09節:対磐田0-3、後半切り替えできず3失点

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2018J1 9節 2018年4月21日(土)14:00 ベガルタ仙台0-3ジュビロ磐田 ユアスタ仙台

西村 石原

梁 
(ジャーメイン)
中野  蜂須賀
(永戸)  
野津田 富田
   (古林)
金 大岩 板倉

サブは、シュミットダニエル、永戸、菅井、古林、椎橋、関口、ジャーメイン良。磐田は川又ワントップ、中村、山本康裕、松浦、田口、高橋祥平、小川大貴、ギレルメ、新里、大井、カミンスキーがたスタメン。

前半から激しいボールの奪い合い。磐田が両サイドから激しく攻めて来るのに対し、中央の川又らは押さえる。ベガルタもカウンターなどで、ワンタッチ、速いパスでつないでいくが、磐田の大井らの3バックを最後まで崩しきれなかった。


後半11分、ベガルタのボールを拾われて中村の折り返しからシュートされ、こぼれを松浦にフリーで決めれた。
前半から両WBにえぐられても、中央で抑えていたが、中盤の中村に裏に出られてタイミングを図られてパスをだされた。さらに、2分後、左サイドを小川大貴に、ドリブルでDF陣の間を、スピードに乗ってフリーで上がられ、豪快な左足ミドルを売れた。この形は今後とも要注意。譲り合いになっていた。

また、この2点で、個々のプレーがばらついて、パスミスが相次いだ。失点より、この辺のメンタルが修正が必要。37分には、フリーキックから中村の巻いたボールに、田口にに走りこまれ、どんぴしゃで頭で決められた。

気温が25度を超え、真夏の日差しのユアスタ。試合前、ピッチでは散水行われる。
ベガルタは怪我で離脱していた板倉が、予想より早くスタメンで復帰。

前半。
いきなりベガルタのクリアミスを、川又が左足でシュート、枠内。関、抑える。1分、大岩からのロングボール、梁、打てず。2分、磐田のカウンター、中央からのスルーパスに、川又シュート、ヒットせず。両チームとも出足はいい。4分頃まで中盤でのせめぎあい。激しくボールを奪い合う。

6分、中盤でパスカットされ、磐田のカウンターも、押し返す。8分、ベガルタ、ワンタッチでボールをつないで、自陣から左右に展開。つないで、最後は西村のクロス、流れる。9分、ベガルタエリア右奥45mで、磐田のフリーキック。キッカーは中村俊輔。ここは石原がヘッドクリア。

10分、ギレルメが右から抉っての折り返しクロス、これはカットして、すかさず西村がカウンター、ドリブル、フリーで上がっていくが、最後のタッチが大きくなる。12分、板倉が川又に競り勝つ。13分、磐田のロングボールに、川又、オフサイド。14分、中野のアーリークロス、中央合わず。15分、ベガルタエリア内のルーズボール、川又突っ込むが抑える。しかし、こぼれをクロスで入れられ、コーナーを与える。

左コーナー俊輔のキックはクリアして、カウンター、中野が上がっていくが、味方がついて来ず、スピードダウン。17分、中央で富田が反転抜け出し、中央石原へ、石原のシュート、枠外。18分、ベガルタエリア右40mで磐田のフリーキック。ファーサイド、川又?がヘッドで叩きつけるが、当て損い。さらに磐田がパスを回すが、最後パスミス。

21分、蜂須賀のクロス、西村すらし、最後は中野?のヘッド、これでコーナーを得る。左コーナーは梁が蹴る。ニアに大岩が飛び込んでいくが、ヘッドは枠外。その後、24分頃まで、ボールが行き交う展開。互いに潰し合うが、シュートは無し。25分、大岩のロングボール、カットされる。またパスカットの応酬。両チーム動きがいいので、飛ばし気味?

27分、中野がドリブルからエリア内への仕掛け、これでコーナーを得る。左コーナー、梁のキックのこぼれから、またコーナー。今度はベガルタのファールで終了。30分、西村から梁、さらに蜂須賀につないで、クロス、中央西村のダイビングヘッド、惜しい。さらに、蜂須賀のクロスに、裏に出た石原、もう一歩。31分、ベガルタが左サイドでボールを回し、中野のクロス。誰も触れず。

32分、今度は、ベガルタ右サイド、磐田ギレルメのドリブルから抉ってのグラウンダー、これをカットしてカウンターとするが、途中ファールで終了。35分、また中盤での激しい攻防。ギレルメの高速クロス、今度は関が弾く。36分、ベガルタのカウンター、野津田から西村、左からのクロス。最後は、中央梁?のシュート、味方の背中に当たる。

ところで、この日は乾燥したピッチに散水して、ボールが走るのか、ベガルタの選手はインサイドキックで強くパスを出すシーンが多かった。37分、板倉から西村へのロングボール、これはオフサイド。38分、ギレルメのクロスは流れる。この選手に覚醒されると怖い。39分、磐田中村のカウンター、大きな展開でつながられるが、最後トラップミス。飛ばし過ぎて、互いに疲れてきたか?

43分、ベガルタがボールを回し、野津田から中野、合わず。44分、ベガルタエリア右奥40mのフリーキック、中村のキックをヘッドで合わせられるが、関。その後、ベガルタがカウンター、中野のから西村、パスを出すが、オフサイド・ポジションで触れず。結局、前半は激しい攻防で、互いにチャンスはあったが、スコアレスで終了。

後半。
日差しがバックスタンドを広く照らし、暑い。1分、蜂須賀から裏の西村へ。中央から梁がシュート、石原がスルー、これはキーパー。2分、富田がライン裏への浮き球パス、ライン割る。4分、中村からギレルメのクロス、田口?がフリーでヘッド、角度なく、関が正面で弾く。これで左コーナーを与える。キックはクリア。

6分、中野のスルーパスに梁、さらに西村と渡り、左45度の得意のエリアでキープして、シュートも、クリアされ、右コーナーを得る。右は野津田が蹴る。クリアされ、磐田のカウンター、これは金が出て抑える。8分、左サイド、野津田と中野でパスを回し、さらに梁のクロス、これはクリアされる。9分、左ライン際40mでフリーキックを得る。梁のキックに板倉ヘッド、枠外。

10分、磐田のスローインから?こぼれを中村に拾われて上がられ、フリーでタイミングを図ったクロスに、中央シュートされ、これをブロックするが、こぼれに走りこんだ、フリーの松浦に決められ先制許す。0-1。また松浦を調子に乗せてしまった。ここまで、互角以上に押していたベガルタが、この失点で少し慌て出す。12分、板倉がドリブルで前進も、パスミス。

すると直後、ベガルタ左サイドの小川大貴に、ドリブルでDF陣の間をするするとフリーで上がられ、30mの左足強烈ミドルを決められ、0-2。一瞬集中が切れたように、誰も行かなかった。14分、梁からパスを受けた西村、しかしシュートは打てず。15分梁に代え、ジャーメインを入れる。西村と石原がシャドウか。17分、ギレルメと松浦のワンツー、これをカットして、ベガルタがカウンター、ジャーメインのドリブルもファールで止められる。

中央35mのフリーキックを得る。野津田のキックはキーパー。19分、石原が異議でイエロー。その後、中央野津田から蜂須賀のへパス、合わない。少し興奮気味のベガルタ。21分、蜂須賀のクロスは、石原の頭上通過。22分、川又にイエロー。23分、富田に代え古林を入れ、WB。蜂須賀がセンターバック、板倉をボランチに上げる。

24分、山本にドリブルで持たれるが、ブロック。25分、野津田のパスをカットされ、田口にすかさずシュートされるが、バーの上。27分、石原から西村、ジャーメインがゴールに突進するが、大井にブロックされ、交錯。29分、中野に代え永戸が入る。30分、中央で石原が、体の向きをうまく変えながら、3人を引き離す、さすがのプレー、しかし、味方のフォローが無い。

31分、古林のクロスは弾かれる。32分、ベガルタエリア、右ライン際30mのフリーキック。キッカーは中村。ここで磐田は、松浦に代え松本を入れる。キックは関がパンチング。その後も、磐田に左右にボールを回される。35分、今度はベガルタエリア右奥35mで磐田のフリーキック。中村の大きく巻いたキックに、2列目から、猛然と飛び込んだ田口にフリーで頭で合され、3点目を失う。0-3。精度の高いキックに、どんぴしゃで合された。勝負あり。

36分、磐田は川又に代え、小川航基を入れる。37分、ドリブルからのロングシュート打たれるが、関。ベガルタが、ボールに集まるところを、振られるようになる。38分、野津田が中央からミドルシュート、キーパー正面。39分、蜂須賀のアーリークロスで、左コーナーを得る。キッカーは永戸。2本連続。2本目に金がヘッドも枠外。

42分、右サイドでつないで、コーナーを得る。キックはキーパー、パンチ。こぼれを磐田がカウンター。しかし、奪い返してカウンター。石原からジャーメインも、シュートは打てず。43分、永戸のクロスで、右コーナーを得る。磐田は山本に代え、上原を入れる時間使い。そのあと、ゴール前でボールを回し、最後はジャーメイン、シュートはふかす。

さらにベガルタはカウンターで、古林がスルーパスを出すが、オフサイド。追加時間。またベガルタのカウンター、古林クロスも合わず。逆に磐田のカウンター、なんとかしのぐ。そのあと、石原の浮き球パスに永戸、これでコーナーを得るが決まらず。ギレルメに、このコーナーのこぼれを、ドリブルで持ち上がられ、フリー、中央からシュートされるが、外してくれて、4点目は与えなかった。


今季は、失点が少なかっただけに、2失点した後の、パスミス連発には動揺が感じられた。こういう試合も時にはあるだろうから、踏みとどまるメンタルは重要である。交代で投入された選手にも疲労があって、いい時のキレ出ていなかったが、今後とも厳しい日程。メリハリをつけたプレーが望まれる。

また、終盤、ジャーメインを投入してベガルタもゴール前でチャンスがあったが、いかんせん磐田の3バックは堅かった。誰が打つかのパターンに拘らず、ミドルや角度が無くてもシュートを打って、こぼれに反応というプレーも必要だろう。

試合前の練習で、磐田の選手に散水をかけて、水攻めしたつもりが、とんだ冷や水を浴びせられた試合。ここらで、少し頭を冷やし、調整をして、次のホーム札幌戦では勝利したい。あ、その前に桜を散らすのが先だったw


シュート数:7-10、CK:9-2、FK:13-15 得点:(磐田)松浦、小川大、田口  警告:石原(磐田)川又、上原 主審:木村博之 入場:13,316人

この試合の復興ライブは、聖ウルスラ学院英智高等学校吹奏楽部さん。また、高良さんの古紙・古着回収、「べガッ太へ誕生日メッセージ&似顔絵を贈ろう!」イベント(市民後援会)などが企画があった。