10節:ベガルタ仙台1-2横浜FC、氣田先制も、小川の2発にしてやられる

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2022 J2 10節 4月17日(日)14時03分 ベガルタ仙台1-2横浜FC ニッパツ三ッ沢


富樫 皆川
  (カルドーゾ)
氣田   名倉
    (加藤)
中島 フォギーニョ
(デサバド)(福森)
石原 若狭 平岡 真瀬
(内田)     
ストイシッチ

サブは、杉本、福森、内田、、大曽根、デサバト、加藤、カルドーゾ。
横浜FCは、GKブローダーセン、DF中村拓海、岩武、ガブリエウ、MFイサカゼイン、安永、手塚、高木、FW小川航基、フェリペ ヴィゼウ、長谷川竜。クレーベ、山下、伊藤翔、中村俊輔、和田はベンチスタート。

前半、横浜FCの嵌めて来るプレスはしのぎ、長谷川、ヴィゼウを抑えて、カウンターから中島、氣田のゴールで先制するも、後半序盤で、相手の正確なロングフィードと、小川の鋭い動き出しに、2連続失点で、逆転負け。

前半18分に、ベガルタが先制した後、攻撃のリズムが出て来るが、後半頭での横浜FCの3枚代えが奏功し、後半は横浜FCペース。そこから後半7分、11分と小川にゴールを決められてしまった。

ベガルタも後半、加藤、カルドーゾ、デサバトと、怪我明け、待機明けながら待望の3人を投入するが、現状では、まだ動きにキレがなく、盛んに仕掛けてくる山下や伊藤翔に脅かされ、決定的な反撃には至らなかった。

簡単に試合の流れ。

前半。
プレスと、斜めのロングボールで、左右への展開で攻めてくる横浜FC。

6分、横浜FC、安永の中央ドリブルで25mのフリーキック、13分にも、ペナ左角でフリーキックと攻められるが、守る。

⚽18分、ベガルタ、氣田が自陣の競り合いでボールを奪い、中島へ。
中島が追い越した氣田へパスを通すと、氣田はドリブルから、タイミングを図り、巻いたグラウンダーのシュート。DFの陰からゴール隅に決まり先制!1-0。

押され気味の流れを変えた。氣田は2試合連続、今季3点目。

19分、氣田から皆川、富樫とつながり、富樫がシュートもキーパー正面。

21分、横浜FC中村にイエロー。

24分、中央からベガルタ中島が、30mのブレ球ロングシュート、枠外。

30分、横浜FC左斜めからのクロスに、小川のヘッド、枠外。

32分、長谷川の侵入は、若狭がカット。

33分、横浜FC手塚にイエロー。

35分、ベガルタが右サイドでワンタッチでつなぎ速攻。最後は皆川のヒールの落としに、名倉が中央フリー、しか足元にボールが入り、シュートは枠外。

37分、横浜FC、ロングボール、ベガルタの跳ね返しを、小川が30mのダイレクト・ミドル、キーパー正面。

38分、横浜FC、長谷川から小川の落とし、最後は安永のミドルシュート、バーの上。

前半は、横浜FCが押し気味ながら、ワンチャンスを決めたベガルタが、1点リードで終了。

後半
頭から、横浜FC3枚代え。イサカゼインに代え山下、ガグリエウに代え武田、ヴィぜウに代え伊藤翔を入れる。

横浜FCにサイドからのクロス、フリーキックと攻められる。

⚽7分、横浜FC、CB中村の自陣からのロングボール一発で、若狭の背後に抜けた小川がワントラップ左足でシュート、決められ1-1同点。

⚽11分、ベガルタの右サイドでフリーの高木がクロス。これが若狭の頭上を越えどんぴしゃ、フリーになった小川が、うまく頭で合わせて1-2、逆転を許す。

試合後のインタビューでは、監督が想定していた相手の攻撃との事であるが、ロングボールの精度の高さと、小川の抜け出しからシュートへの流れに、ついていけなかった。

17分、ベガルタは名倉に代え、体調不良から戻った加藤が入る。入るなり、氣田のパスカットを受けた加藤がシュート、ヒットせず。

20分、左サイドから氣田がドリブル、シュートフェイントで横に流れながら、中央やや右からのシュート、DFの股間を抜け、わずかに枠外。DFに触っていないとの判定でゴールキック。

23分、ベガルタは皆川に代えカルドーゾ、中島に代えデサバトを入れる。

26分、デサバトがパスミス2本。ゲームに入りきれてないか。

横浜FCは、守りを固めているので、ベガルタがボールを保持するが、突破できない。

30分、横浜FCがコーナー。こぼれをつながれるが、シュートは枠外。

34分、氣田からパスを受けたカルドーゾが、右に流れながらシュート、角度無くキーパー。

35分、横浜FC、高木に代え和田が入る。

37分、裏を取られてファールで止めた石原に、イエロー。

41分、氣田からカルドーゾ、最後は富樫へ、もう一歩。

42分、フォギーニョに代え福森、石原に代え内田が入る。加藤がボランチに入る。3-5-2?

ボールが、なかなかつながらないベガルタ。

44分、横浜FC、長谷川に代えクールベ入る。

追加時間は5分間。

1分、福森から裏の内田へのパスはもう一歩。クレーベにイエロー。

その後、ベガルタの左コーナー。時間が無い中、誰が蹴るのかと、もたついていたが、結局、氣田がキッカー。

こぼれを、山下にカウンターされるが、抑える。その後、逆に攻め上がった福森が異議でイエロー。

結局、1-2で逆転負け。


今の段階では、残念ながら首位横浜FCとの戦力差が確かにある。

しかしベガルタも、控え組選手が状態を上げ、ここに遠藤や鎌田、キムテヒョンが加わって、攻守一段のレベルアップを図れば、次の対戦では勝機があるはず。

まずは、悔しさをばねに、足らざるを補い、5連戦で勝ち抜こう!


シュート数: 10-11 CK: 2-4  FK: 16- 22 得点:氣田亮真 (横浜FC)小川航基2  警告:石原、福森 (横浜FC)中村、手塚、クレーベ  主審:高山啓義  入場:5,475人