23節:ベガルタ仙台0-0セレッソ大阪、勝ち点1も、7試合勝ち無し続く

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2021J1 23節 8月9日(月・祝)19:00 ベガルタ仙台0-0セレッソ大阪 ヨドコウ桜スタジアム


赤﨑 西村
(カルドーゾ) 
加藤    関口
(氣田)(オッティ)
フォギーニョ 富田
(上原)    
石原 吉野 アピ 真瀬

ヤクブ スウォビィク

サブは、ストイシッチ、蜂須賀、平岡、上原、氣田、オッティ、カルドーゾ。

C大阪は、GKキムジンヒョン、DFチアゴ、丸橋、瀬古、西尾、MF原川、高木、阪本、奥埜、FWアダムダガート、清武。 豊川、松田力、藤田はベンチスタート。

強い風が吹くヨドコウスタ。前半風上のC大阪が、サイド攻撃に加え、ミドルシュート、ロングシュートで脅かしてくるのに比べて、後半風上に立ったベガルタは、細かいつなぎに拘り、堅いC大阪の守備を崩しきれず。終了間際の西村のシュートもポストに嫌われスコアレスドロー。

プラン通りというが、勝ち点3を狙いに行くには、シュートチャンスを増やす必要があり、必然的にある程度リスクも負う場面が出てくる。

どうすればチャンスを増やせるかより、失点を恐れるマインドばかりを、選手に植え付け過ぎないようにしてもらいたい。

以下、簡単に経過。

ベガルタは、前の試合から3人代えて、加藤、フォギーニョ、アピアタウィア久をスタメンとする。

C大阪の方は3バック予想も、実際は4バック。

そんな中でも、再開後でキレをみせているのが、右SBの真瀬。

素早いフェイントで相手をかわし、機を見てペナ付近まで仕掛けてたり、クロスを上げるだけでなく、FWを囮にして、シュートまで行っている好調ぶり。

あと少し、周りのフォロー、アシストが加われば、キン攻撃を上回る、「真瀬てる」攻撃が見られるかもしれない。


前半
強い風が吹くヨドコウスタジアム。コイントスで、C大阪は風上を選択。

前半のC大阪はは、自在な位置取りの清武と、風を利用した攻撃、チアゴ、瀬古らの堅い守備で、ベガルタを悩ませる。

【C大阪】開始20秒、いきなり食いついたアピアタウィア久(アピ)が、ダカートとのヘッドの競り合いで負け、ボールが後ろに流れる。
裏にフリーで、清武に上がられ、シュートまでいかれるが、ここはフォギーニョらが何とかカバーしてクリア。
この試合、この後、アピはタガートらとの競り合いで、いい働きを見せるが、このシーンだけは危なかった。

【C大阪】6分、右コーナー付近で原川フリーキック。いいボールが入ってくるが、GKクバがパンチング。

【ベガルタ】9分、アピのヘッドからフォギーニョにつなぎ、加藤がフリーでドリブル開始も、トラップ大。

【C大阪】14分、瀬古にイエロー。

【ベガルタ】15分、真瀬がドリブルで上がり、ペナ内侵入。右コーナーを得る。こぼれを富田がシュート、枠外。

【C大阪】17分、清武の浮き球に、ダガートが裏に抜けだすが、アピが体を入れて打たせず。こぼれ球を清武がミドルレンジから、低い弾道の枠内シュート、GKクパ正面。

【ベガルタ】20分、フォギーニョの速い、右コーナーキック。吉野がフリーでヘッドも枠外。

【C大阪】21分、原川が左サイドでフリー、風を意識してのロングシュート、枠外。

【ベガルタ】25分、カウンターから西村が反転してつなぎ、右からの関口のクロスに、赤﨑もう一歩。

【C大阪】30分、丸橋が自陣から風に乗せた超ロングシュート、クバが慌てて後退するが、予想以上に伸びてゴールに届くが、ポスト横で助かる。

【ベガルタ】35分、パスカットして、フォギーニョから、上がった真瀬、侵入も、クロスは上げられず。

【C大阪】裏にフリーで抜けた清武からのクロスに、ダカートがヘッド、ゴール隅へのシュートとなったが、ここはクバが弾きだす。

【ベガルタ】AT1分、左から関口のスルーパスに、西村もう一歩。

【C大阪】AT2分、清武のロングボールに、ダカートがゴールを背にしながら、バックヘッド、これも、ゴール隅に飛んでくるが、クバが弾きだす。

結局、前半、ベガルタはシュート3本、C大阪が5本放つがスコアレスで終了。


後半
ベガルタが風上になる。

【C大阪】高木俊幸に代わり 新井が入る。

【C大阪】7分、カウンターから新井がミドルシュート、枠外。

【C大阪】9分、中央やや右25mでフリーキック。DFのチアゴが、強烈右足ブレ気味シュート、GKクバが弾くが、これを、さらにチアゴが、左足ボレーで強烈シュート、バーの上。

これで左コーナー。こぼれを新井がシュート、枠外。

【C大阪】15分、新井がキープして戻し、西尾がキープからのシュート、枠外。

【ベガルタ】19分、ようやくカウンターから回して、真瀬に出すが、オフサイド。

【C大阪】21分、清武に代わり藤田が入る。奥埜がトップ下か。
【ベガルタ】関口に代わりオッテイが入る。オッティが左に入り、加藤が右に回る。

【C大阪】22分、裏に、タガートが吉野をかわして侵入、しかしアピがカバー。

【C大阪】24分、タガートに代わり豊川を入れる。

【C大阪】29分、阪本が侵入、パスを受けた豊川がシュート、枠外。
左コーナーとなるが、決まらず。

【ベガルタ】30分、赤﨑に代わりカルドーゾ、加藤に代え氣田が入り右。フォギーニョに代え上原を入れる3枚代え。

【ベガルタ】31分、上原の左コーナー。C大阪のクリアがあわやオウン。2本目のコーナーはシュート打てず。

【ベガルタ】36分、真瀬から裏に出た氣田へのパスが通り、折り返し、合わず。
さらに、上原から、ラインの裏に絶妙浮球が入り、西村抜け出てトラップも大で、シュートは打てず。惜しい。

【ベガルタ】44分、左サイドでフリーの上原が、ミドルシュート。枠内でキーパー弾くところ、抜け出た西村が叩きつけるシュート、ファーのポストに当たり、ゴールなならず。この試合最大の決定機決まらず。

追加時間は4分。
ベガルタボールを持っても、守りを固めたC大阪を崩しきれず。

【ベガルタ】AT3分、カルドーゾにイエロー。

後半、ベガルタのシュートは4本、セレッソは6本。

結局後半も、点が入らず、スコアレスドローで勝ち点1。

これで、5月末から7試合、5分け2敗と未勝利が続き、16位徳島とは、勝ち点差5まで開いた。


シュート数: 6-11 CK: 4-5  FK: 9- 13 得点:なし  警告:カルドーゾ (C大阪)瀬古  主審:上田益也  VAR:山本雄大  入場:4,200人