2024 J2 37節 11月4日(月祝)14時03分 ベガルタ仙台 1-3 ロアッソ熊本 えがお健康スタジアム
中島 エロン
(石尾)
相良 郷家
(情滋)
鎌田 工藤蒼
(松下) (松井)
奥山 菅田 小出 真瀬
(梅木)
林
中島、電光石火の先制点もフイ
サブは、小畑、石尾、内田、松井、松下、オナイウ情滋、梅木。
熊本は、GK田代、DF大西、江﨑、岩下、MF豊田、植村、小長谷、三島、FW大本、石川、東山。唐山、大崎、松岡は、ベンチスタート
この日勝ってプレーオフ進出を確定させたいベガルタは、アウエーで、リーグ戦では負けたことがない熊本と対戦。
熊本は、3-3-1-3の形でボールをつなぐチームで、J2でデュエル勝利のトップ2-4位に、江﨑、大西、豊田の3人がいる、球際も厳しいチーム。
ベガルタは、かなりチャンスを作りながら、素早いシュートブロックにやられた。
攻撃は持続、リスク管理は課題
それでも、ベガルタは、開始早々、中島が先制。15分に、石川にゴラッソを決められたものの、前半から決定機を何度も作り、追加点のチャンスはあった。
再び勝ち越しも可能かと思われたが、シュートブロックや、熊本ペナ内での守備が堅く、2点目を取る前に、後半の、交代時の守備の緩みを突かれて2点目を先に取られ、さらに前掛りの裏を突かれて3点目も取られて、万事窮す。
ベガルタは、監督も警戒していた、その熊本の攻撃でのつなぎには、辛抱強く守っていたものの、失点は、ロングボール一発や、カウンターの抜け出しで、背後を取られる形の3失点。
攻撃の後や交代時のリスク管理の課題の、再チェックが必要となった。
ただ、追加点を取れなかったものの、サイド攻撃、中央縦パス、ポケットへの侵入、両SBの攻撃参加と様々な攻撃で、シュートまでつなげ、決定機は何度も作った。
ここは持続したい。
攻撃の良さを持続しながら、リスク管理も徹底して、最終節で決めたい。
後半のポジション移動?
出ている選手の疲れ具合や、相手とのマッチアップも考えての交代だと思うが、パズルのように、激しくポジションを変えるのが、どうだったのか。
リードや同点なら、前向きに考えられるだろうが、勝ち越されて焦ってる時、若手の選手などは、ポジションを頻繁に変化させる事が、有効なのか、と素人的にはそう思ってしまう。
まあ、準備しての事なんだろうけど。
情滋のクロスの精度が上がった
先制しながらの、がっかりな敗戦ではあったが、後半出てきた情滋のクロスが、かなりチャンスを作れていたのが、朗報。
今期一番の精度の高さだったので、得点につながって欲しかった。
早めに狙って、ニアにクロスを出す、というのが嵌っていた。
自分でペナ内に仕掛けるのも、織り交ぜていけば、さらにチャンスも増えると思う。
ハートは熱く、頭はクールに
最終節は、勝利で決めにいくのは勿論だが、状況によっては、最終盤の時間帯で、ドローでもオッケーの場合もある。
PO進出を、確率高く決める事が、最優先。
チーム内の確かな情報の伝達で、臨機応変に動ける冷静さは持っていて欲しい。
前半
ベガルタ、前からプレスと、中盤の寄せで、序盤はボールを奪い、保持。
2分、ベガルタ、右サイド、鎌田がパスカットからの折返しのクロス、中島の左足ダイレクトでゴール、先制。1-0。
中島、今期13点目。
3分、ベガルタ、右ライン際35mのフリーキック、菅田の折返しを、中央で小出がミドルシュート、枠内もキーパーに阻まれる。
10分、11分と、熊本が左右からのえぐりでクロス。
このあたりから、熊本が落ち着きを取り戻す。
16分、熊本、CB大西のロングボールを、石川が、小出と菅田の間からダイレクトで決め、1-1。
背後からのボールを確実に決めて来た。敵ながらこれは見事。
17分、熊本、左サイドボールをつないで、大本がカットインシュート、枠外。
21分、ベガルタ、相良が中央をドリブル前進からのシュート、ブロックされる。
27分、ベガルタ、カウンターで、中島が自陣から絶妙縦パス。
エロンがドリブルで前進、並走の鎌田に横パスを出すが、ゴール直前で潰される。
惜しかった。
38分、ベガルタ、右サイド、真瀬の縦パスに郷家が抜け出しドリブル、クロス。中央で中島が落とし、エロン、相良にチャンスも打てず。
39分、ベガルタ、左から、奥山の斜めのパスをエロンがスルー、奥の中島が反転シュート狙うが、ブロックされる
AT1分、ベガルタ、奥山、郷家から中島。中島狙いすまして、ペナ右へゴロパス。DFの間を抜け、エロンが滑り込むが、もう一歩。
前半は1-1。シュートはベガルタ4本、熊本2本。
後半
5分、ベガルタ、中島にイエロー。中島は2枚目。
6分、ベガルタ、カウンターから、エロンからのパスを受けて中島が、ペナ内で転び?打てず。
9分、ベガルタ、中島のシュートのクリアボールを、真瀬がクロス。エロンがヘッドも枠外。
15分、ベガルタ、相良に代えオナイウ情滋、エロンに代わり石尾が入る。
郷家がトップに回る。
⚽16分、熊本、カウンター、右サイドを東山に上がられ、石川のフリックヘッドでゴール、1-2。
交代直後、真瀬は寄せられず、情滋の戻りが遅れた。
19分、ベガルタ、熊本ゴール左、鎌田が相手のパスコースを読んで、パスカット、そのままドリブルで侵入、ペナ内で足をかけられ倒されるが、ノーファールの判定。熊本DFの足が高く上がっていたようにも見えたが。
20分、ベガルタ、右サイド、情滋がドリブルで上がり、真瀬のクロス。左サイド、フリーで、狙いすました郷家のヘッドは、キーパー正面。
決定機。
24分、ベガルタ、右から情滋のクロスを、中央で中島が胸トラップから狙おうとするが、ブロックされる。
24分、熊本、石川にイエロー。
26分、熊本が3枚代え。東山に代え松岡、大本に代え大崎、三島に代え黒木が入る。
30分、熊本、大崎がドリブルで中央をドリブル前進、奥山が切り返しの瞬間を狙ってクリア。
30分、ベガルタ、工藤蒼に代わり松井、真瀬に代わり梅木が入る。
奥山が右SB、石尾が左SBに下がり、郷家が左MF、梅木はトップ。
32分、熊本、石川に代わり唐山が入る。
⚽33分、熊本、ベガルタの右サイドを突き、タイミングを図って、左でフリーの大崎へ。大崎のゴールで1-3。
前がかりのベガルタ、今度は左サイドの戻りが遅れた。
36分、熊本、ベガルタペナ前、ベガルタのクリアをカット、どフリーでシュート打つが、ダフって打ち切れず。助かった。
39分、ベガルタ、鎌田がドリブルで侵入を図るが、キープし切れない。
42分、熊本、小長谷に代わり竹本が入る。
ベガルタ、鎌田に代わり、松下が入る。
44分、松井にイエロー。
AT5分。
ベガルタは前線に菅田を残すパワープレー。
2分、右から奥山のスルーパスに、松井がペナ内侵入、シュート放つが、DFに阻まれる。
5分、松下の浮き球、左から郷家のクロス、最後は菅田がヘッドも、枠外。
そのまま試合終了。1-3で熊本に敗れる。
後半のシュートは、ベガルタ7本、熊本4本。コーナーはそれぞれ、4本、1本。
以前として7位だが、最終節、千葉と山形の対戦があり、ベガルタは勝利するか、引き分け+山形の勝利でプレーオフ進出が決まる。
ホームの力で、勝利して次のステップへ。
シュート数: 11-6 CK:6-2 FK: 10-16 得点:中島元彦 (熊本)石川大地2、大崎舜 警告:中島、松井 (熊本)石川 主審:窪田陽輔 入場:6,871人
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