10節:ベガルタ仙台1-3川崎フロンターレ、球際で力負け、大岩一矢

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2019J1 10節 5月3日(金祝)15:00 ベガルタ仙台1-3川崎フロンターレ 等々力


ハモン ジャーメイン
   (長沢)
石原崇  吉尾
    (関口)
松下 富田

永戸 常田 金 蜂須賀
     (大岩)
シュミット

サブは、関、大岩、梁、関口、椎橋、石原直樹、長沢。川崎はFW小林、MF長谷川、齋藤学、脇坂、守田、田中碧、DF登里、谷口、ジエジエウ、馬渡、GKチョンソンリョン。ダミアン、大島、山村はベンチスタート。中村、家長、知念は欠場。

前半からパススピード早く、ワンツーなど裏に入られ苦しいベガルタ。13分攻めんだところをボールを奪われ、右から小林の技ありシュート先制を許すと、川崎ペース。36分にも、パスカットされて、左サイドをえぐられ、右から飛び込まれて2点目を失う。オフサイドであったが判定変わらず。

後半6分には、長谷川のドリブルを永戸が引っ張りPK献上。3失点目を許す。吉尾、ジャーメインに代えベガルタは関口、長沢を投入。18分には、蜂須賀に代え右サイドバックに大岩投入。

すると22分、常田から大岩へのロングフィードから、関口、長沢の落とし、最後は上がった大岩がダイレクト決め、1点返すが、反撃はここまで。

コーナーでの常田のヘッド、裏に出たジャーメインのシュートなど、チャンスは無くはなかったが、川崎の猛攻の前に、守備の時間が長くなり、ただクリアするだけが多くなった。ハモンはジエジユウに完封された。


前半。
立ち上がりは、ベガルタが前から行くが、次第に、川崎がキープし始める。1分、川崎左からのクロスは、シュミットダニエル(ダン)抑える。2分、ベガルタ川崎エリア内スローインから、ハモン、シュートは打てず。3分、右からサイドチェンジ、永戸が上がってクロス、ジャーメイン、シュートは打てず。

5分、田中から長谷川、クロスを出されるが、クリア。さらに登里のクロスもクリア。しかしセカンド拾って、川崎が回す。その後、ようやく、ベガルタのカウンター、ジャーメインからハモン、オフサイド。7分、齋藤学がドリブルで侵入、シュートまで打たれるが、角度無く、ダン。8分、ベガルタの左から脇坂がドリブル侵入、ダンが抜かれるが、なんとかクリア。その後、ベガルタカウンター、裏へのロングボール、ジャーメイン走るが、流れる。

10分、川崎が中盤で回す。サイドチェンジは、トラップミスで助かる。12分、ベガルタのカウンター、石原崇取れず。13分、自陣中央松下からジャーメインのパスを奪われると、つながれ、脇坂から、ベガルタ右の小林にパスを通され、DFの陰から、左足でトラップ即、シュートを打たれ、決められ0-1。早くも先制許す。

11分、右から長谷川のえぐり、クロスはダン。14分、永戸のクロスはクリアされる。さらに、蜂須賀から永戸、こぼれ球を富田も、ブロックされる。16分、石原崇が追い込んでスローイン。17分、守田のカウンター、しのぐ。ベガルタ攻めてもすぐボールを奪われる。18分、ベガルタエリア右奥30mで川崎のフリーキック。これはクリア。こぼれを、齋藤学に、ダイレクトで強烈シュートを枠内に打たれるが、ダン弾く

19分、川崎のパスミス。20分、川崎が後ろで回す。21分、田中から左でフリーの馬渡へのパス、流れて助かる。22分、ベガルタ自陣から常田のフリーキック、セカンド拾えず。23分、川崎が回す。ベガルタ、カットもキープできず。25分、川崎の縦パスは流れる。26分、永戸から石原崇、トラップミス。

その後、吉尾がパスカットして、ハモンへ。ハモンのパスはミス。28分、川崎のカウンター、奪って、ベガルタのカウンター。ジャーメインがドリブル侵入、右コーナーを得る。永戸のコーナーキックを、ニアに飛び出た常田が、すらしヘッド、わずかにバーの上。ようやくベガルタ初シュートか。

さらに、ハモンの落としから吉尾が裏に出てクロス、石原はシュート打てず。39分、パスカットした富田から松下、さらにジャーメイン、シュートするもオフサイド。31分、永戸のクロスつながらず。32分、川崎が中盤で回す。その後、左からのクロスに馬渡フリー、蜂須賀なんとか戻って守備。33分、吉尾のドリブルからパス、裏の抜けたジャーメイン、もう一歩。

35分、長谷川がドリブルでカウンター、これは富田が止める。36分、常田のパスを齋藤学にカットされ、脇坂へ。左サイドをえぐった脇坂のゴール前を横切るパス、中央で小林がブロック、右サイドから侵入してきた長谷川に、フリーで決められ0-2。ただし、ビデオで見ると、明らかにオフサイド。判定は変わらないが、抗議すべき案件。

39分、吉尾のパスに裏に抜けたジャーメインがキープ、最後はハモンのシュートもキーパー。40分、川崎のカウンター、長谷川から斎藤学、これはクリア。

43分、ベガルタボールを回すが、パスミスで終わる。44分、小林にえぐられ、フリー、コーナーを与える。脇坂のキックに長谷川のシュート、枠外で助かる。前半は2点リードされて終了。

後半。
1分、馬渡のカウンター、裏に出されるがパスミスで助かる。さらに川崎がボールを回し、脇坂のシュート、ダン正面。3分、ベガルタが回し、左奥35mでフリーキックを得る。決まらず。4分、永戸からジャーメイン、のパスは合わず。6分、ベガルタの左サイド、長谷川がボックス内を縦に仕掛け、抜かれた永戸が引っ張り、PK献上。これを小林に決められ0-3

後半の初めで3失点となり、苦しいベガルタ。9分には、川崎自陣から斎藤学がドリブル前進、小林がシュートコースを空け、シュート、これはブロック。10分、蜂須賀クロスも流れる。11分、吉尾に代え関口、ジャーメインに代え長沢が入る2枚代え。さっそく、関口のスルーパス、カットされる。

12分、川崎のカウンター、脇坂から小林、しのぐ。13分、ベガルタもカウンター、しかし、長沢キープできず。15分、ベガルタエリア右奥35mで、川崎のフリーキック。クリアするが、こぼれを回される。学から裏に出されるが、金がパスをクリア。これで右コーナーを与える。ジェにヘッドを打たれるが枠外。

17分、金にイエロー。18分、ベガルタの裏に脇坂走りこみ、シュート打たれるが枠外。18分、蜂須賀に代わり大岩入り、そのまま右SB。19分、ハモンにパスが行くが、ジェに止められる。20分、ベガルタが奥のフリーキックから回す。22分、石原崇からハモン、ボックス内侵入から、富田。打てず。

24分、常田のロングフィードから大岩にどんぴしゃ、大岩、関口に渡すと、ボックス内長沢がDF背負っての落とし、上がってきた大岩が、ダイレクトで強烈シュート、DFにあたりコース代わってゴール、1点返す。1-3。しかし、25分、川崎に回され、長谷川から小林へのスルーパス、ここはダン。その後、川崎エリア左40mライン際で、フリーキックを得る。永戸のキックに常田がすらすが、大岩は合わず。

26分、川崎は、守田に代え大島が入る。28分、ハモンがジェにボールを奪われ、回されるが、学のクロスは流れる。29分、パスカットした大岩が上がって、折り返し、フリーの石原崇、シュートはふかす。30分、ベガルタのカウンター、長沢のポストから松下、さらに回して、最後はハモンがシュート、キーパー弾く。

31分、これで右コーナーを得る。キッカーは永戸。決まらず。川崎は脇坂に代え山村を入れる。33分、ベガルタエリア左奥35mで川崎のフリーキック。繋がれる。36分、関口のパスカットから長沢、パスミス。37分、ベガルタの裏に学に入られるがクリア。これで左コーナーを与える。馬渡のクロスはダン。

39分、常田から永戸、もう一歩。40分、田中にドリブル侵入され、シュート打たれるが枠外。41分、谷口からのカウンター、川崎回す。42分、川崎回して、田中のシュート、枠外。その後、川崎は小林に代え、ダミアンを入れる。44分、ゴール前、ボールをキープされる。

ベガルタゴールキックから、長沢粘り、中央やや右35mでフリーキックを得る。関口のキックに、金のヘッド、キーパー。追加時間は4分間。1分、ダミアンにボックス内でキープされ、最後は田中にシュートされるが、ダミアンのファールで、ノーゴール。

2分、常田のパスをカットされ、学にドリブルからのシュートを打たれるが、枠外。3分、山村のシュートはポスト、ダミアンも押し込めず。その後、ベガルタのカウンター、石原の崇のクロスをクリアされ左コーナーを得る。コーナーのこぼれ、永戸のシュートは枠外。

結局、試合は1-3と、完敗。連勝ならず。

ベガルタの、スピードの無い縦パスを狙われた。川崎はボールの取りどころで人数をかけ、素早く奪って、一気にカウンターしてくる。前線では、小林のプレスもあり、ベガルタの遅れ気味の展開では、しっかり守られてしまう。

攻撃では、1対1なら、なんとか球際でしっかりトラップを納め、反転するなり、パス展開をしてほしい。守備では、4バックの間間にパスを通されたり、ドリブルで仕掛けられたりと、緩急でも揺さぶられた。これは盗んでいきたい。

苦しい試合だったが、相手も疲れてきた時、大岩がからんだ展開では、いい攻撃ができた。これをいかに序盤から行えるか、守備のところから積極的にいってほしい。


シュート数:9-11 CK:4-3 FK:10-13 得点:大岩一貴 (川崎)小林2(PK1)、長谷川 警告:金 正也 主審:上田益也 入場:25,789人