日本代表3-2ベルギー代表、華麗な3得点

オランダとの2-2の試合から中2日、11月19日(日本時間20日早朝)に、ベルギーのブリュッセルで日本代表対ベルギー代表の国際親善試合が行われました。

日本代表は、完全アウエーの中、前半ミスから1失点の後、徐々に盛り返し、様々な攻撃のバリエーションから、前半で柿谷が同点ヘッド、後半は本田、岡崎が得点、CKから2点目を奪われたものの、3-2で逃げ切って勝利しました。

柿谷の同点弾は、今日先発の右SB酒井宏樹からの絶妙クロスに、うまく動きだしてフリーになり、最後はどつかれながらのヘッド。2点目は、遠藤のスルーパスを受けた本田が、中央でうまく流れて右足でのシュート、3点目は、柿谷が出したポストプレーからの浮き球に、もぐりこんだ岡崎がボレーと、全て崩しての得点でした。

W杯予選で無敗、10試合で4失点と守備の堅いベルギーから、中2日でもきっちり3点取って、逆転勝ち。遠藤、岡崎がベンチスタート、長友がいないなど、メンバーを変えても、攻撃のレベルは維持できました。攻撃面は期待が持てそうです。

一方、守備では、長身でスピードのあるベルギーに対して、全員守備で対応していたとは思いますが、オランダ戦に続きミスが出ました。川島が飛び出して吉田と二人ともかわされ、ゴール前では酒井高徳の寄せが温くなっての失点で、後半の相手コーナーのどフリー失点と合わせ、課題が残りました。

W杯本番では、少なくとも、イージーミスからの失点だけは無くなさいといけないので、その辺を、強化試合がやってもあと一試合という中で、どう修正するかですね。

それでも、オランダ戦の大迫に続いて、柿谷も1ゴール1アシストときっかけを掴む活躍。Jリーグプレーヤーが、戦力として台頭してきた事は喜ばしいかぎりです。