22節:ベガルタ仙台 0‐1富山、CKから先制許し、シュート17本決まらず

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2025 J2 22節 7月5日(土)19時03分 ベガルタ仙台 0-1 カターレ富山 ユアテックスタジアム仙台


小林 エロン
(武田) (髙田)
荒木     郷家
(相良)    (中田)
鎌田  松井
(マテウス) .

石尾 菅田 井上 真瀬

小林心、初スタメン

サブは、梅田、髙田、奥山、マテウスモラエス、武田、相良、梅木、中田有祐(特指)。

富山は、GK田川、DF濱、神山、今瀬、深澤、MF末木、瀬良、髙橋馨稀、伊藤拓巳、FW古川、松田力。武颯、河井、大山、浦、松岡、は、ベンチスタート。



真夏の暑さの仙台。キックオフ19時でも、気温28度、湿度65%と蒸し暑い。

18000人を超える今期一番の入場だった、ホーム・ユアスタであったが、富山に前半CKから失点。

ねちこいプレスとゴール前の献身、キーパーのファインセーブと、終盤には5バックと、1点を守る富山。

ベガルタのお株を奪う富山の集中の前に、後半シュート13本を浴びせたものの、ゴールを割れず、7試合ぶりに敗戦となった。


荒木、左MFでスタート

この試合、初めて、小林心をエロンと共に、2トップでスタメン起用。そのためか、荒木を左MFでスタート。

荒木はいつものようにピッチを大きく動いて、ボールを受ける、運ぶとリンクするプレーの他に、左サイドの相手の攻撃を止める役割も増えて、その間隙を富山に突かれ、前半は左サイドを攻められた。

しかし、ベガルタも石尾らがボール際のキープ力を発揮して、前半は大きなピンチはなかった。

ただ、前半20分に、相手の左コーナーからニアでフリックされ、素早いボールを伊藤に頭で決められ、失点。

デザインプレーにまんまとやられて、これが決勝点。

失点後は、富山の動きが一段とよくなり、プレスとボールへの寄せでベガルタの速攻を許さず。

ハイラインの裏を狙うベガルタのロングボールも、中々トップに合わず、前半は散発のシュート4本に終わった。


富山にCKワンチャン決め切られる。ベガルタのCK13本は?

富山のコーナーは前半のみで4本。

しかし、点につながったニアからの高速フリックの他、ファー、マイナスのゴロと、ベガルタを攪乱してくる。


一方ベガルタは、コーナーは13本。ほとんどは鎌田が蹴ったが、同じような球筋が多かった。

また、この日は、味方との呼吸がいまいちで、ヘッドで当てることも少ない結果に終わった。

後半は、ニアを狙う工夫もあったが、今度は味方が反応せず。

ここは、デザインだけでなく、味方への合図など工夫して、意図が伝わるようにして、確率を上げていきたい。


後半シュート13本、決定機6回決め切れず

富山は先制後、より守備に集中して、FWがしつこいプレス、DFは素早く戻ってブロックと、なかなか攻め切れず、前半は苦戦。

22分に、石尾のロングスローからのこぼれをエロンが収めて反転シュート枠外の1本が、前半唯一の決定機か。

それでも、後半、荒木をトップに戻し、左MF郷家、右MF真瀬とし、右SB髙田を入れると、サイドからのクロスが増え、セカンドも拾って、怒涛の攻撃、シュート13本。

決定機も、後半6回はあったと思うが決め切れず。

10分には、真瀬が粘ってクロスをキーパーがパンチング、こぼれが詰めていた石尾の前に落ち、フリーでシュートもふかす。

特に、後半17分、井上からのロングパスが髙田に通り、中央に寄せていた真瀬に送ると、真瀬がワンタッチで右へ。左から移動してきた荒木が、DFの間からのシュートを打つも、キーパー正面。これは惜しかった。

31分には、石尾からつないで、郷家が中央で落とし、フリーで鎌田がシュートも枠外。

34分には、武田からパスを受けた相良が、得意の左45度で、切り返しでDFをかわすとシュート。枠内だったが、キーパーに弾かれる。これも惜しかった。

さらに37分には、髙田のミドルがDFに当たってコースを変わっての枠内も、富山GK田川のファインセーブに会い、ゴールならず。

後半、点が取れなかったのは不思議なくらいだが、まだシュートの精進が足りないということなのか。

残念無念。





松井と真瀬が好調

決め切れない試合で敗戦となったが、ボランチ松井と真瀬は好調。

特に、松井が去年のいい時に戻ってきた。

ボール際での粘りからの奪取、相手カウンターの阻止、精度のあるクロス、不発だったが、エロンとのワンツーでのペナ内侵入と、持ち味を出してきた。


真瀬も、前半から郷家とのコンビで、ライン際を上がり、郷家のシュートにつながるグランダーへのパスを出すなど、何回かチャンスを作っていたが、後半、一列前にあがると、今度は髙田とのコンビで、ペナ前で動き回り、荒木へのワンタッチパスなど、決定機を演出。

好調を維持し、さらにアシストが増えてきそうな勢いだ。


小林心、初スタメン。要所で見せる

前節、磐田戦のAT劇的決勝ゴールを上げた、期待の小林心がエロンとの2トップで初スタメン。

前半は、富山のハイライン裏にスペースがあったが、中々精度の高いボールが来ず。それでも動き直しを何度もやり、相手へのプレスと汗をかいた。

惜しかったのは、後半早々の3分。左コーナーから、髙田がヘッドで前へ。これをバックヘッド気味に小林が頭で突き上げると、バー!
こぼれに髙田が突っ込むが、あと一歩だった。

さらに12分には、松井のクロスにDFと競りながらヘッド、これはキーパー正面。


FW陣では一番スピードがあり、こぼれへの反応も早いので、いいパスが出てくれば、さらに点を取ってくれると思う。

今のところエロンとのコンビは未完成。個人的には、宮崎や梅木など高さのある選手に、落としてもらうのがいいと思うが、いい組み合わせを、早く見たい。


パワープレー、梅木を使って欲しかった

後半42分、1点ビハインドのベガルタは、FWに上がっていた鎌田に代え、CBにマテウスを投入、菅田をFWに上げるパワープレーに出た。

さらにATには、マテウスも前線に上げて、中田、菅田、マテウスと高さのある選手を張らせて、ハイボールでゴールを狙ったが、結局枠内へ飛んだのは、中田の1本位だった。

素人要望を言うと、折角ベンチに梅木がいるのだから、点を取りに行く場面では、菅田は取り合えずCBに置き、パワープレーの前の、武田が入った時点で、鎌田に代えFW梅木投入をして欲しかった。

空中戦の勝率も高い梅木だし、疲れている菅田より、フレッシュな状態のFW梅木が前にいた方が、ヘッドだけでなく、こぼれへの反応や足でのシュート、相手DFとの駆け引きも期待できると思う。

ヘッド一発だけでなく、こぼれる事も想定されるわけだから、チャンスを与えて欲しかった。


確かに、まだ1得点のみで、評価が高くないのかもしれないが、ベンチに入れるという事は、それなりのアピール点があったと思うので。

一方、梅木の方は、特別指定中田、マテウスより厳しい評価になっている現状。

本人も重々分かってると思うが、練習から、さらに一段のアピールをして、出てきて欲しい。

ポテンシャルはあるので、前に出る気持ちだけだと思う。がんばって欲しい。


前半
富山がコートチェンジして、メイン左手から攻める。
共に4-4-2。

⚽20分、富山、コーナーから伊藤が決めて0-1。

前半のシュートはベガルタ4本、富山3本。

後半
FWエロンに代えてDF髙田を入れる。荒木がトップに上がり、郷家が左MF、真瀬が右MFに上がる。

9分、富山、瀬良にイエロー。

15分、富山、FW松田に代えMF松岡、FW古川に代えMF浦が入る。

25分、ベガルタ、小林に代え武田。荒木に代え相良が入る。
郷家と鎌田が2トップに上がる。相良左MF、武田はボランチ。

25分、富山、DF深澤に代えMF大山が入る。

33分、富山、MF末木に代え河井、MF伊藤に代えDF竹内が入る。富山5バックか。

37分、ベガルタ、郷家に代え中田が入る。

42分、ベガルタ、鎌田に代えDFマテウスが入る。CB菅田をFWに置くパワープレー。

AT3分、富山、GK田川に、遅延行為でイエロー。

後半のシュートはベガルタ13本、富山1本。



シュート数:17-3  CK:13-4  FK:12-5   得点:(富山)伊藤拓巳  警告:(富山)瀬良、田川  主審:上原直人  入場:18,049人