01節:ベガルタ仙台1-1名古屋、シマオ先制、追い付かれ、猛攻受けるもクバの好守備で勝ち点1

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2020年J1 01節 2020年2月22日(土)14:00 ベガルタ仙台1-1名古屋グランパス ユアスタ仙台


赤﨑 ジャーメイン
(石原)   
匠   道渕
(関)   
松下 吉野
  
柳 平岡 シマオ 蜂須賀

ヤクブスウォビィク

サブは、関、パラ、金正也、椎橋、田中渉、石原、関口。名古屋はFW前田、マテウス、相馬、MF米本、阿部、稲垣、DF吉田、丸山、中谷、成瀬、GKランゲラック。山崎、シャビエル、秋山はベンチスタート。

開催が繰り上がったJ1リーグだが、幸い、今日のユアスタ仙台は気温が10度近くまで上がり、真冬の寒さではない。それでも日差しが少なく、関東、名古屋から来た方には、寒さを感じる天気だったかもしれない。

待ちに待ったホーム開幕。まだ、未完成なところもありながら、両チーム共、粘り合い、せめぎ合った熱い試合ではあった。互いに怪我人多発のチーム同士。勝ち点3取れない不満があるだろうが、今後につながる勝ち点1としたい。

それにしても、松崎しげるさんの歌を聞くたびに、勇気づけられるし、ここでゲームを楽しめる幸せを感じる。

さて、先週のルヴァンでは、若武者田中渉のマルチ得点で留飲は下げたものの、大量失点に、いささか不安を感じた方も多かったと思う。

今日の試合では、高速ドリブラー揃いの名古屋に対して、破られての失点や危ない場面もありながら、GKクバを中心に何とか粘って、名古屋の攻撃1点に抑え、勝ち点1は、ぎりぎり確保した。

特に、自分的に警戒していたマテウスのドリブル突破・フリーでの弾丸シュートは阻止。なんとかエリアから遠ざけて、いらいらを誘い、ふかしてくれたので、名古屋の追加点へのリズムを乱す結果につながった。

ベガルタは、攻撃でもカウンターや、仕掛けの一端でチャンスは作れていたが、ラストパスでの呼吸は、まだいまいち。ここが向上していけば、勝ち点3も遠くないだろう。

以下、簡単な概要です。

前半。
ベガルタは緊急補強の柳を左SB、元名古屋赤﨑をFWでスタメン起用。両選手共、運動量豊富でボール際に強く、今後に期待させるものがある。佐々木匠は左サイドからスタート。名古屋は前田ワントップ、右にマテウス、左に相馬、トップ下阿部といったところか。

名古屋は、試合開始時点では、マテウスはベガルタの左にいたが、右に移動するなど、ポジションチェンジしていた。開始1分、ベガルタは蜂須賀のクロス、クリアされる。2分、名古屋が、ベガルタの右から攻めるがクリア。相馬が仕掛けてくる。3分、蜂須賀が相馬に裏を取られ、えぐっての折り返し、中央からシュート打たれるが枠外。4分、名古屋の右コーナー。相馬が蹴るがクリア。

5分、マテウスが、ベガルタの右からドリブルからのシュート、クリア。その後、名古屋が、ベガルタエリアでボールを回す。8分、ベガルタエリア中央35mで、フリーキックを与える。キッカーはマテウス。これは壁でブロック。10分、今度はベガルタ、SB柳が攻撃参加、ひとりかわしてペナ内侵入。これで左コーナーを得る。12分、左コーナーは、佐々木匠が蹴るが、ファールで終了。

13分、ベガルタのカウンター、吉野?がドリブルであがるが、パス出しもシュートまでいけず。戻して回す。14分、道渕が相手DFにプレス、右コーナーを得る。右のキッカーは松下。ここはキーパー。16分、右ライン際35mでフリーキックを得る。キッカーは匠。これはクリアされるが、⚽18分、こぼれを左サイドで拾った赤﨑がフリーキックで、ペナ内に残っていたシマオにクロス、ヘッドはかすって、ポスト!しかし、跳ね返りを、再びシマオが足で押し込み、先制!

2020年最初のユアスタ最初のゴールは、ベガルタの新コピタン、シマオマテ。アシストは新戦力の赤﨑。これで場内盛り上がる。

19分、マテウスが左からのミドルシュート、バーの上。柳が体を張って、なかなかゴール前にいけず、いらついている?その後、中盤でのせめぎあい。お互いにラストパスまでいけない。

20分、匠がドリブルでペナ内侵入、倒されるがノーファールの判定。VARも無し。その後、丸山がロングボール流れる。その後、柳は反転しながらボールをキープする技を見せる。23分、裏を取って赤﨑のクロスは流れるが、右コーナーを得る。松下のキック、押し込めず。25分、相手のパスミスをカットした道渕が、ドリブル前進、並走の右ジャーメインの右足クロス、道渕が待っていたが、キーパーへのファールで終了。

27分、今度は名古屋に右からフリーでえぐられ、クロスを入れられるが、クリア。危ない。29分、相馬に突っかけられファール取られる。30分、ベガルタエリア右角30mでフリーキックを与える。キッカーはマテウス。キックは枠外。32分、名古屋、自陣からのロングボールはミス。32分、左サイド、柳から松下、後ろからのパスを匠がダイレクトのグラウンダーのシュート、枠内もキーパー

⚽34分、名古屋のカウンター、ベガルタの左サイド奥を前田が柳をかわしての折り返し、中央からDFの間を阿部に決められ1-1。浦和戦であった、失点パターンが出た。37分、赤﨑がボールを奪われ、シュートされるがブロック。38分、右から相馬にえぐられ折り返しのシュート、ここは平岡がブロック。40分にも攻め込まれるが、松下がクリア。42分、ロングボールに、ジャーメインがスピードで抜け出すが、オフサイド。

43分、ベガルタペナ左横でフリーキックを与える。キッカーはマテウス。角度無くても枠内に来るが、クパがパンチング。これで左コーナーを与える。こぼれをつなげられるが、しのぐ。追加時間2分もしのぎ、前半は、1-1で終了。

後半。
1分、ベガルタ右奥35mでフリーキックを与える。しのぐ。3分、ベガルタのカウンター、吉野がパスを出すが、道渕と合わず。その後、中盤でのせめぎあい。7分、名古屋の左コーナー。9分、ベガルタ左から攻め、最後はジャーメインのシュート、ブロックされる。12分、カウンター、左サイドをドリブルで上がったジャーメインがクロス、しかし赤﨑には合わない。

13分、平岡のイエロー。ベガルタ左奥30mでフリーキックを与える。キッカーはマテウスではなく相馬。これは阻む。その後、ベガルタのカウンター、匠にパスミス。15分、佐々木匠に代え、関口が入る。左MFか。16分、ベガルタエリア内、こぼれを、また阿部にシュートされるが、枠外。18分、左の関口から松下シュートのこぼれを、蜂須賀がミドルで狙うが、枠外。

20分、中盤での膠着状態。25分、蜂須賀のアーリークロス。ジャーメインが右足ダイレクトで狙うが決まらず。その後、赤﨑に代わり石原が入る。左へ。関口はトップへ。28分、名古屋の右コーナー、しのぐ。さらにベガルタ左サイドライン際30mでフリーキックを与える。ここで、名古屋は前田に代わり、長身の山崎を入れる。フリーキックのこぼれ、シュートされるが枠外。

29分、マテウスのシュートをブロック、しかしまた攻められ、左コーナーを与える。これはしのぐ。31分、名古屋がカウンター、相馬に裏を取られて、フリーのシュート許すが、クパが前に出て、枠外。危なかった。

32分、今度はベガルタのカウンター、ジャーメインがえぐってのクロス。クリアされるが左コーナーを得る。キッカーは松下。こぼれを関口がミドルシュートも枠外。33分、関口がサイドチェンジ、柳が上がってドリブル前進も、カットされる。37分、ジャーメインのパスをうけた道渕が、ドリブルからのシュート、ブロックされる。

38分、マテウスのミドルで右コーナーを与える。これはしのぐ。39分、名古屋のロングボールはミス。この試合何本かあり、助かる。42分、右からのクロスには山崎がフリーで抜け出し、クバと1対1。定的もクバがうまく足元に入ってビックセーブ!。助かった。43分、相馬に右からえぐられ、右コーナーを与える。2本連続。2本目は丸山?のヘッドに合わせられるが、ゴールネットの上。

追加時間は4分。2分、カウンター、道渕のドリブルから左のジャーメイン、シュートはキーパー。結局、試合は1-1ドロー。リーグ初戦は厳しい試合も、勝ち点1。

試合前、人文字「GO」、松崎しげるさんの国家斉唱(ハーフタイムにも2曲)。社長あいさつ、富田選手の300試合出場セレモニーがあった。県知事、市長の挨拶は、感染症問題の関係か中止。

尚、この試合からVARが開始されたが、ビデオでのチェックは無し。開幕戦としては、入場者数がかなり少ないが、新型コロナウィルス感染懸念の状況下では、致し方ない面もあるのではないか。

シュート数:6-16、CK:5-7、 FK:7-21  得点:シマオマテ (名古屋)阿部  警告:平岡、米本 主審:池内明彦 入場:13,968人