ルヴァン杯1節:ベガルタ仙台0-1横浜FM、氣田の仕掛けなどで後半盛り返すも、決め切れず

2021ルヴァン杯 Dグループ GS1節  3月3日(水)18:00 ベガルタ仙台0-1横浜F・マリノス ニッパツ


皆川
(田中)
石原 中原 匠
 (吉野)(加藤)
松下 富田
   (氣田)
長倉 シマオ 平岡 真瀬
(蜂須賀)    
小畑

サブは、井岡、吉野、蜂須賀、アピアタウィア久、加藤、田中、氣田。

横浜FMは、GK高岡、DF松岡、チアゴマルチンス、伊藤、高野、MF岩田、渡辺、FW水沼、前田、オナイウ阿道。南、中川、マルコスジュニオール、扇原はベンチスタート。

富田が怪我から1年ぶりに復帰スタメン。45分プレーできた。

ルーキーの加藤、井岡が初ベンチ入り。

試合は、前半は横浜FMの速いプレスと、左右からの樺山、水沼の仕掛け、前田、オナイウの飛び込みの前に、守備中心となり、16分、ベガルタの左から水沼の絶妙クロスに、CBの間に走り出たオナイウにワンタッチで、合され失点。

その後も、前半はペナ内に何度も入られて、反撃は、38分のカウンターで、石原のクロスにファーの中原が、どフリーでシュートの1本だけがチャンスだった。

後半は、長倉に代え蜂須賀、富田に代え氣田を入れ、中原がボランチに下がり、右サイドの匠をトップに、石原が右に回り、4-4-2気味とし相手の展開を封じ、プレスをかけ始めて反撃。

特に、左サイドの蜂須賀、氣田を中心に仕掛けて、チャンスが作れるようになる。6分には氣田、12分には石原と、フリーのシュートチャンスも決めきれず。さらに、後半入った田中にも、2本のフリーシュートチャンスがあったが、ふかす。

引き分け以上にできるチャンスはあった。

個々の選手が、相手のスピードに慣れて、カウンターからチャンスが作れるレベルにあるのは、期待が持てるが、まだ、体の切れには、前節のスタメンと差があるので、これから上げていってほしい。


以下、この試合での新戦力、控え組選手の印象。

左MFで後半出場の氣田は、スペースがあると、切れ味のいい仕掛けや、素早い振りのシュートがあり、今後とも楽しみ。守備とのバランスはいろいろあろうが、やはりレギュラークラス。

左SBの長倉は、貴重のレフティとして奮闘していたが、水沼の巧みな位置取りに翻弄された感があるので、経験値を上げていくのみ。

トップ下、ボランチの中原は、いい位置取りやボール奪取があるのだが、その後のプレイのスピードを一段あげてほしいところ。

後半出場の加藤は、見るからにボールタッチが柔らかく、ガタイもあって雰囲気があるのだが、キャンプで一時怪我のせいか、体のキレは、まだ十分ではなさそう。しかし、スピードがついてくると、点を取りそうな感じ。

田中渉はFWでの後半出場で、短い時間でも、フリーのシュートチャンスが2回あったので、位置取りはオッケー。まだ、少しゆとりがないよう。力まず、まずはシュートを枠内へ。

GK小畑は、前田やオナイウのチャージに危ない場面もあったが、決定機2本を止め、仕事した。

さて、佐々木匠は期待値が高いだけに、まだまだの感。球際の粘り、かわしを一段上げて、自分の間合いで、パスなりシュートを放てるように、がんばってくれい。

石原、真瀬はレギュラークラスで、期待通りにカウンターとか走ってたけど、問題はターゲットというか、タメを作れる選手が、関口がいないと?になること。皆川は、まだいまいち。赤﨑でもクエンカでも西村でも、他の選手でも出てきてほしいね。

今日で、入国前?の二人と、照山とクエンカ、未登録の西村、今日は控えキーパーだった井岡以外は、一応プレーできて、ほぼまずまずのコンディションで、連携もそれなりにできていたので、重畳。

さらに、スピードアップ、精進して、来るべきチャンスに備えてほしい。

シュート数: 8-13 CK: 6-8  FK:16 - 6 得点:(横浜FM)オナイウ阿道  警告:(横浜FM)小池  主審:野田祐樹  入場:3,851人