ナビスコ:対FC東京1-1、鎌田先制ヘッドもPKで追いつかれる

ナビスコ杯2014 第2節 4月2日(水)19:00 ベガルタ仙台1-1FC東京



ウイルソン 武藤
       (山本)
マイキー   太田

梁 角田
(富田)      
鈴木 鎌田 広大 武井
(石川)     
ヴコヴィッチ

サブは、桜井、二見、石川、富田、佐々木勇人、赤嶺、山本。ベガルタはウイルソン、角田、梁など主力と、今季初スタメンの鈴木を左SB、武井は右SBで投入。ルーキーの山本も初ベンチ入り。入場は、7,094人。

FC東京のスタメンは、報道と違い、渡邉千真、石川、平山の3トップのほか、高橋秀人、森重など、中堅ベテランで固めてきた。

試合は、ベガルタが4-4-2でサイドを大きく開いて、ワイドに戦う。ボランチに入った梁や、鈴木、武藤のスルーパス、そして後半、山本のラストパスでウイルソンにシュートチャンスを与えたが、相手キーパーにうまく抑えられる。後半27分、マイキーのコーナーキックから鎌田がヘッドで捻じ込むが、32分エデゥーにPKを与え同点され、今日も勝ちは無し。それでも、



武藤や、今日初出場の鈴木、そしてルーキーの山本が決定機を作り、大分、攻撃の形は増えてきた。あとはウイルソンの以外の選手が、もっとシュートを積極的に、枠内に打つことか。

今日は、オンデマンドのカクカク画面でみたので、簡単に流れを紹介。

前半。
3分、左サイドの鈴木の、絶妙スルーパスが、ウイルソンに届くが、その後がもう一歩。11分、マイキーのクロスに打ち切れず。13分、FC東京、羽生が攻撃参加してシュートも、クリアでコーナーを与える。これはクリア。28分、FC東京の左コーナ^-から、平山にヘッドを合わせられるが、勢い無し。32分、縦パスに裏に抜けた太田が独走、クロスは弾かれてコーナー。こぼれを鈴木がシュートも枠外。

35分、鈴木とマイキーのコンビで攻め上がり、コーナーを得る。その後、太田のシュートは枠外。39分、塩田に遅延でイエロー。まだ前半。40分、ベガルタの左サイドを松田につかれ、こぼれ球を、フリーで千真にシュートされるが、ヴィコヴィッチがコースに入り、抑える。その後、梁からパスを受けたウイルソンが、振り向き様のj強烈シュート、枠外。

さらに、ウイルソンの縦の突破、右サイドからのセンタリングに、中央にマイキー詰めるが、DFに先に触られた。惜しい。ロスタイムには、マイキーのクロスにウイルソンのヘッド、コーナーを得る。決まらず。ベガルタが、押し気味ながらスコアレスで前半終了。

後半。
FC東京は、頭から石川に代え米本を入れ、4-2-3-1に変更か。ベガルタは、開始早々に武藤がドリブルで前進、そのままシュート、弾かれるが、さらに角田がミドルシュート。決まらず。2分、ベガルタエリア左角でFC東京のフリーキック。東のキックに平山おとりで、米本?がヘッド、ヴコヴィッチ反応も、危なかった。これでコーナーを与えるが、守る。

10分、FC東京は、幸野に代え河野を入れる。ベガルタも梁に代え富田を入れる。その後、マイキーがコーナーを蹴る。12分、FC東京のフリーキックはヴカ正面。13分、武藤のスルーパスに、マイキーが走り抜けてカウンター、しかし上げ切れず。14分、ベガルタエリア左横で、FC東京のフリーキック。これは守ったが、直後、平山にエリア内で鈴木を引き摺ってえぐられ、センタリングに河野が飛び込んでくるが、鎌田が体を寄せる。

16分にも、武藤の裏へのロングスルーパスに、左サイド、ウイルソンが抜け出て、キーパーと1対1、しかし塩田に反応され、コーナー。左コーナー、マイキーのキックに、ファーの鎌田がDF二人を押し切ってのヘッド、決まって先制。ここまで今季の3得点は、富田、角田、鎌田と田んぼトリオで、いずれもうしろの選手。しかし、何はともあれ先制。

しかし、その後は次第にベガルタに疲れが見え、FC東京にボールを持たれるようになる。しかし、なんとか中央で蹴り出すなど、必死の守備。24分、太田にイエロー。27分、武藤に代えルーキーの山本が入る。プロ初出場。FC東京も渡邉千真に代え、エドゥーをいれる。すると、早速侵入され、鎌田が倒してしまいPK。しかし微妙。

32分、このPKをエデゥーに決められ、追いつかれる。こうなると、ベガルタも攻撃の選手をいれたいところだが、鈴木が足つりがあり、石川直樹と交代。41分、山本のスルーパスに抜けだしたウイルソンが、右サイドDFの脇からシュート、これも塩田にわずかに触られ、コーナーとされる。追加時間は3分。ロスタイムには、中央35mのフリーキックをウイルソンが蹴るが、ふかす。

さらに、右からのクロスを左サイドで、ウイルソンがヘッドの折り返したが、広大あわせるが、決まらず。結局1-1のドロー。またしても勝点3は奪えなかった。

それでも、鈴木、武藤、山本と、レギュラー組でない選手が好機を演出。守備ではFC東京の展開にも粘り強くついて、PKの1点に抑えた。
ただ、今季まだゴールの無いウイルソンが、いつももなら決めている決定機を逃した。これも1本決めていない焦りだろうか。

それでも、得点のニオイは大分するようになった。あと一歩だ。

シュート数:13-10、CK:11-4、FK:22-20 得点:鎌田次郎 (FC東京)エデゥーPK 警告:太田 (FC東京)塩田 主審:クート デービッド