ルヴァン杯2節:ベガルタ仙台0-1清水、前半決め切れず、後半ワンチャンスを決められる

2021ルヴァン杯 Dグループ GS2節 3月27日(土)14:00 ベガルタ仙台0-1清水エスパルス ユアスタ仙台


赤﨑 西村

氣田    加藤
(吉野)  
松下 富田
(上原)(皆川) 
石原 シマオ アピ 蜂須賀
(中原)  (真瀬)
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、吉野、真瀬、中原、佐々木匠、上原、皆川。

清水はGK永井、DFウエシーニョ、立田、鈴木義、福森、MF金子、宮本、河井、西澤、FWディサロ燦シルヴァーノ、後藤。指宿、鈴木唯人、中村慶太はベンチスタート。

前半は、推進力のある外国人二人を休ませ、あまり圧をかけてこない清水に対し、ベガルタは左サイドの石原、氣田を中心に、コンパクトな布陣からチャンスを作る。

9分、清水のパスミスを、氣田がカットして、ドリブル前進、パスを受けた赤﨑が、カットインから、強引シュートも、ふかす。

45分には、西村がボールを奪い、自分でドリブルからのシュート、ふかす。

追加時間3分には、加藤からパスを受けた氣田が右にずれながらシュート、ふかす。

と決定機はあったが、シュートブロックもあり、決め切れず。

守備では、危なかったのは、15分清水に、ディサロのポストプレー2回から、揺さぶられても、しのいだピンチ位。

西村のキーパーへのプレス、両サイドハーフが戻りを早めたり、富田がうまくバランスを取って、清水のカウンターを減じて、今季初の失点ゼロに抑えた。これは、ひとつ改善とは言えるだろう。


しかし、後半になると、清水がプレスをかけてきて、ベガルタのパス回しに余裕がなくなる。
意図がもうひとつ嚙み合わず、シュートまで手数がかかる。

22分、蜂須賀に代え真瀬、松下に代え石原を入れ、クロスまでは行くが、なかなかシュートまでいけない。

すると25分、氣田のカットインからの強引シュートを弾かれると、こぼれを拾われ、アピアタウィア久が足だけ出すカットの悪い癖で、ボールを奪われ、19歳の鈴木唯人に、シマオマテの出てくるところを股間を抜くシュートを決められ失点。これが決勝点となってしまった

アピも、この後は、指宿のカウンターを阻止したり、ペナ内で体を入れてシュートを防ぐなど、できていたところもあっただけに、一瞬の隙はもったいなく、次には活かしてほしい。

34分に、氣田、富田に代わり、吉野、皆川を入れ、3バックにして、逆転を試みたが、相手の守りを崩し来るまでは至らず、シュートがあまり打てなかった。

相手がガツガツこなければ、あわてずに、展開もできるのだが、チャンスに、ペナ内で重なったり、誰が決めるか、決めさせるかの連携にまだ落ち着きがなく、決め切れない。

それこそ、ひとつ勝てれば、本領を発揮できるのだろうが、まず一つ勝つには、誰かが決め切らなければならない。
自分に厳しく、仲間にも求めて、チャレンジし続けるしかないだろう。



シュート数: 8-6 CK: 5-2 FK:11 - 15  得点:(清水)鈴木唯人  警告:なし 主審:福島孝一郎  入場:3,196人