WE17節:マイナビ仙台レディース0-1新潟L、連携不発で連敗。猪瀬、浜田が出場

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2021-2022 WEリーグ17節 4月17日(日)13時 マイナビ仙台レディース-アルビレックス新潟 レディース 味の素フィールド西が丘(ホーム扱い)


宮澤 白木
  (浜田)
池尻   矢形
(船木)   
隅田 長野
   
万屋 市瀬 國武 猪瀬
    (楓)
斎藤

サブは、松本、西澤、奥川、佐藤楓、原、船木、浜田。ユース昇格の猪瀬と、GK斎藤が初スタメン。ベンチには怪我から浜田が復活。

新潟Lは、GK平尾、DFイヒョギン、三浦、北川、MF滝川、山谷、園田悠奈、園田瑞貴、上尾野辺、>FW道上、児野。武田あすみ、長沢はベンチスタート。

今節のホーム戦は、アルビレックス新潟レディースと、ホーム扱いで、東京北区西が丘で対戦。

初のホーム扱い東京開催ということで、集客の営業努力もあって、1500名と、まずまずの観客は集めたが、肝心のチームのパフォーマンスとしては、相手の好守の速い切り替えに対応できず、苦戦。

シーズン当初のような連動性は影を潜め、パスやトラップが安定せず、ボールロストが多かった。

攻撃では、遠目からのシュートに留まった試合。2試合連続の完封負けとなってしまった。

それでも、ユースから昇格した猪瀬が。落ち着いたプレーぶりで初出場でフル出場。まだ、味方との連携は磨く必要があるが、今後が楽しみである。

また、怪我で昨年9月から欠場していた、浜田も後半出場。まだまだ、キレはこれからだが、しっかりコンディションを上げて、本来の力を発揮して、チーム力を向上させて欲しい。


西が丘は、画面で見ると芝はいいように見えるが、どうもピッチが、細かくうねっている感じで、緩いパスや、こじゃれたトラップは通用せず、厳しく寄せる新潟Lの前に、ボールロストでリズムが作れない。

新型コロナによる変則練習とか、バス移動の疲労や、怪我からの復帰明けなど、いろいろ理由もあるだろうが、まずもって、前節同様、ボールに向かう姿勢に、以前のような迫力がなかった。

タイトルがほぼ絶望になって、モチベーションが下がったとは思いたくないが。


試合は、ざっくりとだけ振り返る。

一見守備的に見える新潟Lの方が、カウンターから何度も決定機を作り、マイナビ仙台Lの守備陣がなんとかしのぐ、という展開が続いた。

相手の3バックというか、5バックにスペースを埋められて、攻撃が窮屈な中、お互いに動き出して打開する感じが、前半は少なかった。新潟のLの鋭い寄せに、遅れ気味のパス出しが多くなり、つながらない。

一方、新潟Lの方は、守備からのカウンターで、1対1に自信を持っており、緩急を使ったり、体を回転させながら当てて、キープできてしまう。

さらに、サイドバックの裏からフリーで、左右からセンタリングを上げられ、与えたコーナーは3倍の15本。守備に追われた。

それでも後半は、ボランチ陣も、自ら動きながらボールを展開するようになり、攻撃の時間も多くなるのだが、スペースをがっちり埋め、プレスでボールホルダーを自由にさせない、新潟Lの前に苦戦。

さらに、ペナ付近でも、仕掛ける攻撃が少なく、遠目からのシュートのみで、得点できなかった。

ボールを奪われて、カウンターを食らうのは嫌だろうけど、仕掛けられる選手は複数いるので、相手ペナ付近では、積極的にもっと入りこんでもいいのでは。

⚽失点シーンは、後半18分、新潟Lが右から左へと展開。左からのクロスを一旦頭で当て弾き返すが、クリアし切れず、こぼれたボールが、中央にいた道上の前に転がり、反転し即シュート。豪快に決められてしまった。

試合を通じて、左右のクロスをフリーで上げられるシーンが多かったのが敗因か。ラインを上げきれず、特に前半は間延びしていた。それでもドローにはできた試合だろう。

攻撃では、マイボールが、中々、以前のようにシュートまで至らないのがもったいない。練習時から、お互いに要求しあう事を、もう一度突き詰めて、本来の力を発揮して欲しい。

それでも、前節よりは、特に後半は良くなっていた。

噛み合えばできる事はいっぱいあるし、仕掛る力もある。恐れずに攻め、周りもフォロー、要求して欲しい。

シュート数: 8-8 CK:5 -15  FK: 4-2  得点:(新潟L) 道上彩花  警告:なし  主審:一木千広  入場:1,505人