36節:ベガルタ仙台 2-0 愛媛、中山、エロンのゴールで連勝

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

2024 J2 36節 10月27日(日)16時03分 ベガルタ仙台 2-0 愛媛FC ニンジニアスタジアム


エロン 中山
(梅木) (情滋)
中島    郷家
(松下)   (石尾)    

鎌田  工藤蒼
(松井)    
奥山 菅田 小出 真瀬
     

流れを変える中山ゴール、エロン追加点

サブは、小畑、石尾、内田、松井、松下、オナイウ情滋、梅木。
愛媛FCは、GK辻、DF尾崎、森下、小川、ユイェチャン、MF深澤、谷本、茂木、曾根田、FWベンダンカン、松田力。船橋、藤原、石渡ネルソンは、ベンチスタート

久々の遠征。予報では降水確率70%超で、合羽覚悟だったけど、何とか降らずに済んだ。

ニンニジアスタジアムは、芝の色が薄いせいか、照明が強力なせいか、非常に明るくピッチが見易い。

また、陸上トラックがあるものの、メイン、バックのスタンドは傾斜があり、意外に見易かった。

さて、試合。

緊迫の前半

8戦勝ち無しで、まだJ2残留が決まっていない愛媛。

立ち上がりから鋭い出足で、プレスを仕掛け、ファールも辞さないハードなプレスで、ベガルタを自由にさせない。

ベガルタは、ロングボールなどで打開を図るが、中々つながらず、愛媛のカウンターを食らうが、ゴール前では体を張って、シュートコースを狭めた。


いきなりのダンカンのミドルを始め、立ち上がり10分頃までは、愛媛がゴール前まで運び、次々シュート。

スタンドで見ていると、このまま勢いに呑まれるのか。。。と、心配になる愛媛の攻勢だったが、DAZNで見直してみると、慌てずに守備していて、徐々に相手の攻め手に対応しており、心配するほどではなかったw

ベガルタは、押される中での15分に、エロンが反転シュート、18分には、中島のクロスから、フリーで郷家がヘッドと、少しずつ盛り返していく。


出場停止の相良に代わって、左MFに入った中島は、フリーでボールを持てる時間が多くなり、鋭いクロスや、シュートを連発。

FWに入った中山も、ボールの収めや前からの守備で、相手の流れを止めるなど、役割を果たし、この布陣が当たった。

一進一退で、やや愛媛が優勢ながら、ベガルタも徐々に盛り返す。

やれやれ、何とか失点無しで前半、このままスコアレスかと思っていたら。。。

前半AT、CKから、中山が背中でゴール、先制

前半、思うようにパスを付けられずにいた鎌田だったが、何本もコーナーを蹴っている内に、徐々に感触を使む。

すると、AT5分、鎌田の左コーナーキックから、DFの間に、体をねじ込んだ中山が"背中"で押しこんでゴール。

愛媛の屈強なCBで、中々、空中戦は厳しいかと思っていが、好調の武将が、いい時間帯に決めて、流れをぐっとベガルタに引き寄せた。大きな先制ゴール。

勝ち無しが続いている愛媛には、「またか」と思わせる価値あるゴールだった。




後半頭、見事な連携でエロンが追加点

いいゲームの後は、なにか緩んで先に失点というパターンを、払拭したベガルタだが、次に欲しいのは、早めの追加点。

前半で失点し、飛ばした過ぎもあったのか、愛媛のプレスが前半ほどでないところ、小出のスルーパスから、郷家の落とし、中島のパスをエロンがスラディングで押し込み、2-0。

理想的な展開になった。



愛媛はファールで自滅

前半の愛媛の勢いを見ていると、苦戦も予想されたが、思うようにシュートが枠にいかなかったり、前半終了間際に失点したことで、焦りというか苛立ちが、見えるようになった。


それが顕著だったのが、ベンダンカン。

高さとスピードを兼ね備えた、才能ある選手だと思うが、メンタルが切れやすいようで、前半からジャッジに苛立ち、後半始めにはイエロー。さらにファールを連発。

後半になると、愛媛の他の選手も、ラフプレーが多くなり、イエローも増えて、自分達の流れを、自ら止めてしまっていた。

ベガルタからすると助かったが、能力の高い選手が揃っているだけに、もったいない話である。


情滋が、仕掛け、クロス、ロングスローで相手を辟易させる

1点取って、後半頭から、中山に代え情滋を入れ、相手のスペースを突く起用となった。

中山が怪我という訳でもなさそうなので、戦術的な事なのだろう。

これが、大当たり。

情滋が、仕掛け、クロス、仕掛け、クロスで相手を押し下げ、相手のクリアから、コーナーやスローインを何本も取った。

スローインになれば、情滋がロングスローで、コーナーと同じになる他、時間を使うので、愛媛は、相当イラっとしたと思う。


情滋は、愛媛相手では、1対1でほぼ抜き切っており、真瀬も加わって、右サイドで相当時間を使った。

そこから、コーナーから菅田のドンピシャヘッド、こぼれにエロンのシュート、さらには、終盤、情滋から、梅木へのどんぴしゃクロスもあった。

3点目が決まっていれば、チームとしては、120点だった。

情滋が調子を上げ、この試合のようなプレーができれば、今後の試合で、"クローザー"的な仕事ができるのではと、大いに期待したい。

久しぶりに"鹿島って"終える

後半40分頃から、郷家に代え石尾を入れ左MF、中島に代えFWに松下を入れたのは、ファール覚悟の愛媛のプレスで怪我させられるのを警戒したのか、それとも、松下、石尾に新しい役割を試す、という狙いだったのか?

愛媛もメンバーを代え、終盤に、2回くらい決定機に迫った時もあったが、精度不足。

それにしても、ベガルタが"鹿島る"のを久々に見た。

コーナー付近で、情滋、真瀬、梅木で時間をつくったり、パスをゆっくり回して、パスを出すふりからのキープと、ようやく勝ち切る試合が見れた。



真瀬のヘッドが高くなってる!

余談だが、この試合で、真瀬のヘッドが高くなってる事に気がついた。

腰の調子が悪かった出始めの頃と比べると、うまく相手にのっかかたりしながら、180cm超のダンカンにも負けない打点でヘッドと、進化している。

中島のスタイルやタイミングの取り方から、学んだろうか。

落下点に先に入って飛べば、相手は斜めに飛ぶしかなくなり、身長でのアドバンは減じることができる、とか?(テキトー)



さらに前進も、まだ確定ではない

この試合の勝利で、ベガルタは、横浜FC、愛媛と連勝、クリーンシートで破り、好調は維持しているが、まだ、何も決まっていない。

緩まず、恐れず、熊本にも勝利して、次のステップを目指したい。

監督じゃないけど、勝てばいいんだ。



前半
共に4-4-2。

いきなり抜け出した愛媛のベンダンカンが、ミドルシュート、枠外。一応菅田らがシュートコースを限定していたが、油断できない動き。

序盤が、球際強くボールを保持した愛媛が、サイド攻撃などで、度々チャンス。

11分、愛媛、松田、谷本と連続ミドル、ブロック。

15分、ベガルタ、ようやくつなぎ、中央でエロンが反転シュート、クリアされ、コーナー2本連続も決まらず。

21分、愛媛、ベガルタ左から茂木がニアへシュート、林弾く。愛媛のコーナー、クロスと攻められるが、最後は林がクリア。

31分、ベガルタ、中島が左からミドルシュート、キーパー弾くところエロンがシュートも枠外。

35分、愛媛、速攻から谷本がミドルシュート、バーの上。

AT1分、愛媛、尾崎イエロー。

⚽AT5分、鎌田の左コーナーキックを、中山が背中で合わせ、ゴール。1-0
中山は今期6点目。

前半は、1-0とベガルタがリード。シュートはベガルタ7本、愛媛8本。


後半
ベガルタ、中山に代わり、オナイウ情滋が入り右MFへ。郷家が左に回る。中島がトップへ。

いきなり情滋がロングスローから右コーナーを得る。これは決まらず。

⚽4分、小出の縦パスを、中央で郷家が落とし、中島がDFの間を縫う右へのパス。エロンがスラィデイングで合わせ、ゴール、2-0

エロンは2試合連続今期3点目。

7分、愛媛、ダンカンにイエロー。

7分、ベガルタ、ロングボールからエロンが落とし、拾った情滋がフリーで右サイド、左足に持ち替えてシュートも、ヒットせず。

これで得たコーナーから、菅田がどんぴしゃヘッド、しかし、キーパー正面。

11分、愛媛、茂木に代わり佐藤諒、曾根田に代わり窪田が入る。

17分、愛媛、縦1本を松田が受け、ダンカンへ、さらに左からのクロスで、コーナー。
しかし、決め切れず。

25分、愛媛、ダンカンが、自陣でのプレスバックの守備も、ファールでフリーキックをベガルタへ与える。

27分、愛媛、つないで、尾崎が切り返しからのシュート、枠外。

28分、愛媛、松田に代わり船橋、谷本に代わり、石渡ネルソンが入る。

30分、ベガルタ、鎌田に代わり松井、エロンに代わり梅木が入る。

31分、愛媛、船橋が反転シュート、枠外。

36分、愛媛、石渡ネルソンにイエロー。

38分、愛媛、ダンカンに代わり藤原が入る。
ベガルタ、郷家に代わり石尾が入り、そのまま左MF。

38分、ベガルタ、自陣のフリーキックから石尾、さらに中島につないで、シュート、キーパーセーブ。

38分、愛媛、左からのロングスローをつないで、最後はヘッドで飛び込むが、枠外。この試合最も愛媛のチャンスのシーン。

45分、ベガルタ、中島に代わり松下を入れ、そのままトップへ。

ベガルタ、時間を使い出す。

ATは5分間

2分、ベガルタボールを回し、最後は情滋のクロスに、ニアから梅木のヘッド、枠外。

AT3分、愛媛、窪田にイエロー。

そのまま2-0でベガルタが勝利。

後半のシュートはベガルタ7本、愛媛2本。


シュート数: 14-10 CK: 13-3 FK:14-11   得点:中山仁斗、エロン  警告:(愛媛)尾崎、ベンダンカン、石渡ネルソン、窪田  主審:大橋侑祐  入場:4,089人


余談:
かなり早く、ニンニジアスタジアムに着いてしまったので、出店とか、スタジアムの周りをうろうろしていたら、ブッチャー並みの屈強な愛媛サポに話しかけられた。

「どっか観光されました?」など、見た目と違ってフレンドリーに話掛けられたが、「うちも残留かかっているので、シーズンダブル貰います」というので、いやそこはタイで、ヨソの試合で勝って決めて下さいと、返しておいた。

試合を待ってる間には、スタジアム外の芝生で、氣志團のスウィンギン・ニッポン、MONKEY MAJIKの「空はまるで」の曲が流れたので、そんなに仙台に気を使わなくても、と思っていたが、スウィンギン・ニッポンは、愛媛の方でも、チャントに使ってるとかw

結局、他のチームが負けて、愛媛は敗戦でも、残留となったそうで、まあ、良かった。

勝ったからいうわけじゃないけど、松山は温泉、名城、文化施設と見るところがたくさんあり、何より、人がフレンドリー。いい街です。市電が走ってるのもいい。

その他、久々の遠征で、今浦島の話、松山観光の話は、ブルスコ別ブログにでもアップします。