2021J1 5節 8月3日(水)19:00 ベガルタ仙台0-1ガンバ大阪 ユアスタ仙台
赤﨑 西村
(カルドーゾ)
氣田 関口
(オッティ)(加藤)
上原 富田
(フォギーニョ)
石原 平岡 吉野 真瀬
(蜂須賀)
ヤクブ スウォビィク
サブは、ストイシッチ、蜂須賀、アピアタウィア久、加藤、フォギーニョ、オッティ、カルドーゾ。
G大阪はGK東口、DF三浦、菅沼、キムヨングォン、黒川、MF小野瀬、奥野、矢島 山本 悠樹、FWパトリック、宇佐美。チアゴアウベス、ウェリントンシウバ、倉田、石川慧はベンチスタート。
3月予定の試合が新型コロナで延期なった分の代替試合。5月末以来の勝利を狙ったが、またしても後手を踏む展開で、後半の猛追も及ばず、6試合勝ち無し。
ワクチン接種も2回終えたので、本当に久しぶりに、ユアスタに参戦。もちろんマスク装着で。
東京五輪の男子が、初の決勝進出を狙う、スペイン戦との時間が重なっているが、ベガルタ優先のベガルタのファン・サポは結構多くw、また、平日火曜の夜にも関わらず、5千人弱(コロナでMAX1万)と入っている。
前日の熱帯夜からの蒸し暑い空気が、夕方まで、残っており、ユアスタとしては、非常に暑いナイター。短パンでも、汗がどっと噴き出す。
試合も、勢いづく熱い勝利を期待していたのだが。。。
前半。
おおざっぱに経過をいうと、前半は、G大阪がワイドに開いて、宇佐美、パトリックを中心に、ボールをつないで攻め来るのに対して、ベガルタは対応する守備中心で、ボランチが下がり気味。
時折、中央からミドルシュートを打たれたりはするが、結局、前半は散発のシュート5本に抑えた。
ただ、攻撃では、マイボールになっても、リスクを冒したくないのか、前線との意思相通がないのか、うしろで横に回すばかりで、効果的なパスを出せない。
⚽それでも、まあ、前半はゼロでしのげるかと思われた35分、宇佐美の左コーナーキックを、パトリックに、のけぞりながら、ファーにヘッドを決められ、0-1と先制を許す。これが決勝点。
ベガルタも、シュート3本の前半だが、2回、決定機を作れてはいた。
14分には、氣田からパスを受けた西村が、左からドリブルで侵入、DFをかわしてキーパーと1対1で、浮かせたシュートが無人のゴールにころがっていったが、DFに間一髪クリアされる。
32分には、カウンターから、ドリブル前進の西村から、右を並走の赤﨑にパスが通る。さらに、赤﨑から、その間を上がってきた真瀬がパスを受けてシュート、これがネット揺らす。先制かと思われたが、オフサイド。VARでも変わりなし。惜しかった。
どちらかが決まっていたられば、ではあるが、チャンスを逃した直後に、前述のパトリックの先制弾を決められてしまった。
後半。
当初は、前半と同じメンバーだったが、なかなか決定機を作らせて貰えない。
3分には、パトリックにカウンターで独走をゆるし、フリーで打たれるが、GKクバ神の絶妙なポジション取りで、事無きを得る。
13分過ぎから、ベガルタはようやくメンバーを交代。攻撃的に出る。
石原に代え蜂須賀、関口に代え加藤を入れる。
すると19分、氣田のクロスに加藤のヘッド、枠外。
さらに、22分になって、氣田に代えオッティ左サイド、西村に代えカルドーゾ投入。これで、スピードある攻撃ができるようになる。
23分、オッティがドリブル侵入からシュート、角度なくサイドネット。
32分、蜂須賀のクロスにカルドーゾ反転シュート、枠外。
さらに、35分になって上原に代え、久々に髭フォギーニョが入り、運動量豊富に動く。赤﨑がミドルを放つが、いずれも枠外。
結局、後半、ベガルタはシュート8本も放つが、ゴールを割れず。
G大阪は、しっかり守りを固め、ウェリントンシウバやチアゴアウベスを投入。さらには、居残りのパトリックのカウンターをチラつかせきて、勝ち切られた。
確かに、前半から失点のリスクは避けたいが、引き分けでなく、勝ち点3が必要な状況。
そして、先制点を取るのが、今の、ベガルタの数少ない勝ち方。
スピードとフィジカルのある外国人選手をスタメン投入、先手を取り、疲れてきたら、日本人選手で守りを固める、という形が、もっとも勝利に近いのではないか。
相手の疲れを待つ前に、先にやられたら意味がない。リスクはある。しかし、今は、先に勝負ではないだろうか。
シュート数: 11-10 CK: 5- 6 FK:7 -14 得点:(G大阪)パトリック 警告:富田 (G大阪)キムヨングォン、ウェリントンシウバ、東口 主審:荒木友輔 VAR: 入場:4,940人