががっちりと中央を固めていたので、引き出す必要があった。


マイナビ仙台Lは、後半、市瀬をボランチに上げ、西野をCBに下げたり、CBの國武とSB佐藤楓を入れ替えたりと、中央の強度アップを図る。

後半は、カウンター狙いの大宮Vに対して、サイドを國武が上り、クロスまでいく場面もあったが、シュートにつながらず。

後半14分には、高平に代え万屋、船木に代え後藤を入れるが、なかなか崩せず。試合を通じて、ボールホルダーと受け手の意思が合わないというか、動き出しが少ないので、なかなかいいタイミングでパスを出せない。

さらに、後半29分には、西野に代え松永、矢形に代え茨木を入れ、茨木の出足のいい上がりは見られたものの、最後まで大宮の守備を崩せず、ホームでの大敗となってしまた。


隅田は、担架は使わず歩いてベンチに戻っていったが、かなり腿裏痛そうで、次節は厳しいかもしれない。

ボランチが誰になるかかわらないが、マークや、リスク管理でDF陣とどう連携していくか、隅田頼りでない守備を取り戻す必要がある。

その上で、攻撃では、恐れずに相手に当たって行く、周囲も動いてフォローする攻撃を、復活させて欲しい。

愚痴ばかりになってしまったが、ここを大底として、自分たちからアクションを起こし、活路見出すチャンスに代えてほしいものである。


失点シーン:
⚽前半13分、大宮V五嶋のパスをクリアするが、それを拾われて、上がってきた鮫島が、DFを引き付けて横パス。さらに、井上がドリブル前進、フリーでペナ内侵入して、高橋への折返し。中央の高橋に、シュートブロックに行かないでいると、楽にゴール隅に流され失点、0-1。

⚽前半17分、五嶋からのクロスを、左サイドで受けた高橋が浮き球クロス。すでに走り出していた井上が、どフリーで受けると、1対1でゴール隅に流し込み、0-2。

⚽前半44分、マイナビ仙台Lのヘッドクリアを拾って、井上がドリブル前進。左に上がってきた仲田にパスを出すと、リターン。これを井上スルーすると、上がっていた五嶋が、フリーでシュート。ここでもシュートブロックが遅れた。

⚽後半18分、左サイド高橋にマークをかわされ、左足のミドルシュートを豪快に決められ、0-4。シュートは見事だったが、寄せが甘かったのもある。

4点目を除くと、動き出しと連携で完全に崩されているが、これは、むしろ、こちらがやりたかった事。

敵ながら見事な攻撃。えげつなく盗んで自分達の力にしたい。


シュート数: 7-7 CK:6 -1  FK:3 -9  得点:(大宮V)高橋美夕紀2、井上、五嶋  警告:なし  主審:松尾久美子  入場:1,686人