08節:対川崎0-0、堅守で川崎を苦しめスコアレスドロー。常田上々デビュー。

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2018J1 8節 2018年4月14日(土)19:00 ベガルタ仙台0-0川崎フロンターレ ユアスタ仙台

西村 ジャーメイン
   (石原)
梁  野津田
(中野) 
中野   蜂須賀
富田

金 常田 平岡
   (椎橋)

サブは、川浪、菅井、永戸、茂木、椎橋、関口、石原。川崎はFW知念、MF阿部、家長、中村、大島、守田、DF車屋、谷口、奈良、エウシーニョ、GKチョンソンリョン。齋藤学、大久保はベンチスタート。小林は欠場。

連戦、中2日で互いに疲労が残る中、メンバーをかなり入れ替えての対戦。序盤から激しいボールの奪い合いとなる熱戦。

ベガルタは序盤、攻撃陣の連続攻撃でチャンスを作るも、決めきれず。一方、川崎の家長には、ヘッドやミドルシュートで、ポストをたたかれるピンチもあったが、次第に反撃して、決定機も出るようになる。

ただ、川崎の守りの戻りも早く、決められない。

後半になると、川崎が持ち前の細かいつなぎから、チャンスをうかがうが、ベガルタは慌てず、ラインのところで押し返し、カウンターを狙う。ただ、カウンター攻撃では、疲労と雨のピッチもあって、崩し切れず、スコアレスドロー。

勝ち切れなかったものの、リーグ戦デビューの20歳の常田、途中平岡に代わりCBに入った椎橋と、若手二人が、ベテランの金と共に、昨年の王者相手にも、慌てることなく、しっかり守って完封した。

前半。
雨でスリッピーなピッチ。コイントスで、エンドが通常と逆になる。開始1分、蜂須賀のクロスは流れる。2分、中村からのパスに、守田が裏に出るが、流れる。3分、ベガルタエリア右ライン際で、川崎のフリーキック、流れる。4分、川崎の展開を押し返して、出させる。その後、またゴール前で回されるが、最後はブロック。

5分、ジャーメインから、エリア内に侵入してきた中野へパスが通り、ゴール前を横切るパス、右からフリーの西村、シュート直前にDFに触られ、空振り。しかし、序盤から決定機を作った。7分、川崎がパスを回すが、最後はパスミス。お疲れか。

8分、梁が浮き球で裏に入れるが、流れる。9分、川崎の知念に、裏に走りこまれるが、ライン割る。10分、ベガルタのカウンター、中野がエリア内侵入、クロスを入れるが、ブロックされる。さらにつないで、梁、シュートは打てず。12分、川崎が左右に回す。その後、ベガルタのカウンター、西村がドリブル前進も、ブロックされる。14分、今度はベガルタが回し、左から中央、右から蜂須賀のクロスはクリアされる。

15分、さらに左サイドでボールをつなぐが、厳しく当たり合って、シュートは打てない。16分、野津田から裏の西村へ。ドリブルでキープしていくが、シュートは打てず。18分、川崎のカウンター、左右に振られ、最後はエウシーニョのシュート性のクロスを、家長がヘッド、ポストに当たって枠外。危なかった。19分、金から裏へのロングボール、野津田もう一歩。

20分、川崎のカウンター、裏へのクロスで、コーナーを与える。右コーナー、中村が蹴るがクリア。23分、川崎が速いパス回し、ベガルタは辛抱強く、しのぐ。24分、ベガルタの守りが堅く、川崎はボールをいったん戻す。25分、川崎、知念の落としから、裏へのパス、家長侵入してのシュート、またもポスト!跳ね返りが関の足元に納まり、事無きを得る。家長のポストチャレンジ、2発。

26分、左ライン際40mのフリーキック。野津田のキックに、大外の平岡が、どんぴしゃヘッドを叩きつけるが、キーパー正面。惜しい。27分、中村からのパスに知念が裏取るが、常田がクリア。さらに29分、中野から西村、クロスに中央ジャーメイン、トラップで前に落とし、反転シュート狙うが、ブロックされ打てず。しかし、これで右コーナーを得る。

梁のコーナーキックに、金のヘッド、枠外。31分、ジャーメインと梁がワンツー、ジャーメインの左足シュートもヒットせず、キーパー。32分、常田が前に出てパスカット、裏へのパスはファール。34分、左から右に振って、蜂須賀のクロス。川崎のクリアはミスキックで、あわやオウンゴール。その後もベガルタがボールを回すが、シュートは打てない。

37分、家長がキープからのクロス、クリア。39分、川崎のパス回し、ベガルタ慌てずマークで、ゲインさせない。40分、金のロングボールに、ジャーメイン走りこむが、カットされる。41分、中村にスルーパスを出されるが、オフサイドにかける。42分、蜂須賀から梁、ドリブルからの梁のクロス。フリーの野津田が、ニアに走りこんでのでのヘッド、頭を振るがキーパー正面

43分には右ライン際、西村からのパスに中野がエリア内侵入、シュートするが枠外。結局前半は、共にチャンスを決めきれず、スコアレスで終了。

後半。
雨が次第に強くなる。1分、中央にスルーパスを出され、コーナーを与える。これはクリア。川崎は知念に代え大久保入れる。前からのプレスを強める川崎。2分、ベガルタのカウンター、左からジャーメインのパスを受けた梁、シュートは打てず。

5分、川崎がベガルタゴール前でボールをつなぐ。阿部からボールを受けたエウシーニョ、シュートは枠外。この後、西村と奈良が激しくボールを奪い合い。8分、中野がえぐって、切り込んでいくが、エウシーニョ。その後、川崎が細かいつなぎ、平岡クリア。カウンターはつながらず。

10分、西村がパスミス。13分、平岡がキープして前にパスを出すが、合わず。14分、ボールを奪って中野のカウンター、ドリブル前進で左コーナーを得る。コーナーキックから常田が頭でつなぎ、平岡の反転ヘッド、打ち切れず。16分、梁に代え、永戸を入れる。中野が前へ。17分、川崎がワンタッチパスでのつなぎで、守田がフリー、シュートは関が弾き出し、コーナーを与える。これはしのぐ。

18分、阿部が中野を引っ張ってイエロー。阿部から斎藤学に代わる。20分、ベガルタが右サイドでボールを回す。コーナーを得る。ここでジャーメインに代わり、石原入る。コーナーはキーパーが弾く。22分、関へ齋藤学がチャージ、関がボールを蹴ったところに飛びこんで、腹を打ち、学倒れる。

25分、石原と大久保が当たり合う。26分、学がパスミス。27分、蜂須賀が右ライン際をドリブル前進、クロスに西村、もう一歩。28分、平岡足攣り?椎橋に代わる。29分、大久保と中村で、ベガルタエリア内を浮き球でつながれ、あわや。左コーナーを与える。これは守る。30分、相手のフリーキックからカウンター、永戸が走りこむがボールはライン割る。

31分、学からのパスを受けた大久保が、エリア内侵入、富田がクリアするところ、大久保が、後ろから足めがけてのキックでファール。その後、やや間延びしてボールが行き交う展開。34分、右ライン際35mのフリーキックを得る。野津田のキックは、クリアされる。36分、川崎にボールを回されるが、常田が出てブロック、ファールを貰う。

37分、大久保が反転ミドルシュート、枠外。39分、ボールの激しい奪い合い。40分、川崎にボールを回されるが、ライン際で弾き出す。ここで川崎は、中村に代え登里を入れる。その後、野津田からのカウンター、西村はカットされる。その後、今度は川崎の学の侵入、なんとか出すが、さらに回され、右コーナーを与える。キッカーは家長。川崎のファールで終了。

43分、常田から永戸、野津田が上がり、最後は蜂須賀のシュート、枠外。44分、石原から中野へのパス、通らず。川崎も登里のクロスは流れる。追加時間は4分間。ベガルタのカウンター、蜂須賀のクロス、弾かれたところを野津田がシュート、ヒットせず枠外。しかし相手が触っており右コーナーを得る。ここは永戸が蹴る。クリアされる。

AT1分、川崎のカウンターは石原が阻止。そのまま回すがシュートは打てず。2分、川崎のカウンターは常田が止める。3分、左ライン際35mのフリーキックを得る。キッカーは永戸、中野のヘッドはキーパー。
結局試合は、スコアレスドロー。

ややお疲れ気味で、動きはやや落ちている川崎相手とはいえ、リーグ戦初陣で、センターバックの真ん中を務める常田が堂々のプレー。川崎独特の変幻自在のパス回しに慌てることなく対処。これまでの鍛錬の成果を見せた。金は平岡と共に、常田とラインを形成しながら、時折ロングフィードで川崎を疲れさせ、相手のペースを乱した。

攻撃陣は、西村、ジャーメインが動き回り、中野がえぐったり、梁のエロい浮き球など、決定機もあったが、川崎の守りの前に決め切れず。互いに連戦の中で、ボール際での激しいせめぎがあいや展開があり、スコアレスであっても、見ごたえがあった。

昨年の王者相手に、若手中心のメンバーで、川崎をシュート4本に抑え、逆に8本のシュートを放ち、スコアレス・ドローは評価されるべき成果。

しかし、やはり、そこは勝利へ結び付けていかないと、厳しいリーグ戦を勝ち抜いていけない。
自信は持ちつつ、足らないところはチェック。さらに、コンディションの調整、体調管理も万全にして、勝ち点を稼ぐ連戦にして貰いたい。

また、今日は出てない選手も、すぐに出番が来ると思われる。常田や椎橋に負けないように、しっかりと準備を。

シュート数:8-4、CK:4-5、FK:25-18 得点:なし 警告:(川崎)阿部、守田 主審:西村雄一 入場:14,024人


さて、川崎戦ということもあって、イベントも目白押し。復興ライブは雨女?のティーナカリーナさん。ベガッ太店長にシェアバー、DAZNの100万円チャレンジシュートや、映画『ママレード・ボーイ』の主役桜井日奈子さんもスタジアムに来訪。桜井さんに、ベガッ太がハグして、大ブーイングを浴びたようですw