31節:対G大阪1-1、奥埜の同点ゴール、相手猛攻はしのぐ。J1残留確定

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2017J1 31節 2017年10月29日(日)16:00 ベガルタ仙台1-1ガンバ大阪 吹田スタジアム


石原

野津田 西村

蜂須賀  古林
    (菅井)
三田 奥埜
  (クリスラン)
増嶋 大岩 平岡
  

サブは、イユノ、小島、菅井、藤村、クリスラン、ジャーメイン良、野沢。G大阪は、長澤、赤崎がFW、遠藤、倉田、井手口、今野スタメン。高木、呉屋がベンチ入り。ファンウィジョは欠場。

台風の影響で水含みピッチ。ベガルタは、前半はいいリズムでボールを展開、攻め込むがシュートは少ない。19分、G大阪にコーナーから長沢に決められ先制許すが、3分後、増嶋のスルーパス起点にパスをつなぎ、最後は奥埜がミドルを叩きこんで同点。

その後は倉田、西村のシュートがポストなど、互いに攻め合うが、決め切れず。

試合終了前のG大坂の猛攻も、ベガルタは集中して守り、ドロー。アウエーで勝ち点1を上げ、16位広島が敗れたため、J1残留が確定した。

前半。
ベガルタは、立ち上がりから、いい距離感、少ないタッチでボールをつなぎ、守備では寄せを早めて、G大阪の展開をスピード・ダウンさせる。1分、G大阪のクロスは流れる。2分、ベガルタのカウンター、石原がチャージされ今野にイエロー。40mのフリーキックを得る。これは流れる。3分、西村から古林へ、古林クロスを上げるが、シュート無し。4分、石原がポストプレー、左から蜂須賀がグラウンダーの折り返し、キーパー。

5分、ベガルタが回し、最後は奥埜フリーだったが打てず。6分、蜂須賀のクロスに、エリアに入った三田がシュートも、空振り。7分、蜂須賀がカットインからのシュート、枠外。これはDF触っており、左コーナーを得る。三田のキック、キーパー前で、こぼれを増嶋素早く蹴るが、枠外。決定的。9分、G大阪がようやく回す。最後はオフサイド。12分、古林が井手口を抜いて、えぐりのクロス、右コーナーを得る。こぼれるが、上げられず。

13分、GK東口のキックに西村がチャージして、ミスキックを誘う。14分、G大阪が回して、左コーナーを与える。初瀬のキックは、関がパンチング、さらに放り込まれるが、関。16分、ベガルタ攻勢、中央で野津田がパスを受けるが、打たずにパスを選択。さらに攻めるがファールで終了。17分、G大阪に左コーナーを与える。キッカーは初瀬。19分、初瀬のキックに、長澤が高い打点でヘッドを合わせ、決められ、失点。増嶋の頭の上から決められた。ここまで、ベガルタのリズムだっただけに残念。

しかし、ベガルタも三田スルーパスを前線に送る。これはキーパー。そして22分、増嶋が左サイドで、裏への絶妙なスルーパス。蜂須賀が上がって、石原へ。三田がヒールパス、最後は野津田が落とし、中央から奥埜が、アウトにかけた豪快なミドルシュート、東口の手を弾いて決まり、1-1。失点後、わずか3分で追いついた。しかも完全なる崩し。

23分、赤崎に裏を取られかかるが、大岩が蹴り出し、阻止。左コーナーを与える。関がパンチング、上がったボールを自分で抑える。25分、ベガルタがカウンター、相手エリア左角でフリーキックを得る。キッカーは、野津田。キックは壁にあたり、こぼれを奥埜がパスもつながらず。28分、G大阪が回すが、ラストパスをミス。29分、古林がえぐってのクロス、西村もう一歩。30分、G大阪が回して、最後は倉田の左足のミドルシュートは、ポスト!危なかった。

31分、三田がパスカットして、前でつなぐ。石原の落としに、蜂須賀、シュートは打てず。34分、大岩からのロングボールを石原が落とし、野津田の陰から、西村が抑えたシュート、しかし、ポスト!両チーム、追加点のチャンスを"ポストのプレー"で逃す。38分、G大阪が回して、倉田が今度は右足でのミドルシュート、枠内も、関が弾き、コーナーを与える。右コーナーからシュート打たれるが、ブロック。その後、ベガルタがプレスして、相手にバックパスさせる。

39分、G大阪が自陣でバックパス、途中、ベガルタがボール奪い取る。その後は、ボールが行き交う展開。42分、倉田がまたシュート、関がセーブし、ベガルタのカウンター。左から石原がクロス上げるが、キーパー。44分、G大阪のカウンター、井手口から、侵入してきた遠藤にパスを通されるが、なんとか抑える。右コーナーを与える。ヘッドはブロック。追加時間は1分。ベガルタのカウンターも、決まらず。
前半は1-1で終了。ほぼ互角だが、攻撃にリズムはベガルタの方がいい。

後半。
開始早々、奥埜がドリブルで仕掛け、カットイン、シュートは打てず。その後、三田がロングシュート性のクロス?キーパー。2分、ベガルタエリア左ライン際で、G大阪のフリーキック。G大阪が回してつなぐが、最後はライン割る。4分、増嶋と赤崎が交錯、赤崎の肘が偶然、増嶋の額に入る。一時ピッチ外も、戻る。

6分、遠藤から長沢にパスを通されるところ、古林が走りこんで、奪う。9分、ベガルタ回すが打てず。後半は、G大阪も配置を修正、ベガルタも、出しどころを探すようになる。10分、G大阪のクロスに長沢、パス出しは流れる。こぼれを井手口がミドルシュート、コーナーを与える。今度はニア、クリアする。13分、G大阪は中原に代え泉澤を入れる。

14分、大岩からのボール受けた石原が倒され、自陣でのフリーキックを得る。15分、蜂須賀のクロスに石原、さらに奥埜が裏に出るが、ブロックされる。16分、G大阪のクロスが、ベガルタゴール前を横切り、ファーの長沢が、どフリー、ワンタッチで合わせるが枠外。決定的。19分、平岡からのロングボールに古林、さらに西村とつながり、左コーナーキックを得る。浮き球を、蜂須賀がバイシクルで狙おうとするが、ブロックされる。

21分、石原の落としに、三田がドリブルで侵入、右足でシュートも、枠外。23分には、三田がドリブルで突っかけ、倒されて、エリアすぐ外でフリーキックを得る。25m。三田のキックは枠外。24分、G大阪に左コーナーを与える。クリアーして、最後はオフサイドで仕留める。25分、泉澤がドリブルからのクロス。コーナーを与える。こぼれを井手口にミドルシュートされるが、ポストとバーの角!危なかった。

28分、G大阪が回す。これをしのいで、古林に代え菅井を入れる。29分、藤倉のクロスハクリア。その後、泉澤のシュート、枠外。30分、大岩のロングボール、流れる。31分、三田が右からの浮き球クロス、西村がDFかわして裏に出かかるが、打てず。33分、G大阪が回して、最後はベガルタガクリア。34分、倉田のカットイン・シュートはブロック。

その後、奥埜が足攣り。担架でピッチ外。そこで、奥埜に代わりクリスランを投入、ワントップ。石原が左シャドウに回り、野津田はボランチに入る。35分、G大阪も長沢に代え、呉屋が入る。クリスラン、菅井、西村とつなぐが打てず。38分、蜂須賀のクロスに、中央にいた菅井シュートは打ち切れず、こぼれが石原の足元が来るが、合わせられず。39分、G大阪がベガルタゴール前に人数をかけ、連続攻撃。ベガルタ張り付いて守備。

その後、ベガルタのカウンター、蜂須賀、菅井とつなぎ、最後は西村のシュート、こぼれをクリスラン、押し込めず。40分、呉屋がドリブルからのシュート、枠外。41分、G大阪倉田のクロスは流れる。流石に疲れてきたか。42分、G大阪のクロスは関パンチ。右コーナーを与える。これは流れ、最後はオフサイド。ベガルタのカウンターはつながらず。44分にもベガルタのカウンター、石原のクロスは流れる。

追加時間は3分間。ベガルタのバックパス、関がトラップミスで、コーナーを与える。嫌な展開。G大阪はここで、赤崎に代え同じFWの高木を入れる。コーナーはクリア。2分、井手口のクロスは関キャッチ。その後も、ベガルタゴール前でつながれ、最後は至近距離でシュートされるが、関正面。ドロー。

ベガルタはアウエーで、G大阪相手に失点をセットプレーからの1点に抑え、いいつなぎからの奥埜のゴールで1-1、勝ち点1を得て、今季のJ1残留を決めた。

前半などは、タイミングいい寄せで相手のボールを奪い、少ないタッチ数で相手のプレスをかわしてチャンスを作った。後半、修正されたが、守備では集中を見せて、追加点を与えず、ドローに持ち込んだ。惜しいシュートはあったが、もっとシュートを打てた。フィニッシュで終われる展開が増えれば、勝ち点3も見えてくるだろう。

シュート数:11-12、CK:3-10、FK:12-15 得点: 奥埜博亮 (G大阪)長沢 警告:(G大阪)今野 主審:上田益也 入場:15,692人