36節:ベガルタ仙台0-2湘南、今季のラストチャンスで完敗、J2降格

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2021J1 36節 11月20日(土)14:04 ベガルタ仙台0-2湘南ベルマーレ ユアスタ仙台


赤﨑 富樫
(カルドーゾ) 
西村   関口
   (加藤)
上原 富田
(蜂須賀/フォギ)
石原 福森 アピ 真瀬
(吉野)   
ヤクブスウォビィク

サブは、ストイシッチ、蜂須賀、吉野、中原、加藤、フォギーニョ、カルドーゾ。

湘南は、GK谷、DF館、大岩、山本脩斗、MF岡本、茨田、田中聡、平岡、畑、FWタリク、ウエリントン。町野、大橋、山田はベンチスタート。

わずかに残留のチャンスを残す、湘南との直接対決だった。

しかし、湘南のブロックを崩せず、逆にミスを突かれ0-2完敗。J2降格が決まってしまった。

すでに3日過ぎてしまったが、まったりと、湘南戦の感想文やるか、と思っていたら、今日11月23日に、手倉森監督の退任と、原崎HCの監督昇格が発表された。

残り2戦は、原崎新監督による、解放されたのびのびプレイが見られる事を期待するのみ。


さて、湘南戦の経過は、今更であるが、現地でメモる余裕なかったので、かいつまんでまとめ。

それと、初の新型コロナワクチン・接種証明パッケージによる入場についての感想などで、誤魔化しますw。

まず、試合について。

ひとことでいうと、3-5-2湘南のブロックを、なかなか崩せず。ベガルタが相手のミスにつけこめる貴重な決定機は逃し、逆に湘南には、こちらのミスを確実にゴールにつなげられ、先制、追加点と許し、追い込まれ敗戦。

湘南は、というか、1ゴール1アシストの湘南・岡本は常に、ペナ付近のベガルタのボールキープや、クリアが甘くなるのを、狙っていた。

開始10分、ベガルタ右サイドから、湘南・畑のクロスのクリアが、左サイドににあがっていた岡本のところ行くと、浮き球クロス。ここで、ベガルタは、アピと上原がかぶって、ウェリントンの勢いを阻止できず、上からヘッドを決められ失点。

この大事な試合で、連携不足が露呈してしまった。プレッシャーのかかる試合で、早い時間の失点。これは重苦しい。

それでも18分、アピがボールを持ちあがり、中央の上原にパス、フリーでグラウンダーのミドルシュートを放つが、キーパー。

20分、湘南タリクの折り返しから、平岡の強烈なミドルシュートを、アピが頭でクリア。さらにウェリントンの至近距離のシュートは、GKクバの好セーブで止めて、反撃に期待したくなる流れにはなってきた。

しかし、その後の、攻撃では湘南のブロックを崩せず、パスコースを読まれカットされる。今のベガルタは、両サイドを塞がれ、ボランチに圧をかけられたら、攻め手がほとんどない。

対策として、福森を入れてロングフィードをさせようとしたのだろうが、パスが前線と合わず。また、左サイドで西村がフリーでも、そこを見ないので、役割を果たせなかった。

結局前半は、ベガルタはシュート2本だった。

後半。
開始早々、ベガルタにビックチャンス。相手のクリアミスを赤﨑が拾って、西村にスルーパス。左からえぐった西村のクロスに、DFの間で、フリーの富樫がヘッドを狙うが、ややのけぞり気味で枠外。これが惜しかった。

さらに、17分、中央上原から左の石原がクロス、西村が飛び込んで右足アウトでダイレクトで合わせるが、シュートは枠外。

後半で、ベガルタのチャンスは、この2回のみ。

残り時間が少なると、焦りも出る。パスミスも出てきて攻撃のリズムがつかめない。一方湘南は、いなすようなパス回しで余裕。湘南サポの「オーレ」のような声で、盛り上げられてしまう。

すると、28分、ベガルタが富田、赤﨑に代え、フォギーニョ、カルドーゾを入れた直後の悲劇。

ベガルタゴール前で、フォギーニョが横パスを上原に出すと、上原がボールを走らせながら抜こうとしたところを、岡本がカット。そのまま蹴りこまれ、0-2。最悪の時間帯に追加点を奪われた。癖を狙われていたのかも。

その後は、前に4人並べたり、アピを上げてパワープレーを行ったりするが、大きなチャンスを作れず、タイトな湘南の守備の前に敗戦、J2降格が決まってしまった。

周囲を見ても、何か覚悟していたような虚脱感のみ。

帰ってから、映像で見たが、関口の悲痛な様子が切なかった。

ボランチとDF、MFの関係が、最後まで、まとまらなかった、ここまでのシーズン。ボランチがマークされた時の周囲の位置取り、ボランチとDFの守備の連係。何かもやもやしたままに、一年が過ぎた感じがする。

シュート数:7 -10 CK: 3- 4 FK:16 -11  得点:(湘南)ウェリントン、岡本拓也  警告:西村 (湘南)山本脩斗  主審:飯田淳平  VAR:福島孝一郎  入場:8,362人


さて、試合の話は、ここまで。久ぶりのユアスタ参戦の話。

この試合、ベガルタで初の試み、「ワクチン・検査パッケージ」という席が、S指定バック南側に780席、1500円と割安、しかもTシャツ付きで設定されたので、早速利用。席空け無しなので、連れ立っていく人は、特にいいかも。

チケットは、他のチケットと同様、事前にベガチケでQRコードで購入し、東南側の専用ゲートから入場。

この時に、QRチケット、ワクチン2回接種証明、又はは、3日以内のPCR検査陰性証明が必。さらに身分証明書(免許証、健康保険症など)の、3点のチェックを受ける。

自分は、スマホで接種証明を撮影して持っていったが、3点チェックの時、受付の人が、接種日か何かの情報を、手書きで表に書き込む、という手順がはいっているので、混雑してくると、それなりの時間がかかりそう。自分は、かなり早めにいったのでスムーズだったが。

チェックが終わり、手にアームバンドを巻き付けて貰ったら、再入場可能なので、これから利用される方は、早めにチェックを終えられる事を推奨。

それで、超久ぶりに、両側にサポがいる状態での観戦。

少しお話もしたけど、試合があれだったので。もし勝てば、両隣の人と、アームタッチで、じわじわと喜び合いたかった。