13節:ベガルタ仙台3-4清水、先制もミス頻発で連敗。吉尾は初ゴール

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2019J1 13節 5月25日(土)14:00 ベガルタ仙台3-4清水エスパルス アイスタ

ハモン 長沢
 (ジャーメイン)
石原崇  吉尾
    (道渕)
松下 椎橋
  (シマオマテ)
永戸 常田 大岩 蜂須賀

シュミット

サブは、 川浪、平岡、シマオマテ、道渕、梁、石原直樹、ジャーメイン良。清水は、FWドゥグラス、北川、MF中村、金子、六平、竹内、MF松原、二見、ファンソッコ、エウィーニョ、GK西部。鄭、河井、六反はベンチスタート。

開始早々、先制したものの、その後ミス絡みで、常に先に点を取られ、前半だけで3失点。後半待望の長沢のヘッドで追いついたが、終了間際にも勝ち越し点を許した。ただ、様々な形で3点取れたのも事実。




ベガルタが、開始早々のコーナーのサインプレーから、松下がダイレクトで決めて先制。ペースを掴むかと思われたが、次第にパスミス、寄せの甘さを突かれて、清水のサイド攻撃を許すようになる。

4分、左からのクロスに、ドウグラスに、中央どフリーでヘッドを許し、1-1同点。その後は清水ペース。北川のシュートミスで、追加点は救われた。

しかし18分、コーナーで大岩が北川をぴっぱりPK献上。これを北川に決められ1-2。これで清水にペースを掴まれるが、36分、カウンターから、石原崇がドリブル前進、こぼれを吉尾が、ダイレクトのミドルシュートで決め、2-2同点。吉尾は、プロ初ゴール。

これで引き始めた清水に対し、ベガルタがボールを回せるようになるが、前半追加時間、中央から左サイドへのスルーパス、これを、石原崇が一度抑えるが、背後から奪われ、エウシーニョに決められ、2-3で前半終了。

後半、ベガルタも前に出て、プレスを敢行。すると14分、永戸のパスカットから右に振って、蜂須賀のクロスに、長沢がロー・ボールのヘッドで決め、3-3と追い付く。その後、選手を代えて、攻め合うが、お互いにパスミスも多くなる。互いに決めきれないまま終盤へ。

43分、北川のクロスに、またもドゥグラスに前に入られ、うまく頭で合せられて、3-4。最後、ベガルタのコーナーにGKダンも上がって、同点を狙うが、こぼれを打ち切れず、さらにハモンが、イエロー2枚で退場。2枚目は無駄。

相手クロスへの寄せの甘さ、ボールウォッチャー、自陣でのパスミスと、自滅の展開。北川にフリーを全部決
められていたら、7-3と大敗していた。ただ、セットプレーから松下のゴール、吉尾にプロ初ゴールが生まれ、長沢がリーグ戦でのヘッドを決めて、感覚をつかんだとは、思いたい。守備の間合いのまずさは、緊急点検が必要である。


前半。
前半風上のエンドを取るベガルタ。立ち上がりからプレスに行く。1分、ハモンが左からシュート、これで早速左コーナーを得る。キッカーは永戸。グラウンダーの戻すキックに、松下がファーから飛び出て、ダイレクト左足シュート、決まって、先制!サインプレーが見事に嵌った。これで組油断したわけではないだだろうが・・・

3分、蜂須賀が左足でのクロス、流れる。さらに永戸のグラウンダーで吉尾、パスを出すが、ライン割る。4分、清水がベガルタ左に展開、金子がクロス、永戸詰めるのが少し遅れ、さらに常田と大岩の真ん中で、ドゥグラスがどフリー、ヘッドを決められ、1-1。早々に追いつかれ、清水に勇気を与えてしまう。

そのあとは、中盤での蹴りあい。お互いに中々シュートにいけない。7分、裏にドゥグラス、これはオフサイド。8分、松下キープから、裏へのパス、石原もう一歩。9分、常田がパスカットされ、北川にフリーで、シュートされるが、枠外。危ない。10分、吉尾の縦パス、裏の長沢トラップミス。オフサイド。11分、常田のパスのクリアから、北川が左からシュート、これは松下がブロックに入り、枠外。しかし危ない。

13分、ベガルタエリア左奥35mで清水のフリーキック。ハモンがブロック。こぼれを北川がクロス、これはダン。15分、ハモン倒され、自陣からフリーキック。これはつながらず。16分、清水が左からのドリブル、これは寄せてライン割る。17分、ベガルタの右から、松原のクロスに、ドウグラスがトゥーキック気味のワンタッチシュート、これで左コーナーを与える。

18分、コーナーの守備で、大岩が北川を引っ張ったとの判定でPK献上。これを北川に決められ1-2、逆転されてしまう。その後、右スローインからハモンが折り返し、右足でのクロス、流れる。21分、ベガルタのカウンター、吉尾から石原、石原のクロスはクリアされる。22分、ここで飲水タイム1分間。
24分、長沢からパスを受けた吉尾が侵入、こぼれを長沢打ち切れず。さらに松下の展開から、蜂須賀のクロス、石原のヘッドはクリアされる。

27分、松下から蜂須賀、クロスはライン割る。28分、常田のパスがカットされ、清水に左からクロス入れられるがクリア。その後、清水がボールを回す。29分、石原のパスを中央でハモンが落とし、長沢、しかしキープし切れず。32分、吉尾からハモン、さらに椎橋が、縦パスを裏に入れるが、キーパー。33分にも椎橋が裏を狙うがキーパー。

34分、椎橋パスミス。カットされ、清水が右からのクロス。クリアして右コーナーを与える。ショートコーナー、クロスはライン割る。35分、中村にボールを奪われ、ドウグラスのクロス。これはダン。37分、ここからベガルタカウンター、石原がドリブルで中央を前進、相手ゴール前でカットされるが、こぼれを右アーク付近から、吉尾が左足インサイドで、しばき上げるシュート、巻いてゴールのファーサイドに決まり、2-2同点。吉尾のプロ初ゴールが、ファインゴール、ベガルタ盛り返す。

39分、永戸からハモン、相手に当てて左コーナーを得る。キッカーは永戸。キーパー。パンチングでクリア。40分、中央から吉尾のロングシュート、枠内もキーパー弾く。さらに右コーナー、吉尾のキックからハモンのヘッド、枠外。ややのけぞり。41分、椎橋から長沢の落とし、ミス。その後、清水松原の侵入で右コーナーをを与える。これはダンが左手1本でクリア。ここからカウンター、ハモンが上がるがブロックされる。

追加時間は3分間。清水がボール回す。2分、北川のスルーパスに、エウシーニョが左サイドから侵入。石原のクリアがもたついているところを、後ろからボールを奪われ、アウトにかけたシュートを決められ、2-3と、またリードを許す。時間帯も悪い。前半は、先制の後、点の取り合いも、ミスから逆転を許し、2-3と苦しい展開で終了。

後半。
ベガルタが風下。開始40秒、永戸のロングボールにハモンから、長沢、合わず。1分、蜂須賀から中央吉尾、さらに石原が侵入、最後は松下がシュートもブロックされる。2分、左からつないで、椎橋がミドルシュート、枠外。4分、永戸から長沢、最後は石原、打ち切れず。5分、右ライン際40mのフリーキックを得る。これはキーパー直。

6分、こぼれを拾い、裏に入った石原のクロス、キーパー。さらにハモンが左から侵入、ゴールライン近くから速いクロスを入れるが、流れる。8分、ハモンと石原のワンツーで、左からのクロス。キーパー。9分、フリーで上がった六坂のクロスに、北川がフリーでシュート、枠外。危ない。10分、ベガルタ回して、蜂須賀のクロスにハモンのヘッド、枠外。

さらにパスカット、自陣からカウンター、ロングボールは流れる。11分、清水が左からクロス、蜂須賀が胸でダンにパス。14分、永戸がパスカットして、蜂須賀へ。蜂須賀の低いクロスに、長沢、頭で前に出て合わせ、決まって3-3同点。ようやく崩しての得点で追いついた。今度こそ、ベガルタの流れか?15分、清水が回して金子のクロス、ダンがキャッチ。16分、右から左へと回して、永戸のクロス、ブロックされる。

17分、北川が左サイドからのシュート、ダン。19分、清水のクロスはクリア。その後、北川がドリブル侵入、切り返し連発からのシュートは、クリア。さらに松原に侵入され、えぐられるが、クリア。20分、ベガルタのカウンター、ハモン決められず。21分、清水は中村に代え西澤が入る。ベガルタも吉尾に代え、道渕が入る。

22分、クロスを入れられるが、蜂須賀が胸でダンにパス。23分、ベガルタのカウンター、ハモン倒される。24分、飲水タイム1分間。ベガルタは椎橋に代え、シマオマテが入る。25分、ベガルタの右コーナー、永戸のキック。こぼれを道渕、クロスも流れる。27分、道渕がドリブルで中央から長沢へ、合わず。そのあと、清水のカウンター、オフサイド。

28分、長沢に代えジャーメインが入る。30分、清水に回されるが、北川のクロスは流れ、逆にベガルタがカウンター、シマオからジャーメインへのパス、もう一歩。さらに左からのクロスも流れる。32分、北川のクロス、右から西澤?にシュート打たれるが、サイドネット。33分、清水のクリアミスで、左コーナーを得る。永戸が2本蹴るが、クリアされる。34分、清水ボックス左角35mでフリーキックを得る。永戸のキック。大岩ファールで終了。

36分、道渕と蜂須賀がワンツー、クロスもキーパー・パンチング。37分、道渕のカットインから石原、ブロック。38分、清水がカウンター、左右からクロスの連続。最後は北川のシュート、枠外。39分、清水は金子に代わり河井を入れる。その後、石原から右へ。蜂須賀のクロスはクリアされる。41分、ジャーメインがドリブル侵入、これで左コーナーを得る。常田ヘッド合わせるも枠外。

43分、道渕からハモン、シュートもキーパー。さらに蜂須賀のクロス、流れる。44分、クリアボールを拾われ、清水北川が、ベガルタ左サイドからフリーで斜めのクロス、中央ドウグラスに、前に出られて頭ですらされ、3-4と勝ち越し許す。またも悪い時間帯。追加時間は4分間。石原のクロスに常田のヘッド。これで右コーナーを得る。最後のチャンスか、キーパーもダンも上がってくる。こぼれてクロスを入れる。コーナー2本目。左コーナー。

こぼれをハモンがシュートするところ、DFを蹴ってしまいイエロー。さらに2枚目も貰い、レッドで退場。ハモン、興奮状態。ベガルタ10人でそのまま試合終了。同点の後に勝ち越しできず、守備の緩さを突かれて敗戦。下位直接対決の静岡シリーズ連敗となり、最下位となった。


相手の隙を突く攻撃で3点取れたのも事実。裏へのパスのみでなく、クロスもハイボールだけでなく、今後とも工夫していけば、結果は出るのではないか。

守備の方は、普段ならできている事が、できなくなっている。泥臭く、粘り強く、まずはセーフティー。技術的な事、戦術的な事はスタッフの仕事だが、ミスを恐れるところから、居直り、吹っ切って、守備から挑戦するメンタルを呼び起こさせること、雰囲気作り、それならできる事があるかもしれない。

シュート数:9-11 CK:9-3 FK:8-10 得点:松下佳貴、吉尾海夏、長沢 駿 (清水)ドゥグラス2、北川(PK)、エウシーニ、  警告:ハモンロペス2=退場  主審:家本政明 入場:12,234人