42節:ベガルタ仙台0-0秋田、シュート17本で攻め立てるも、ゴールが遠く、無念のスコアレスドロー

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2022 J2 41節 10月23日(日)14時03分 ベガルタ仙台 0-0 ブラウブリッツ秋田 ソユーススタジアム

中山 富樫
  (皆川)
フォギーニョ 中島
(カルドーゾ)   
デサバト
キムテヒョン  真瀬
(石原)      
福森 瑶大 蜂須賀
     (遠藤)
小畑

サブは、杉本、若狭、梁、石原、遠藤、カルドーゾ、皆川。

秋田はGK田中雄大、DF加賀、千田、小柳、才藤、MF稲葉、江口、中村、茂、FW斎藤恵太、青木。武、井上、三上、半田はベンチスタート。

冷たい雨の中、3000人近いベガサポが、かけつけてくれた、秋田ソユーススタジアム。

ベガルタは、とにかく勝利が大前提で、山形‐徳島の結果に、プレーオフ進出賭ける最終節。

対する秋田は4連勝中。ホーム最終戦も、当然、勝利で飾りたいだろう。

試合は、ベガルタがボールを保持し続け、8人でペナ付近を固める秋田に対して、17本ものシュートを浴びせ、決定的な場面も何度かあったが、ゴールが遠く、スコアレスドロー。

落ち着いていたように見えて、やはりシュートに力が入り過ぎたのか。

勝利した山形に、逆転でプレーオフの最後の枠を明け渡した。

勝てなかったが、前節の熊本戦と同じ布陣で攻め続け、相手のカウンターもシュート2本に封じて、最後までファイトした、この試合の選手達を責める気にはなれない。

それでもシーズン通しての結果は、結果。

できたところを発展させ、できなかったところを修正して、より厳しい練習から、来年秋の歓喜につなげるのみである。

前半
ベガルタは、内田が怪我なのか?左WBにキムテヒョンが入り、あとは前節と同じ3-5-2。秋田は4-4-2。

立ち上がりは秋田が攻め込んでくる。

3分、秋田左からのクロスは青木に合わず。

5分、中島からのパスを受け、フォギーニョが、カットインからのシュート、ブロックされる。

以降、ベガルタが、セカンドを拾ってボールを保持する。

7分、CB右の蜂須賀が上がって、ドリブルからの左足シュート、ヒットせず、キーパー。

8分、スローインからつないでフォギーニョから、富樫が右に流れシュート、枠外。

ベガルタ、パスをテンポ良くつないでチャンスを窺うが、秋田もがっちりペナ付近を固めている。

9分、左からキムテヒョンのロングスロー。合わず。

12分、中島が中央からロングシュート、枠外。

18分、秋田が攻め上がり、ベガルタ左コーナー付近でフリーキック。江口のキックのこぼれ、茂がシュートも枠外。

25分、テヒョンロングスロー、富樫は打てず。

26分、秋田がプレスに来ているところ、福森がロングボール、テヒョンもう一歩。

27分、秋田が左ライン際35mのフリーキック。江口のキックは濡れたピッチでのバウンドボールで枠内方向、GK小畑がパンチング。

その後、秋田の左コーナー、セカンドボールから回すがシュートは打てない。

32分、ベガルタカウンターで前進するところ交錯。中央30mでフリーキックを得る。この間、秋田の斎藤が異議でイエロー。
FKのこぼれから、デサバト、瑶大がシュート連続打つが、ブロックされる。

35分、左からまたテヒョンのロングスロー、なかなか合わない。

40分、中島が相手のキックを股間で受け、悶絶も立ち上がる。

42分、フォギーニョが右からクロスを当て、コーナーを得る。

中島のコーナーキックに佐藤瑶大のヘッドがドンピシャ!決まったか、枠外。ヘッドを打つ瞬間に、体をぶち当てられていた。決定的。惜しい。

追加時間1分。スローインから中山が侵入、コーナーを得る。ここも決まらず。

前半、ベガルタはシュート7本、秋田は2本。スコアレス。


後半
ベガルタは中島らの縦パスに加えて、相手を引き出し、ようやくサイドも突けるようになり、シュートの雨を降らす。

8分、真瀬が上がってクロス、富樫の落とし、シュートは打てず。

10分、テヒョンのスルーパス、フォギーニョもう一歩。

14分、スローインから中島が反転即シュート、こぼれが中山の前にころがり、シュートもキーパーにと千田に阻まれる。

16分、蜂須賀に代わり遠藤、フォギーニョに代わりカルドーゾが入る。真瀬、テヒョンがSBとなり4-4-2へ。

18分、カルドーゾ、真瀬つなぎ、最後は遠藤のクロスに富樫がヘッド、バーの上。

19分、カルドーゾがキープ、富樫上がって、右裏へパス。中島フリーでシュートを叩きつけるが、枠外。決定的。

20分、中山からパスを受けた左の富樫が切り返しがから、シュートが打つが枠外。トラップが決まらなかった。

23分、秋田がパスカットして、ラインを上げたベガルタの裏を狙う。ここは小畑が飛び出してクリア。

25分、ベガルタがカウンター、カルドーゾがドリブルしながらキープ。ペナ内まで持ち込んで、DFと競りながらシュートも、枠外。

28分、秋田一気に4枚代え。茂に代え小暮、齋藤の代え武、青木に代え半田、中村に代え三上が入る。

29分、ベガルタ自陣からGK小畑のキック。遠藤から真瀬のクロス。こぼれが、中山の目の前にころがり右足でシュート、さらにこぼれを富樫がシュートするも、秋田GK田中がファインセーブで、ゴールを割れない。決定的。

31分、富樫に代え皆川、キムテヒョンに代え石原が入る。

32分、中島のロングボール、真瀬上がっていくが合わず。

ベガルタの選手に疲れと、焦りが見え始める。

35分、中山が当て左コーナーを得る。さらに右コーナー。スローインから遠藤のクロスは流れる。

39分、中島から左でパスを受けた遠藤の浮き球クロス。シュート性で枠内に向かうが、キーパーが掻き出す。遠藤の左コーナーキックを、すらしてつなぐが枠外。

41分、遠藤からパスをうけた中島がミドルシュート、枠内、キーパー弾くが、押し込めず。
その後、秋田にカウンターを受けるが、オフサイド。

追加時間は3分間。
攻めてはいるが、この時間、セカンドが拾えない。

1分、秋田にこぼれを拾われ、カウンターを受けるところ、中山ファール覚悟で止める。中山にイエロー。

最後、小畑からのキックもつながらず、試合終了。スコアレスドロー。ベガルタの2022シーズンは終わった。

プレーオフまであと1歩まできたが、勝ち切れず、来期もJ2。

捲土重来を期すのみ。



シュート数: 17-2 CK: 8- 1 FK: 9- 8 得点:なし  警告:中山 (秋田)斎藤恵太、江口  主審:先立圭吾  入場:5,404人