ルヴァン杯2節:対磐田2-0、クリスラン初日、佐々木匠プロ初スタメン、1ゴール1アシスト

2017ルヴァン杯 グループステージ2節 2017年4月12日(水)19:00 ベガルタ仙台2-0ジュビロ磐田 ユアスタ仙台


クリスラン(野沢)
佐々木匠 石原
(西村)(奥埜)
茂木  菅井

三田 藤村

石川 平岡 大岩
 
シュミット

サブは、石川慧、蜂須賀、増嶋、富田、奥埜、西村、野沢。磐田は、小川ワントップ、アダイウトン、宮崎、山本康裕スタメン。齋藤和樹、松浦ベンチスタート。中村、川又、太田は欠場。

1年の苦節を経て、プロ初スタメンの佐々木匠が、1ゴール・アシストの活躍。クリスランは、その匠のスルーパスから初ゴールと、相手の決定力不足を利用して、いう事無しの完封勝利。

前半は、なかなか前にボールが遅れず、攻め込まれるが、相手オフサイドやシュートミスで救われる。カウンターからの決定機は、匠がはずすなど、嫌な展開。

しかし、後半6分、前からプレスと、ワンツーの飛び出しで、リズムを掴むと、茂木ー匠のスルーパス、クリスランが裏取ってのキーパーまた抜きシュートで先制。さらに、23分、菅井のクロスに、エリア右角でフリーの匠が、ダイレクトのループを決めて2点目。

これで余裕の出たベガルタが、三田の攻撃参加や、サイドチェンジ、茂木の裏への飛び出しも出始める。西村のキープや、奥埜の狩りもでてベガルタペースは揺るがず。最後は、時間を使うプレーでゲームを締めた。

中継が見れた8分以降のw大まかな展開を。この試合は石川直樹がゲームキャプテン。

前半。
8分、スルーパスに走り出たクリスランがコーナーを得る。左コーナーは茂木が蹴る。クリスランヘッドも枠外。10分、ベガルタエリア左奥35mで磐田のフリーキック。ミドルシュート、こぼれをシュート3本連続で打たれ、先制された!と思ったら、副審がオフサイドの判定。助かる。

13分、ベガルタ回すが前に送れず。14分、スルーパス通されるが、シュートが枠外。15分、茂木のクロスに、石原もう一歩。17分、菅井からクリスラン、スルーパスはもう一歩。18分、石原、クリスラン、茂木、再びクリスランも、トラップし切れず。20分、エリア内侵入からシュートされるが、シュミット。22分、フリーで抜け出た小川にシュートされるが枠外。危ない。

24分、なかなか前にボールを送れないベガルタ。平岡のサイドチェンジも流れる。27分、菅井のクロスに茂木がシュート、クリアされる。左コーナー茂木のキック、匠触れず。30分、茂木から匠、えぐってクロス、合わず。さらに茂木のクロスにクリスランのヘッド、ヒットせず。34分、カウンターから茂木のクロス、クリスランもう一歩。35分、パスカットされカウンターを受け、裏取られるが、シュートミスに救われる。

37分、菅井から石原のクロス、合わず。今日の石原体調いまいちか。39分、ベガルタのカウンター、石原がシュート。さらに茂木からクリスランへのクロスは、キーパー。40分、左からアダウイトンのシュート、角度なく枠外。41分、右奥35mのフリーキック。茂木が蹴る。石川がフリーで折り返しのヘッド、石原がバックヘッド狙うが、ヒットせず。

43分、茂木からクリスラン、ワンタッチで送って匠がドリブル前進、カットインから、フリーのシュートも枠外。決定的。追加時間2分。ここでもベガルタのカウンターからクリスラン、もう一歩。徐々にベガルタのペースになってきたが、スコアレスで前半終了。

後半。
立ち上がりはベガルタがボールを前に送れない。3分、磐田にえぐられ、シュートされるがブロック。5分、石原のパスミスを拾われ、シュートされるが、シュミット。そして、5分、左サイド茂木から匠、タイミング図ってのスルーパス、クリスラン走り込んで一瞬フリー、キーパーの股間を抜くシュートで先制!匠のアシストで、クリスランに待望の来日初ゴール。しばらくぶりの先制。

7分、ミスをつかれシュートされるがシュミット正面。8分、磐田が右からのクロス、シュミット。12分、磐田がしつこく回すが、ラストパスがミス。焦りか。その後、クリスランと石原のワンツー、裏取ったクリスラン、コーナーを得る。左コーナーは茂木。石原キープし切れず。16分、磐田に侵入許し、ミドルシュート打たれるが、枠外。

18分、匠が浮き球パス、エリア内走り込んが三田がシュート、これでコーナーを得る。右コーナーは三田。これは決まらず。20分、石原に代わり奥埜が入る。そして21分、菅井のクロスが一回弾かれるが、再び、エリア右角でフリーの匠へ。匠が、ダイレクトで柔らかいループ、ファーサイドに吸い込まれ2点目。佐々木匠のプロ初ゴールは、巧みなシュート。23分、磐田はアダイウトンを松浦に代える。

24分、侵入され、折り返しにフリーでシュート打たれるが枠外。危ない。25分、カウンター、三田のミドルシュートはクリアされる。27分、ベガルタがリズムよくボールを回す。2点差の余裕か。久しぶりw。28分、ベガルタがカウンター、奥埜のパスはミス。29分、磐田は小川を諦め、齋藤和樹を入れる。31分、ベガルタは、1G1Aの佐々木匠に代え西村を入れる。この西村がボールを良くキープして、時間をかける。

34分、エリア内侵入され、コーナーを与える。左からのコーナー、クリスランがクリア、こぼれをシュートされるが枠外。危ない。35分、菅井とのワンツーで、大岩が大胆な上がり、クロスはキーパー。38分、西村がキープのプレー。39分、クリスランに代え野沢が入る。その後、茂木のクロス、キーパー。42分、ほうりこまれるがクリア。コーナーを与える。こぼれをシュートされるが枠外。

三田から野沢、シュートすると見せて右の菅井に送るが、もう一歩。追加時間は5分間。1分、磐田にカウンターからフリーを許すが、キックミスで救われる。2分、三田のパスを受けた茂木が左サイドでフリー、しかしシュートはふかす。3分、磐田のクロスもクリア。奥埜から野沢、キープし切れず。4分、磐田のクロスは流れる。結局、そのまま試合終了。ベガルタがホームユアスタで、大敗の流れを絶つ勝利。

期待の星、佐々木匠が、1ゴール1アシストと勝利に貢献。しかも、いずれもナイスなパスとシュートで、実力を発揮した。クリスランにも初日が出て、エンジンがかかりそう。茂木も左から何度もクロスを供給、シュートはもう一歩だったが、攻めるプレーを見せた。
また、後半出場の西村も、地味ながら、確実にキープするプレーで、時間をうまく使い、落ち着いた終盤に貢献した。

ゲームの流れとしては、序盤の磐田のFKからの連続シュートがオフサイドになったのが、ベガルタを落ち着かせ、本来のプレーができるようになった気がする。

試合終了後のインタビュワーは、平瀬アンバサダー。ユアスタでの初スタメン、初ゴールを平瀬氏からコメント求められる匠。今後もどんどんチャレンジしてほしい。


シュート数:9-13、CK:4-3、FK:9-18 得点:クリスラン, 佐々木 匠 警告:なし 主審:家本政明 入場:5,003人