34節:ベガルタ仙台0-1サンフレッチェ広島、マイボールつなげず完敗

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2019J1 34節 12月7日(土)14:00 ベガルタ仙台0-1サンフレッチェ広島 エディオンスタジアム広島


石原 長沢

梁   田中
(兵藤)(道渕) 
椎橋 富田
  (ハモン)
永戸 シマオ 平岡 大岩

ヤクブスウォビィク

サブは、関、金、道渕、中原、兵藤、ジャーメイン良、ハモンロペス。広島は、FWレアンドロペレイラ、MF森島、東、柏、稲垣、川辺、ハイネル、DF佐々木、荒木、野上、GK大迫。渡、青山はベンチスタート。

いつもと違うメンバーだが、相手のボール回し、シュート18本を浴びても粘り強く守って、カウンター狙い。しかし、今日の広島は、中盤でのプレスが厳しく、ベガルタのカウンターのパスは、ほとんどカットされ、セットプレーでもシュートが枠に行かず。終盤、猛攻を受け、ヴィエイラに裏を取られ、胸での落としをペレイラに、強烈ミドルで決められ、力尽きた。

柏、森島のベガルタ右サイドの執拗な崩しは抑えて、フリーのシュートもクパの美技連発で、無失点で抑えていたが、後半34分に、左から広島の外国人コンビに得点を許した。

三角形で攻めてくる相手の横の崩しには、ぎりぎり対処できたが、縦の揺さぶりでやられた。攻撃では、起点のパスが、ことごとくミス。広島のプレスの厳しさのせいか?

前半。
体調不良?の蜂須賀、道渕に代わり、大岩が右SB。田中渉が右MFで、リーグ戦初スタメン。左MFは、怪我の関口に代わり、梁が久々のスタメンで、両サイドが、新人と大ベテランのコンビとなった。

開始1分、蹴り合いから、ヴィエイラが抉ってのクロス、東のシュートは空振り。川辺にフリーでシュート打たれるが、枠外。2分、中央やや左35mでフリーキック、直接狙うが枠外。3分、田中から大岩がパスを受けドリブル前進も、つながらず。5分、広島が回してサイドチェンジ、これは流れる。6分、ベガルタの右サイド、回されるが、シマオがクリア。7分、広島のパスミスをカットして、ベガルタが回す。広島が前からプレスで、前進できない。

8分、右ライン際で35mのフリーキック。つながらず。9分、広島のカウンター、右から攻められるが、ベガルタも守る。10分、ベガルタのカウンターは、パスミス。マイボールでのパスが、相手のプレスのせいか、合わない。その後、柏にえぐりからクロスを入れられるが、合わず助かる。11分、広島のパスをカットするが、石原がパスミス、カウンターできない。

12分、佐々木のクロスにヘッド、こぼれを柏がフリーでシュート、大岩ブロック。13分、梁へのスルーパス、右に流れていくが、キープできない。14分、大岩が上がってぶつけで、コーナーを得る。右コーナーからサインプレーも、キックミスで合わず。16分、ヴィエイラの侵入も、平岡が体で止める。蹴られてファール貰う。その後、広島が回すが、最後はオフサイド。20分、右サイドで相手のパスをカット、田中のパスハミス。22分、ベガルタの右サイド、森島と柏で回されるが、クリア。

24分、ベガルタようやくボールを回すが、ラストパスまでいかない。長沢、石原が落とすが、味方と合わず、ロスト。27分、広島がサイドチェンジもミス。28分、ベガルタ回して、田中から大岩、戻して田中、合わず。その後、広島が左からのクロス、シュート打たれるがクリア。広島の左コーナーキック。さらに右コーナー。森島のシュート性クロスは、梁がクリア。

30分、広島が後ろで回す。31分、長沢の落としが石原につながりキープも、その後がつながらない。32分、また広島が回す。右角からヴィエイラがシュート、枠外。33分、再三笛を吹かれていたハイネルがイエロー、異議か。35分、回されるがクリア。長沢のポストプレーも、その後がつながらない。36分、広島が右から間、間に入って攻めて来る。侵入されヘッドでクリア。広島の左コーナー、シュートは決まらず。

38分、広島が回し、中央のスルーパス、これはクバ。その後も、パスカットされ、佐々木から柏、最後は稲垣にシュート打たれるがクリア。これで、広島の右コーナー。荒木のヘッド、は枠外。39分、広島のパスミス。41分、ハイネルのクロス、流れる。43分、平岡のスルーパスに、左の永戸、もう一歩。追加時間2分間。ベガルタ回し、梁が中央裏に出るが、オフサイド。前半は、攻められながらも、なんとか抑えてスコアレス。

後半。
広島が、ベガルタの左からのクロス、シマオクリア。30秒、森島がシュートはブロック。1分、ベガルタのカウンターも田中がパスミス。その後、ベガルタペナ右角で広島のフリーキック。森島のシュート、は枠外。ベガルタの攻撃は、前で収まらない。4分、広島が、中央からハイネル、ダイレクトのクロスはシュートは合わず助かる。

6分、シュート打たれるが、GKヤクブ スウォビィク(クバ)弾いて止める。さらに、裏を取られ、森島、パスは流れる。7分、ベガルタが自陣左サイドでのフリーキック。ここで田中に代わり、道渕が入る。9分、広島のカウンター、ヴィエイラのパスはクバ。11分、柏、森島のクロス。最後は佐々木がシュート、クバ正面。12分、広島が回して、柏がシュート、ブロック。

さらにスルーパスから森島が侵入、クロスもしのぐ。13分、梁に代わり兵藤が入る。14分、広島が回す。シュートは流れる。その後、広島は東に代えレアンドロペレイラを入れる。その後、クパのスローから道渕がドリブル前進。16分、広島のコーナ付近でスローインを得る。さらに右コーナー。17分、永戸から長沢、DFを背負ってキープもつながらず。

19分、永戸のクロスもシュートは打てず。20分、シマオから道渕へのスルーパスは合わず。21分、佐々木が上がってきてのクロス、ヴィエイラのシュートは枠外。23分、広島は稲垣に代え青山を入れる。25分、ベガルタしのいで、長沢へ、収まらず。24分、広島がベガルタゴール前で、ワンタッチパスでつなぎ、最後はフリーのペレイラのヘッド、クバ逆を突かれるが、ワンハンドで弾き出す、ファインセーブ。決定的。

これで右コーナーを与える。青山がループで狙ってくるが枠外。28分、柏に侵入されフリー、ここはクリア。29分、広島の左コーナー。大岩のクリアでさらに、右コーナー。30分、裏に入られシュート打たれるが、角度なくクバ。31分、森島がドリブル前進してくるが、シマオマテが体入れる。⚽33分、ベガルタの左から、浮き球に裏に走り込んだヴィエイラが胸で落とし、ペレイラが強烈シュート、シマオに当たって角度変わり、決められ0-1

右サイドの柏の侵入は、なんとか防いでいたが、左サイドで一瞬裏を取られた。34分、富田に代わりハモンロペスを入れる。椎橋アンカーで、3バック、3-1-4-2か。FWの枚数はそのまま。

36分、ハモンがキープ、石原が侵入、えぐってのクロス、長沢のヘッド、あおり気味でバーの上。さらに、39分、左40mでフリーキックを得る。兵藤のキックを、ハモンがファーで落とし、キーパーが出るところ、シマオが右足で無人の枠内シュート、しかしDFにスラィデイングで防がれる。決定的。

これで右コーナーを得る。永戸のキックはキーパー。40分、永戸からパスを受けたハモンがキープ、ぶつけて左コーナーを得る。さらにクロスもクリアされ、広島のカウンター。ここはしのぐ。42分、広島がワンツーでフリーをつくり柏がシュート、しかしまたもクバ止める。43分、左から広島のシュートのこぼれ、フリーの柏のシュート、枠外。この後、広島はハイネルに代え居林が入る。

ATは4分間。ベガルタ左コーナーのこぼれ、道渕シュートもふかす。2分、左サイドでボールを回す広島。ペレイラがキープに入る。結局、試合は0-1で敗戦。


いつもと違うメンバーでも、守備を固め、カウンター狙いとしたが、広島の中盤でのプレスの前に、パスミスが増え、攻撃を継続できなかった。終盤、富田に代えハモンをいれて攻撃的に行ったが、シュートはもう一歩。

今季リーグ戦、初スタメンのルーキー田中も、柏の応対に忙しく、攻撃の見せ場は作れなかった。

前節のホームでの勝利からの連勝で、今シーズンを締めくくることはできず、残念。

ベガルタ仙台の2019シーズンは、勝ち点41、単独11位で終了。


シュート数:4-18 CK:5-7 FK:13-12 得点:(広島)レアドロペレラ  警告:(広島)ハイネル 主審:山本雄大 入場:13,228人