14節:ベガルタ仙台レディース3-2伊賀FC、辛勝。前半3得点、後半2失点

2016なでしこリーグ 14節 9月24日(土)13:00 ベガルタ仙台レディース3-2伊賀FCくノ一 仙台市陸上



浜田  安本
(小野)   
中野   嘉数 
(井上)(田原)
岸川 川村
  
高良 市瀬 北原 坂井

ブリトニー

サブは、齋藤、佐々木繭、田原、佐々木美和、小野、井上、西川。 伊賀FCは、小川、杉田、がスタメン。LAUREN BOHABOYはベンチスタート。
 
伊賀FCの積極的な攻撃に、一進一退の前半。ベガルタ仙台レディースは、川村、嘉数、中野と45分で3点を上げ、楽勝ペースかと思われたが、後半開始早々に失点すると、伊賀の圧力に慌てる。チャンスでも決めきれず、32分にも2点目を許し、さらにピンチの連続。最後は、ブリトニーのセーブでなんとか逃げ切り。


ネットラジオ中継からの抄録。

前半。
立ち上がりは、ボールが行き交う展開。ベガルタもなかなかチャンスをつかめない。9分過ぎのコーナーからベガルタもペースを掴み、13分には、浜田の折り返しに安本、合わず。その後は伊賀FCのつなぎに、攻め込まれ、クロスを入れられるが、ブリトニーが立ちはだかる。

21分、安本から中野のシュートは枠外。24分、25分には、伊賀のフリーのシュートやループで、危ないシーンと、攻め合う展開。しかし、26分安本のパスから岸川のヘッド、こぼれを川村が押し込んで、ようやく先制。しかし、伊賀もひるむことなく反撃してきて、一進一退。

33分、今日好調の安本が、うまいトラップで、フリーの嘉数にパス、これを嘉数が決めて2-0。これでさすがに、バランスが崩れた伊賀だが、その後、再び攻め始める。ベガルタもカウンターで応戦。ベガルタは、41分にも岸川のクロスから、中野のシュートで3点目を上げ、激しい攻防も楽勝へと向かう、かと思われた。

しかし、42分、伊賀は、エリア内侵入から杉田とブリトニーが交錯、あわやのシーンなど、闘争心が消えない。。なんとか前半は3点リードで終了。

後半。
開始20秒、伊賀が、ベガルタのクリアボールを簡単につないで、最後は小嶋のヘッドでゴール、1-3。この1点で、ベガルタが浮足だつ。その後、ベガルタはコーナーのチャンスを何本も得なるなど、チャンスはありながら、なかなかシュートに持ち込めない。

すると、17分、伊賀はワントップの小川に代え、172cmのローレンを入れる。伊賀もサイド攻撃が出だす。チャンスが少なくなったベガルタは、きょうはいまいちの浜田に代え小野を入れる。その後、コーナーのチャンスが出て来るが、追加点は奪えない。逆に伊賀のカウンターに、疲弊させられる展開。

32分、ローレンの折り返しに、杉田に、トゥーキックでで合わせられ、2点目を失い2-3。1点差。にわかに展開が怪しくなってきた。33分、中野に代え井上を入れる。35分には安本、井上とつないで、最後は川村、決めるだけのシュートは枠外。39分杉田のシュート、枠内、ブリトニー弾き、自分で抑える。

40分、安本が抜け出し、最後はキーパーもかわすが、角度無く、シュートはサイドネット。42分、嘉数のコーナーキックから、岸川のヘッドも枠外。と、なかなか追加点が奪えない。終了間際、ベガルタは嘉数に代え、クローザーの田原、伊賀は、小嶋に代え竹島を入れる。

追加時間は、なんと5分。ベガルタは時間を使いながら攻めるが、決めきれず。最後、伊賀のカウンターから、杉田のヘッドも、ブリトニーがファインセーブ。何とか逃げ切った。


得失差争いもあるので、前半3点からの無失点を期待したが、伊賀FCの闘争心の前に、後半冒頭の失点。少し焦りが出たか。
ともかくも、勝利で前進。2位争いに、最後まで集中して臨みたい。

シュート数:15-9、CK:9-2、FK:4-9 得点:川村優理、嘉数飛鳥、中野真奈美 (伊賀FC)小嶋、杉田 警告:なし 主審:松尾久美子 入場:1,110人