04節:対新潟2-1、関神セーブ、ウイルソンが1ゴール1アシスト、奥埜決勝点

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2016J1 2nd 4節 2016年7月17日(日)19:00 ベガルタ仙台2-1アルビレックス新潟 デンカスタジアム



ハモン ウイルソン
    (二見)
梁  奥埜
(藤村)(菅井)
三田 富田
  
石川 渡部 平岡 大岩
   

サブは、六反、菅井、二見、キムミンテ、藤村、佐々木匠、パブロジオゴ。新潟は、山崎ワントップ、レオシルバ、野津田、ラフェルシルバがスタメン。指宿、成岡はベンチスタート。

前半、中央で縦パスを通す新潟に苦戦、ラファエルに2回抜け出されるが、いずれも関が止める。後半9分、カウンターからウイルソンが自分で持ち込み、腰を回した強烈グラウンダーで先制。

しかし、14分、野津田のフリーキックを、舞行龍に頭で決められ同点とされる。さらに、19分、山崎にPKを与えるピンチ。しかし、ここでも関がPKストップの活躍。

すると直後の20分、カウンターから、ウイルソンの絶妙パスを受けた奥埜が、二人かわして、左足で決め、勝ち越し。そのまま逃げ切り、5試合ぶりの勝利、勝ち点3をアウエーでゲットした。

前半。
開始1分、右エリア横奥35mでフリーキックのチャンス。梁はニアを狙うが、クリアされる。2分、ウイルソンがうまく当てコーナーを得る。右コーナー、三田が蹴るが、これもニア狙い、さらに左コーナー。梁が蹴るが、シュートは打てず。4分、大岩がかわされ、ラフェルがフリー、中央からのシュートは、関が飛び出てファインセーブ。危なかった。

その後、新潟のコーナー。ベガルタはカウンターに入るが、山崎に守備されて終了。6分、コルテースに侵入されるが、今度は大岩、クリア。7分、左角奥30mのフリーキックを得る。こぼれ球を三田がシュート、決まらず。新潟がカウンター、山崎にかわされた三田が自分で止める。9分、コルテースが右からの浮き球、これは流れる。さらに新潟が回し、クロスからラフェルがダイレクトシュート、枠外。

10分、新潟が、ベガルタエリア右奥35mでフリーキック。野津田のキックは、新潟のファールで終了。12分、ハモンが振り向きざま、30mのシュート、枠外。13分、ベガルタが回す。14分、田中にイエロー。右奥35mでフリーキック得るが、流れる。17分、新潟が裏へ浮き球を入れる。決まらず。

18分、コルテースのクロスは流れる。その後、ロングボールに梁が裏に走り込むが、オフサイド。19分、新潟の縦パスは、クリア。20分、新潟が回して、最後はラファエルのミドルシュート、関止める。21分、上がった石川の右足クロスから、ハモンのヘッドはバーの上。裏には大岩も詰めていた。

23分、新潟のクロスは、富田がスラィディングで防ぐが、ファールを取られる。25分、ベガルタが回すが、新潟の高いプレスに弾かれる。29分、カウンターから梁のクロス、流れる。32分、ラファエルの侵入、カットしてクリア。34分、新潟回すがパスミス。中央でワンタッチを使い、裏に出ようとする新潟。35分、カウンターから、ウイルソン、梁とつなぐが、流れる。

38分、奥埜が右サイドえぐってクロスも流れる。新潟がカウンター、ラファエルのクロス、合わず。41分、新潟のクロスは、関。42分、大岩にイエロー。フリーキックはしのぐ。44分、新潟のカウンター、パスは流れる。雨と疲れのせいか。その後、野津田が意表をつくロングシュート、サイドネット。前半はやや新潟攻勢も、関のセーブもあり、ベガルタが守り切る。攻撃は、サイドからのクロスの、ワンパターンが目立つ。スコアレスで終了。

後半。
雨が強くなる。いきなり、レオシルバが足裏見せ、チャージからのキックのファール、自傷でピッチ外。ゴール中央やや左30mでフリーキックのチャンス。梁が直接狙うが、キーパー正面。5分、大岩からのクロスに梁のシュート、ヒットせず。

8分、カウンター、ウイルソンがドリブル前進、ひとりかわして、グラウンダーの強烈ミドルシュート、ゴール左隅に決まり、先制!前節から調子をあげてきたウイルソン。スリッピーなピッチも利用し、全盛期を思わせる、腰を回した鮮やかなゴールで、復活をアピール。さらにベガルタがゴールを回す。9分、右ラインぎわ40mのフリーキック。これは決まらず。

11分、ハモンのパスを受けたウイルソンが落とし、三田のシュート、ブロックされる。12分、右コーナー。三田のキックはクリアされる。14分、富田が厳しくチャージ。ベガルタエリア左奥35mで新潟のフリーキック。キッカーは野津田。巻いたキックに舞行龍が飛び出て、どフリー、決められ同点とされる。セットプレーでの守備の課題は未だ。これで息を吹き返す新潟。しかし、パスミスで攻撃が止まる。

18分、こぼれ球を三田がグラウンダーでシュート、枠外。19分、ベガルタ左サイドから山崎の侵入を許し、後追いの石川が倒してPK献上。同点とされたばかりで、絶体絶命。しかし、これをぎりぎりまで動かず、関が読み切ってのファインセーブ!関のセーブ連発が再びチームの活力を与える。

すると直後の20分、カウンターから左サイドのウイルソンが、右前方に走り出した奥埜へ、タイミングを計った、インサイドの絶妙パス。これを受けた奥埜が、前の二人をうまくかわし、左足でのミドルシュート、ゴール左隅に決まって、勝ち越し2-1。これも鮮やかな流れからのゴール。23分、新潟のコーナー流れる。24分、パスカットしたハモン、ウイルソンへ縦パスも通らず。

25分、新潟は田中に代えドリブラーの伊藤を入れる。26分、その伊藤のクロスからコーナーを与える。これはファーに流れる。ベガルタはここで、奥埜に代え菅井を入れる。28分、ハモンと舞行龍が交錯。舞行龍が流血で、ピッチ外。29分、ウイルソンのロングボールに、菅井が走り込むが、トラップできず。32分、新潟が回すが、ベガルタクリア。

31分、新潟の左コーナー。カウンターから菅井がドリブルで上がるが、決まらず。32分、相手エリア中央30mでハモンがボールをいったん浮かせてのシュート、枠内もキーパー弾く。さらに、中央から攻めて右コーナー得るも、キーパーキャッチ。33分、伊藤にシュート打たれるが、枠外。新潟ここで、ラファエルに代え指宿を入れる。

34分、新潟のカウンター、松原の斜めのスルーパスは関。36分、フリーのコルテースのミドルシュート、バーの上。37分、梁に代え藤村が入る。40分、松原のクロス、コーナーに逃げる。新潟の右コーナーはしのぐ。ベガルタはウイルソンに代え、二見を入れる。藤村がFWへ。42分、新潟はパスミスで攻撃止まる。43分、新潟のクロス、山崎が飛び込むところ、関もダイビングでパンチングのセーブ。関、気迫のプレーも、交錯して倒れる。

怪我人も出たので、追加時間は5分と長い。AT1分、新潟のスルーパス、コーナーを与える。ここも舞行龍にしっかりとヘッドされるが、枠外。その後は、ボールが行き交う展開。大岩と、新潟の前野にイエロー。新潟のファールでベガルタは時間を使える。そのまま2-1で試合終了。

関のファインセーブ連発が、チームに勇気を与えた。ウイルソンは、キレが戻り、球際のキープ力、シュート、アシストと活躍。三田と富田は運動量豊富に、攻守に利いた。さらに、奥埜もテクニックを見せたシュートで、厳しい試合を勝利に導き、今後にもつながりそう。あとは、セットプレーでの守備だけが、まだ改善されていないので、そこはチェック。次も勝とう!

シュート数:7-8、CK:4-6、FK:20-11 得点:ウイルソン、奥埜博亮(新潟)舞行龍ジェームズ 警告:大岩 (新潟)田中達、大野、前野  主審:井上知大  入場:19,388人