03節:ベガルタ仙台0-5鳥栖、完敗の中にもチャンス

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2021J1 3節 3月10日(水)19:00 ベガルタ仙台0-5サガン鳥栖 駅前不動産スタジアム


赤﨑
(皆川)
氣田 上原 マル
(加藤)  (石原)
松下 吉野
(富田) 
蜂須賀 平岡 シマオ 真瀬
  (アピ)   
ヤクブ スウォビィク

サブは、小畑、アピアタウィア久、石原、富田、加藤、西村、皆川。
鳥栖は、GK朴一圭、DF飯野、ファンソッコ、エドゥアルド、中野、MF仙頭、樋口、松岡、小屋松、FW林、山下。梁、島川はベンチスタート。

ベガルタはいいところなく、開幕2試合完封中と絶好調の鳥栖に、スピードある攻撃とワイドな展開、ゴール前の固い守りに阻まれて0-5と大敗。

すぐ中2日で次の試合がある。ボールの取りどころの整理をしっかりして、まずは失点を防ぐところから、勝利につなげてほしい。

ベガルタは前半の4-2-3-1から3失点。開始5分VARになったが、鮮やかな縦パスを通され、山下に先制されると、25分にはコーナーのこぼれを押し込まれ、39分には、ゴールキックからつながれて、右45度からファインゴールを決められ3失点。

後半は、3-4-3に変更、攻め込んでチャンスを作るも、ラストパスを決め切れず。ペナ内の反応の速さは鳥栖が上。
逆に11分に左右に振られてフリーでヘッドを決められ、4点目、終盤にはカウンターで5点を決められた。

(ベガルタの主なチャンス)
前半42分、マルティノスが右サイド、ドリブルで上がり、角度無くても左足のシュート、枠内も、キーパーにはじかれる。

前半AT5分、氣田からパスを受けた、赤﨑の浮き球を、鳥栖の林がハンド。PKで、赤﨑が蹴るがポストに当たり、きまらず。こぼれもマルティノスが空振り。

後半6分、マルティノスが左サイドから右足のミドルシュート、バーに当たる。惜しい。

31分、真瀬からパスを受けた氣田がペナ内フリー、しかし足元で収まらず、ブロックされる。

42分、ペナ内フリーでパスを受けた皆川が、打てないと見るや、右に流れ、クロス。ファーサイド、フリーの蜂須賀がヘッドをたたきつけるが、キーパーに阻まれる。

全体的には圧倒されてはいたが、上記のチャンスの半分でも決めていれば、僅差の試合にはできたかもしれない、たられば。


前2試合でも、気になっていた、パススピードの無さと、球際の競り合いで勝てないところが、その点に長所を持つ、鳥栖との対戦で、得点差となって現れた。

後半、サイドでボールを持てる時も、緩いパスでつないでいくので、相手に狙われやすい。

さらに、ビハインドの展開で、焦りもあって、DFとボランチの連携、攻撃ではパスのタイミングが合わず、つながらない面も増えてきた。早急に選手同士の確認をして欲しいところだ。

そして、今季はとにかく、けが人を無くしてのスタートを、ということで、慎重なキャンプになったことは想像できるし、悪いことではないが、いざ、ガツガツくる本番の相手との闘いでは、やはり、それなりに厳しくボールに行かないと、なかなか取れない。

まずは失点を防ぎ、同じサイドのドリブル一辺倒でなく、ロングボール、サイドチェンジも織り交ぜての攻撃で、反撃していってもらいたい。

失点しても、ミスしても、焦らずに。踏ん張りましょう。勝負はすぐに、そして、まだままだ続く。


シュート数: 7-15 CK:8-2  FK: 15- 8 得点:(鳥栖)山下、エドゥアルド、小屋松、樋口、酒井  警告:(鳥栖)中野  主審:松尾 一 VAR:福島孝一郎 入場:4,604人