天皇杯ラウンド16:ベガルタ仙台1-2V長崎、スピードに対応できず完敗

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第99回天皇杯 ラウンド16(4回戦) 9月18日(水)19:00 ベガルタ仙台1-2V・ファーレン長崎 トランスコスモススタジアム長崎


ジャーメイン 石原直
(長沢)(ハモン)
石原崇  兵藤
    (道渕)
松下 椎橋

永戸 金 シマオ 蜂須賀

ヤクブスウォビィク

サブは、関、大岩、梁、道渕、富田、ハモンロペス、長沢。V長崎は、FW長谷川、畑、MF新里、島田、磯村、吉岡、DF翁長、イサンミン、鹿山、米田、GK富沢。呉屋、澤田、大竹はベンチスタート。

大幅にターノーバーしてきた長崎の鋭い寄せと、間でうけてワンタッチで裏に出すパスに翻弄されたベガルタは、次々にフリーのシュートを許すが、相手のミスと、バーに助けられ、前半はスコアレス。

しかし、後半開始早々、左サイドをこぼれを拾った長谷川に突破され、ふわっとしたクロスに、畑が胸トラップから即シュートを決められ、先制許す。

前半眠っていたベガルタはリードされ、ようやくパススピードをあげあるが、中央を固める長崎に対し、ワンパターンのクロスに終始し、ジャーメイン、石原直を活かせず。

ボールを持てても、崩すせず、ミドルに終始しているうちに、時間が経過。15分すぎて、2トップをハモン、長沢に、兵藤を道渕に代えて、41分蜂須賀からのクロスに長沢の裏のハモンが決めて同点。しかし、直後に、またも左サイドをえぐられ、クロスから最後は長谷川に押し込まれ1-2、そのまま逃げ切られ、敗戦。

前半。
長崎が鋭く寄せて、ベガルタにパスをつながせない。1分、永戸からジャーメイン、通らず。2分、長崎、ベガルタエリア右奥35mでフリーキック。すぐつなぐ。3分、ベガルタのクリアが小さいところを、中央島田のミドルシュート枠外。4分、ベガルタのスローインから石原崇、収まらず。5分、長崎がベガルタ右裏取るも、シマオマテが体入れる。

7分、長崎が後ろで回す。ベガルタ寄せるが奪えない。8分、長崎が縦パスを落とし、吉岡のシュート、バー直撃!危なかった。10分、ベガルタが後ろで回す。寄せの前にボールを送れない。11分、蜂須賀が斜めのスルーパス、キーパー。14分、左サイドでの蹴りあい。15分、シマオがボール奪われ、翁長のシュート、枠外。危なかった。16分、蜂須賀がドリブル前進からのクロス、石原崇、もう一歩。

17分、松下がボール奪われ、長崎が中央から右へクロスは流れる。18分、ベガルタ、長崎右サイド40mでフリーキックを得る。すぐつなぐ。19分、長崎のカウンターはキーパー。ここまで、ベガルタの出足が遅く、テンポ良くつなげない、シュート無し。20分、蜂須賀が上がりクロス、これで右コーナーを得る。キッカーは永戸。キックは直接枠内へ、キーパーパンチ。こぼれを永戸がクロスも、キーパー。

23分、長崎が回し、吉岡のクロス、流れる。24分、松下後ろからボールを奪われるが、永戸が取り返す。28分、長崎がワンタッチでボールをつなぎ、FW畑のシュート、キーパー、ヤクブ スウォビィク(クパ)正面。長崎がうまくベガルタ守備陣の間、間で受け、ワンタッチでつないでいる。29分、松下のクロスに、ジャーメインがヘディングシュート、キーパー。

30分、蜂須賀が守備陣かわしてクロス、クリアされスローイン。長崎の右コーナー付近からのスローインだったが、つながらず。32分、兵藤が二人に囲まれるが、ファールで終了。33分、長崎がベガルタ左サイドからのクロス、中央の畑がフリー、シュートはバーの上。助かった。34分、さらに、畑のロングシュート、ブレ球が枠内、これはクパが片手で弾く

35分、ベガルタ左奥35mのフリーキック。この後、ジャーメインのヒールパス、つながらず。37分、永戸の長いクロスに、蜂須賀のクロスもつながらず。38分、畑が自陣からドリブルで持ち上がり、そのままシュートまで行くが、これはブロック。39分、ようやくベガルタ左サイドから石原崇がドリブル、折り返しのパスに、石原直樹のシュート、枠外

40分、ベガルタがボール回すが、打てない。41分、蜂須賀がパスカット、左足でシュート、キーパー正面43分、長崎に侵入されるが、シマオマテが、二人を相手に体を入れて、ぶっ飛ばす。44分、蜂須賀がかわしてクロス、キーパー。前半は、寄せが早く、ワンタッチでつなぐ長崎に、何度か決定機を作られたが、相手のシュートミスに救われスコアレス。

後半。
開始早々、長崎のカウンター、クロスは流れる。2分、ベガルタ左サイド、こぼれ球がゴール方向に、ころがるところ、長崎の長谷川がいち早く反応、フリーでドリブルからのクロス、ファーで畑がダイレクト右足で合わせ、決められる。0-1。前半からベガルタ押され気味のところ、ホームの長崎は勢いづく。

3分、永戸のクロスにジャーメイン、合わず。6分、ベガルタ、ボールを回すがシュートは打てず。7分、兵藤粘って右コーナーを得る。シュートチャンス、蜂須賀空振り。

10分にも右コーナー。こぼれ球を石原シュートも枠外。触っていたか、右コーナー。ここで、石原直樹に代わり、ハモンロペスが入る。コーナーからシマオのヘッド、枠外。14分、石原崇がカットインで狙うも、ボール取られる。15分、永戸のクロス、ハモン、シュートは打てず。17分、ハモンが左からのパスに、ジャーメイン侵入、右足でシュートも、キーパー弾く

19分、ジャーメインに代わり長沢が入る。20分、兵藤に代わり、道渕が入る。21分、ベガルタの右サイドから長崎翁長のロングスロー、これはクパ抑える。22分、蜂須賀のクロス、クリアされる。23分、長崎は吉岡に代え幸野を入れる。24分、左コーナーからのこぼれ、道渕が左足シュート、ポストに当たって外。惜しい。25分、ベガルタ回す、中央で松下パスを受けるが、シュート打たず、右へ。

27分、長崎が回す。28分、左最後、椎橋が粘るが、ライン割る。ゴールキック。31分、サイドチェンジから蜂須賀のクロス、クリアされる。33分、道渕から松下、シュートはクリアされ、右コーナー。決まらず。35分、スローインを受けた蜂須賀トラップ収まらず。37分、蜂須賀が粘って右コーナーを得る。椎橋のヘッド、ヒットせずキーパー。

41分、右から蜂須賀のクロス、ニアでせった長沢の後ろにいたハモン、DFの間でこぼれたボールを、右足で即シュート、1-1、同点。しかし、直後の42分、DF米田のパスから、裏に出た幸野がクロス、最後は長谷川が押し込んで1-2、再び勝ち越されれる。悪い流れ。44分、長崎は、長谷川に代え呉屋を入れる。追加時間は4分間。

ハモンがヘッドでボールを送るが合わず。さらに金のロングボールはライン割る。長崎のスローインの時、金が長崎の選手を押して、イエロー。ベテランが時間の無駄使い。最後、蜂須賀からパスを受けたハモンが右サイドでドリブル、右コーナーを得る。しかし、決まらず。試合終了。


中盤での相手の厳しい寄せに、しばしばボールを失い、サイドでも、振り切られるシーンが目立った。DFの間で受け、ワンタッチでつながれた。決定機を長崎が確実に決めていれば大敗していた。ベガルタの連戦の選手は、久々の中3日の試合で、動きが鈍かったということあるが、言い訳はできない。

去年の決勝での借りを、新国立で返してもらうどころか、4回戦で敗退。杯の夢は再来年以降になってしまったが、ここは、切り替えてリーグ戦で、横浜FMに勝利で、巻き返しを図るのみ。

シュート数:8-8 CK:8-0 FK:10-8 得点:ハモンロペス (長崎)畑、長谷川  警告:金正也 主審:小屋幸栄 入場:3,351人