03節:対浦和0-1、好守のゲームもATに裏取られ4連敗

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2016J1 2nd 3節 2016年7月13日(水)19:00 ベガルタ仙台0-1浦和レッズ ユアスタ仙台



ハモン 藤村
  (菅井)
梁  奥埜
(ウイルソン)(匠)
三田 富田

石川 渡部 平岡 大岩

サブは、六反、二見、菅井、小島、キムミンテ、佐々木匠、ウイルソン。浦和は、興梠ワントップ、武藤、宇賀神、関根、柏木スタメン、高木、石原ベンチ入り。ズラタンは欠場。

再三の浦和の興梠の裏への飛び出し、サイドのえぐりを、三田、梁をはじめ全員守備と、関の好守でしのいでいたが、攻撃への展開ではスピードが上がらず。

ただ、後半になっても、ベガルタの集中は落ちずに、最低無失点からの一発にかけるところだったが、試合終了直前に、とうとう左サイドを興梠に抜かれ、決勝点を許し、勝ち点も取れなかった。

前半。雨のユアスタ。
2分頃まで、ベガルタが押し込むが、ラストパスは出ず。3分興梠に縦のスルーパスを出されるが、関。5分にも、同様のパスで裏に出られるが、関。その後、ベガルタエリア内でボールを回され、最後は関根のシュート、関抑える。8分、ベガルタ反撃、大岩のクロスに中央合わず。

9分、富田が裏への放り込み、もう一歩。12分、浦和が、ベガルタエリア右角25mでフリーキック。早いリスタートからのシュートは関。その後、奥埜が粘って、右奥30mのフリーキックを得る。こぼれは打てず。14分、三田が自陣に戻って、コーナーを取られそうになるところ、タッチに蹴り出す守備。16分、浦和がつなぎ、最後はワンバンボールを、武藤が落ちるシュートで狙うが、枠外。

18分、浦和に回され、連続でシュートされるが、関抑える。すかさずカウンター、奥埜のドリブルから、最後はハモンのミドルシュート、バーの上。20分、相手ゴール前で、ハモンがシュートを狙うが打てず。23分、梁がエリア内侵入、奥埜とのワンツーで狙うが、コーナー。これはファールで終了。以降、ベガルタのセットプレーでは、悉く主審にファールを取られて終わる。

26分、浦和の攻め、柏木から上がった槙野のヒール、最後は裏に出た武藤のシュート、関止める。28分、ベガルタのカウンター、藤村からパスを受けたハモンが左からのクロス、中央もう一歩も、コーナーを得る。これまたベガルタのファールで終了。以降、33分頃まで一進一退。ベガルタは浦和の速い攻撃に対応しているが、カウンターでのスピードは足らない。

35分、浦和の右クロス。クリア。36分、宇賀神のクロス、興梠に飛び込まれるが、キーパーチャージ。37分、柏木のロングフィードに武藤が走り込み、ダイレクトで狙うが、関正面。これは危なかった。その後、ベガルタのカウンター、奥埜がパスを受け、右サイドフリーの三田に出そうとするが、パスミス。38分、阿部のボールに興梠がヘッド、これは体を寄せる。

40分、関根のクロスを渡部がカット、コーナーを与える。これはしのぐが、直後に右サイド角25mでフリーキックを与える。これは守る。奥埜にイエロー。その後、藤村のパスは、ライン割る。44分、浦和エリア左角35mのフリーキック。これもベガルタのファールで終了。追加時間1分。最後に浦和にカウンターからクロスを入れられるが、関。前半はスコアレスで終了。

後半。
いきなり李のサイドチェンジ、これは流れる。2分、浦和がパススピードを上げての速い攻撃。しのぐ。3分、ベガルタがクロスを入れるが、弾かれる。4分、藤村が右サイドからシュート、枠外。7分、宇賀神のシュートは枠外。この間、三田にイエロー。9分、大岩のクロスはキーパー。10分、三田の巻いた絶妙クロスが、浦和エリア右裏に合うが、ハモンのヘッドは阻まれる。コーナーを得る。決まらず。

11分、三田のカウンター、クロスから残っていた平岡の落とし、藤村シュートは打てず。13分、浦和に裏とられるが、オフサイド。15分、左サイドでハモンが遠藤をかわしてエリア内侵入も、槙野が戻ってカットされる。コーナーをえる。大岩がすらし、渡部がヘッド、バーの上。惜しい。17分、中央で回され、最後は李にフリーでのシュート許すが、関が止める。

18分、ハモンのシュート、ふかす。19分、梁から石川のクロス、ハモンが右から狙うが、空振り、さらに自分で打ちなおすが、バーの上。21分、浦和が回し、柏木のパス、も流れる。22分、奥埜が縦のドリブル前進も、槙野にカットされる。23分、藤村のクロス、キーパー。24分、藤村にイエロー。浦和は関根に代え駒井を入れる。25分、奥埜が中央でボールを奪われるが、奪い返す。

ここで、ベガルタは藤村に代え菅井を入れ、右サイドハーフ、奥埜がFWへ。浦和は、武藤に代え、青木を入れる。27分、石川のクリアミスを柏木に枠内ヘッド打たれるも、関が反応、掻き出す。コーナーを与える。こぼれ球を阿部にシュートされるが、枠外。29分、槙野にイエロー。31分、浦和にクロスからヘッド打たれるが、クリアする。33分、梁に代えウイルソンが入る。奥埜が左サイドに回る。

その後、興梠を渡部がカット、カウンターもシュートは打てず。35分、ウイルソンの左からの浮き球に、菅井がジャンピング・ボレーでのシュート、ヒットせずキーパー。その後、浦和がワントラップからの李のシュート、枠外。37分、ウイルソンが相手ボールを奪い、ライン際粘って、ハモンへ。ハモンキープできず。ウイルソンのキレはいい。

39分、浦和は李に代え梅崎入る。その後、ハモンのスルーパスに菅井が裏に突っ込むが、もう一歩。コーナーを得る。梁がいないので、三田がキッカー。大岩のヘッドは弾かれる。43分、浦和に回され、最後は宇賀神のクロス、流れる。ATは4分。ウイルソンから梁、キーパーの頭上を越えるクロスに中央、奥埜?合わず。惜しい。直後、柏木の狙いすました裏へのパスに興梠が飛び出し、そのままシュート、決められ、土壇場でゴールを許す

その後、奥埜に代え佐々木匠を入れるが、時間もなく、浦和にコーナーを与え、そのまま試合終了。勝ち点が最後に逃げていった。

高い湿度の中、選手はそれなりにファイトしたが、いかんせん、攻撃がハモン頼み。奥埜も激しくチャージされ、ボールを何度も失った。

対強豪3連戦の最後は、守備がいい内容で無失点で勝ち点を得られる内容だったが、攻撃では、やや集散が遅く、がっちりと守られてしまった。
そんな中、後半出てきた、ウイルソンがキレのある動きで、相手からボールを奪ったり、狭いエリアでキープしたりと、期待をつなぐ内容。

次から、勝点3必須の「直接対決」3連戦。さらに攻守をブラッシュアップ。怪我人の復帰とパブロの投入もありうる流れで、3連勝を狙いたい。

尚、この試合の復興ライブは、伊達武将隊と、日野美香さんでした。

シュート数:5-11、CK:5-3、FK:10-18 得点:(浦和)興梠 警告:奥埜、三田、藤村 (浦和)槙野  主審:山本雄大  入場:14,056人