30節:ベガルタ仙台0-2群馬、長澤が攻守で見せるも、後半10人で2失点

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2023 J2 30節 8月13日(日)19時03分 ベガルタ仙台 0-2 ザスパクサツ群馬 ユアスタ仙台


中山
(菅原)
齋藤 鎌田 松崎
(中島)   (小出)

エヴェルトン 長澤
      (郷家)
内田 キム 若狭 真瀬

前半、長澤の活躍で攻勢も、後半の10人でしのぎ切れず

サブは小畑、小出、梁、郷家、相良、フォギーニョ、中島、菅原。
群馬は、GK櫛引、DF川上エドオジョン智慧、、城和、酒井、中塩、MF佐藤亮、風間、天笠、杉本、FW川本、平松。北川、山中、白石、高木、内田、浜尾はベンチスタート。

スタメンに、新戦力の長澤、齋藤学が加わり、松崎と共に、新生ベガルタで、ホームで勝利を掴みに臨んだ試合。

前半は、ベガルタのペース。

長澤は、期待通り、運動量豊富に、攻守で様々な所に顔を出し、チームを牽引。

松崎は、クロスの精度はもう一つだったが、真瀬の動きを引き出したり、意表をつくミドルで攻撃を活性化。

また、中山は、ここ2-3試合コ調子が良く、前線で何度かボールをキープして、味方の攻撃につなげたが、シュートチャンスには少なかった。


前半のベガルタは、前プレスを効果的に仕掛けて、群馬をサイドに追いやり、シュート1本に抑える一方、DFラインにいた長澤が、ロングボールでサイドチェンジしたかと思えば、いつのままにか、BOX内に左右に現れたり、真瀬のBOX内からのシュート、松崎のミドルなど、ほぼ自分達ぺースで試合を運べた。

後は、フィニッシュだけだったが、カウンターでフリーで、鎌田、齋藤学が抜け出たチャンス2回で、シュートまでいかずに、スピードダウン。ここらあたりの積極性を、もう一段出して欲しい。


後半になると、群馬は、ポジションを変えたり、ロングボールを入れて、ベガルタのプレスをかわす。

そして、5分、真瀬が2枚目イエローで10人。やむなく松崎を下げ、小出投入。

9分、コーナーでのこぼれ球の処理が不十分で、失点。

17分に、長澤、中山、学と、この日の攻撃を牽引してきたメンバーが引っ込むと、残念ながら交代出場選手に、10人で運動量を増やす、距離感を詰めるという、ミッションを果たせるコンディションの選手が見当たらず、大きな展開で揺さぶる群馬のペースになる。

さらに、29分には、キムテヒョンがアーク付近でファール、絶好のフリーキックを与えてしまい、決められ、0-2と試合を決められてしまった。

前半、飛ばしただけに、後半、長い時間の10人は、今のベガルタには過酷。疲労困憊の鎌田は、10人後のボランチから、最後は中島と位置を入れ変えたが、もうパワーも使い果たしていた。


前半のリズムのいい時に取れればという、たらればが続くが、少なくとも前半の45分は可能性が見えた試合だった。

次は、真瀬と、イエロー累積でキムテヒョンが欠場。菅田が戻る。

誰が右SBになるのか注目だが、誰にせよ、腰の引けたプレーをしていても、勝ちはころがってこない。前半勝負でいいから、先手を取りに行って欲しい。

先手を取って、強気の攻守を続けて勝つ。

首を振り、足動かし、ボールを走らせよう。

やれば、できるよ。


前半。
ホーム仙台とはいえ、気温28度、湿度85%と蒸し暑いピッチ。飲水タイムも取られた。

ベガルタは4-1-4-1というより、長澤が下がり目の4-2-3-1か。

2分、右奥30mでフリーキックのチャンス。鎌田のキックに、中山がDFラインを抜け出てヘッド、枠外。ややボールが高かったか。

10分、群馬の川本にイエロー。

16分、学の左からのクロスを、ペナ内中央で中山が胸トラップ、ダイレクトで狙おうとするが、トラップのボールが高く浮いて、打ち切れず。

23分、群馬が中央右35mでフリーキック。これを直接狙ってくるが枠外。これが前半唯一の群馬のシュート。


29分、長澤が自陣右からロングボールでサイドチェンジ。左前の学にピッタリでフリー。学は仕掛けず、ダイレクトでミドルシュート?狙うが枠外。

34分、長澤の右からのクロスを中山が落とし、侵入した真瀬がシュート、枠外。

39分、中山、足裏キックでイエロー。

43分、左コーナーのこぼれ、松崎が右45度からミドルシュート、キーパー正面。

AT2分、真瀬、突き飛ばしとみなされ、イエローとされる。

前半、ベガルタが長い時間ボールを持っていたが、シュートは4本に留まる。


後半。
群馬はポジションを入れ替えたり、ロングボールでかわしに来る。ベガルタも疲れて来て、間合いが空く。

後半5分、真瀬に背後からのチャージでイエロー。2枚目で退場。ベガルタ10人。

9分、ベガルタ、やむなく松崎に代え小出を入れる。

9分、群馬の左コーナーキック。こぼれ球行き交うが、クリア小さく、群馬中塩がゴール、0-1。

10人になって、群馬のボール回しに付ききれなくなる。


14分、群馬に回されシュート打たれるが、これはバー。こぼれをどフリーで打たれるが、枠外で救われる。

17分、ベガルタ、齋藤に代え中島、長澤に代え郷家、中山に代え菅原を入れる、3枚代え。
郷家が右サイド、左に中島。

21分、ベガルタ左サイドで、ファール。群馬天笠にイエロー。一瞬誰にイエローを出したか分かりにくい判定。

26分、群馬、杉本に代え山中、川本に代え北川を入れる。

27分、キムテヒョン、ロングボールに抜かれそうになり、背後からチャージでイエロー。次節、出場停止。

29分、これで群馬がアーク付近25mのフリーキック。風間に、ポストに当たる完璧はシュートを決められ、0-2。


32分、ベガルタ、ようやく回し、郷家からパスを受けた中島がミドルシュート、キーパーに弾かれ、右コーナー。
ここでベガルタは内田に代え相良を入れる。コーナーは決まらず。

35分、群馬、佐藤亮に代え白石、川上に代え内田達也を入れる。

38分、GK林からのロングキックを受けた中島が、左からミドルシュート、キーパー正面。

40分、ベガルタは、郷家をトップに上げ、相良が右、中島が左にチェンジ。

42分、群馬、風間に代え、畑尾を入れる。

44分、群馬がキープに入り、無理に攻めてこない。

追加時間は6分間。
1分、ベガルタの左コーナー。こぼれをキム、鎌田とついないで、最後は小出がバックヘッドみせるもつながらず。

後半のシュートはベガルタ3本、群馬5本。

結局0-2で2連敗。11戦勝ち無しが続く。

シュート数:7-6  CK:5-1  FK: 10-22  得点:(群馬)中塩大貴、風間宏希  警告:中山、真瀬2=退場、キムテヒョン (群馬)川本、天笠  主審:高崎航地  入場:11,646人