22節:ベガルタ仙台1-1札幌、猛攻しのぎ、真瀬のプロ初、同点ゴール、クバ神セーブで勝ち点1

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2021J1 22節 7月10日(土)19:03 ベガルタ仙台1-1北海道コンサドーレ札幌 ユアスタ仙台


赤﨑 カルドーゾ
(オッティ)(西村)
加藤   関口
(中原)(氣田)
松下 富田

石原 平岡 吉野 真瀬

ヤクブ スウォビィク

サブは、ストイシッチ、シマオマテ、蜂須賀、中原、氣田、西村、エマヌエルオッティ。

札幌は、GK菅野、DF田中駿汰、宮澤、福森、MFルーカスフェルナンデス、駒井、高嶺、青木、金子、チャナティップ、FW小柏。ジェイ、菅、荒野、柳はベンチスタート。

前半は、札幌のワイドな展開とワンタッチで苦しみ、開始早々に失点。しかし24分に相手CKからの失点がVRファールで無効になると、ベガルタも反撃。30分にカウンターから、ゴール前になだれ込み、真瀬のプロ初ゴールで同点。

後半はベガルタの押し込む時間、札幌のカウンターで苦しむ時間とあったが、互いのキーパーが活躍、クバの神セーブで勝ち点1は死守。

練習試合にも出て、出場するかと思われたフォギーニョがベンチも入りもせず。シオママテは久々にベンチ入り。

前半は、駒井起点からワイドな展開、ワンタッチパスの札幌に、早々に失点。さらに、取りどころが定まらず何もできない時間が続いたが、30分頃から、カウンターで相手の背後をつき、真瀬の同点弾。

後半にもチャンスがあったが、バーに阻まれたり、シュートがヒットせずで追加は奪えなかった。一方、札幌にゴー前で鋭いシュートを打たれたが、こちらはGKクバがファインセーブ連発で死守。なんとか勝ち点1を得た。

守備重視の布陣で、開始早々に失点する、悪い癖は早く解消したい。相手が想定と違うことをやってきても、慌てないように。前半がしのげれば、後半勝負も見えてくるのだが。

関口が右、左が加藤で何試合かやっているが、以前のように、逆の位置の方が互いにシュートまで行けてるし、交換しても守備の連係にそんなに問題が無いように思えるのだが、何か理由があるのだろうか。

アシストを上げたカルドーゾは、まだまだ。ただポテンシャルはあるので、もっともっとコミュニケーションを上げてほしい。また、オッティも、もう少し出る時間が長くないと、生きないかも。

失点を防ぎ、要所で点を取りにいく。相手もわかっているだけに、簡単ではないが、やり続けるしかない。フォギーニョの復活も待たれる。

前半
【札幌】中国に行ったアンデルソンロペスに代わり、スピードのある小柏がワントップ。3バックながらも、ボランチの駒井が下りて起点となり左右に展開、ベガルタ右の福森から、ロングボールで左へというような形でサイドの裏を狙う攻撃を繰り返された。

【札幌】⚽3分、福森から中央で折り返し、左のルーカスへとワンタッチで展開され、ベガルタは何もできず。最後はルーカスが左角から強烈シュートをファーに決め、先制許す。VRで、オフサイドチェックかかるも、ゴール。

【ベガルタ】7分、松下から関口、さらにカルドーゾとつなぐが、キープできず。

【札幌】8分、裏に飛び出た小柏にシュートされるが、オフサイド。
9分、札幌カウンター、右から、またも小柏がドリブル侵入、シュートを打たれるが、枠外。

【ベガルタ】14分、裏に出たカルドーゾ、もう一歩。

【札幌】17分、青木のミドルシュート、ふかす。

【札幌】22分、福森の右コーナーから、田中が頭で折り返し、中央宮澤のボレーシュート、あっという間にネットを揺らすが、VR。青木が吉野を倒すファールがあり、得点は取り消し。

【ベガルタ】一時は追加失点かと消沈したベガルタが、元気を出す。相手の攻撃にも少し慣れてくる。

<飲水タイム>

【ベガルタ】⚽30分、自陣の吉野から中央カルドーゾへパスが通る。カルドーゾ、ひとりかわして反転、左前の赤﨑へカーブをかけたパス。
赤﨑ががえぐって、左からの絶妙クロス。中央には、関口と加藤がDFを引き付けながら、なだれ込み。福森の背後から、走りこんだ真瀬がフリー、右足インサイドボレーで流し込んでゴール、1-1。

真瀬のプロ初ゴールで、同点弾。おそらく練習通りのいい流れ。

【札幌】31分、カウンターからベガルタ右奥でフリーキック。福森のキックは枠外。
34分にもカウンターから、小柏がフリー、右コーナーへ。これも決まらず。

【札幌】42分、札幌が左から右へと展開。クロスに、中央でフリーのチャナティップのヘッド、クバ正面。

【ベガルタ】44分、相手陣スローインからカルドーゾキープ、関口につないでクロス、中央に上がったカルドーゾが、ダイレクトで狙うが枠外。

追加時間は、VRが2回あったので4分間。

【ベガルタ】2分、関口がキーパーへのチャージを試みる。

【札幌】4分、キープして、サイドに出されるが平岡クリア。その後、金子のロングシュート、枠外。

前半は、記録上、ベガルタのシュートは真瀬の1本のみ。VRで札幌の2点目のゴールが取り消しになり、1-1で終了。

後半
札幌の運動量が徐々に落ち来ると、ベガルタにもチャンスができるが、決め切れない。逆に、札幌のカウンターから大ピンチも、そこはGKクバ神。

【ベガルタ】カルドーゾに代わり西村が入る。西村はピッチに入る時、真瀬と入念に打ち合わせ。

【札幌】1分、左からルーカスの速いクロス、流れてチャナティップ、もう一歩。

【ベガルタ】3分、パスカットした加藤がドリブル前進も、シュートは打てず。

【ベガルタ】8分、真瀬が札幌ペナ内でキープからのクロス、福森が横っ飛びクリア、手にボールを当てるが、VRでノーハンドの判定。
左コーナーとなり、関口のキックに、ニアで平岡ヘッドも枠外。

【ベガルタ】12分、石原から右の赤﨑へ。最後は右角から西村シュート、GK正面ではじかれる。さらに、詰めていた真瀬がスラィデイングでシュートも、バー!惜しくも決まらず。

【札幌】14分、札幌のカウンター、チャナティップが侵入、クロスに、金子のヘッド。バーの上。危ない。
15分にも、チャナティップがドリブルからのシュート、枠外。

【札幌】16分、駒井のクロスに、ルーカスの折り返し、これはクリア。17分、コーナー2本連続。ベガルタしのぐ。

【ベガルタ】19分、関口に代え氣田を入れる。左へ。加藤が右に回る。
21分、札幌のパスミスをカットして、左コーナーを得る。キッカーは松下。クリアされる。

【札幌】24分、カウンターから小柏、ルーカスとつなぐが、ベガルタはクリア。
【ベガルタ】石原から氣田とつなぎ、ドリブル前進、氣田がうまくファールを貰い、右奥35mでフリーキック。つながらず。

【札幌】27分、裏を取った金子がフリー、シュートは石原がブロック。

<飲水タイム>

【札幌】28分、高嶺に代え荒野、ルーカスに代えジェイが入る。早速右コーナーから、ジェイの高い打点のヘッド、バーの上。

【札幌】31分、左コーナー。福森のキックのこぼれ、金子が左足シュート、ポスト!さらに荒野がシュートを打つが、枠外。

【ベガルタ】34分、左サイド石原から、裏の赤﨑へパスを出すが、つながらず。

【ベガルタ】35分、赤﨑に代えオッティ、加藤に代え中原が入る。オッティと西村が2トップ。
【札幌】青木に代え菅が入る。

【ベガルタ】36分、中原からパスを受けた氣田がシュート、こぼれを中原侵入も打てず。

【札幌】39分、回して、最後はジェィのヘッド、枠外。
右コーナー。福森のキックに、中央チャナティップが反転シュートも、GKクバが、右手を伸ばしてクリア。こぼれを即ジェイにも打たれるが、これも足でクリア。
【ベガルタ】今日もクバ神がピンチを防ぐ。

【札幌】43分、金子に代わり、元ベガルタの柳が入る。

追加時間は5分間。
【札幌】左からのクロスにジェィのヘッド、ヒットせず。

【ベガルタ】2分、こぼれを右から、フリーの氣田が回しこむような左足シュート、ヒットせず、キーパー。

【ベガルタ】4分、左サイドから中原のスルーパス、西村決めれず。

試合は結局、後半、互いに決定機を決め切れず、1-1のドロー。

上り調子の上位からの勝ち点1ではあるが、5戦勝ち無しと、いまひとつ乗り切れず、五輪中断へ。
中断空けの対ガンバ大阪、ホーム決戦で勝ち点3を!

シュート数: 7-12 CK:2 - 5 FK: 13-11  得点:真瀬拓海 (札幌)ルーカスフェルナンデス  警告:なし  主審:西村雄一  VAR:山本雄大  入場: