02節:ベガルタ仙台1-5川崎、スピードの差、前半で4失点、後半上原が一矢

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2021J1 2節 3月6日(土)14:00 ベガルタ仙台1-5川崎フロンターレ  ユアスタ仙台


西村 マル
(松下)  
氣田  関口 
(加藤)(石原)
上原 富田
  (平岡)
秋山 吉野 アピ 蜂須賀
(真瀬)           
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、平岡、真瀬、松下、石原、加藤、赤﨑。シマオマテは前試合のレッドで欠場。西村は登録済んでこの試合から出場可能に。
川崎は、GKチョン ソンリョン、DF山根、山村、車屋、旗手、MFシミッチ、田中碧、橘田、FW小林、長谷川、遠野。三笘、レアンドロダミアン、家長、谷口はベンチスタート。

午前中15度と、4月並みの気温が上がりながら、午後には冷たい北風で、試合が始まるころには10度を切り、日陰では、冷えるユアスタ。

東日本大震災から10年目ということで、フロンターレとの、各種コラボ企画が行われて、ほっこりしたが、復興は、まだ半ば。チームの方も、まだまだ改善すべき点が多いことが、思い知る試合となった。

ただ、後半メンバーを変えて、こちらも出足を良くし、ワンタッチパスで展開を早めて、チャンスを何度か作ったし、実際マルちゃんのシュートのこぼれを、詰めてた上原が押し込んで、1点取り、今後への足掛かりは見られた。


前半は、キャンプ中では、おそらくお目にかかっていない出足、スピードで、川崎が左右に振ったり、広げたり、DFとキーパーの間に高速パスを出してきて、12分、39分に小林が飛び込まれて2失点。

クロスの精度、速さもやはり違う。

25分には、小林のヘッドがポストに当たるこぼれ球を、遠野にきっきり決められたのと、33分に、ちょっと不運なオウンゴールもあって、前半だけで4失点。勝負を決められてしまった。

氣田がたまに仕掛けていっても、すぐ二人三人と囲まれる。その速さがJ1クォリティ。慣れていかないといけない。サポートも遅れ気味。

しかし、後半、松下、真瀬、平岡を一気に入れて、守備から攻撃へのスピードを上げて、盛り返す。

マルちゃんへのラストパスも通り、3度ほど決定機があったが、マルちゃん挟まれたりして、決め切れず。

それでも、13分に、上原が左前の氣田に振って、えぐっての折り返しを、マルティノスがシュート、こぼれを詰めていた上原が決めて、一矢報いた。

実は、ベガルタ1点逃げ切りを、西村が同じように決めてくれる夢想をしていたのだが、前半は、なかなかボールが来ず、守備に追われていたのが残念。

厳し試合でも、失点はできるだけ抑えたいので、試合の中で失点が続かないように、踏ん張らないといけないが、こういう時の牽引役の関口と、石原の怪我の具合が気になるところ。

中3日で、鳥栖戦。皆川、シマオマテ、今日も出たが松下らがそろってくると思う。まずは、初勝利をもぎ取りましょう。


シュート数: 9-14 CK: 3-6  FK: 16-14  得点:上原力也 (川崎)小林悠2、遠野、オウンゴール、旗手  警告:マルティノス、吉野  主審:池内明彦 VAR:家本政明 入場:9,005人