2003年 サテライト日程・結果

99-04 2003リーグ  2002年サテ 2004サテ

Aグループ
・ベガルタ仙台コンサドーレ札幌 ・鹿島アントラーズ ・浦和レッズ・大宮アルディージャ ・FC東京・東京ヴェルディ1969

節 期日 キックオフ 対戦相手 会 場
1 3月16日(日)14:00 浦和レッズ 2-1 宮城県サ


エデー   中原  山下
山田

山内 千葉

村田 数馬 矢畑 鈴木

小針
宮城県サッカー場は小春日和。今年初めての陽気に無料の試合で、なごみ状態。観客は2000人くらいか。先発は左図の通りの3トップで90分そのまま。マルケンと萩原、ユース選手?がサブ。
 考えて見ると渡邉晋、福永、村上、西、菅井と、けが人だらけで、サテライトのメンバーを組むのもかつかつだ。特にMFは当面、山田に出て貰わないと(笑)

 試合は、圧倒的に浦和にボールを支配され、ワンツー、サイド攻撃とやられ放しだったが、小針が3点ほど枠内のシュートを掻き出してしのぎ、少ないチャンスをものにしてなんとか勝利した。
 経過:前半18分に右サイドをずるずる突破され先制されるが、後半25分カウンターから山下のパスに中原が走り込んで同点、そして試合終了直前に相手キーパー(徳重?)のキックがゴール前の混戦ではね返ったところを、エディがヘッドでつなぎ数馬が押し込んで?、勝ち越し2-1。

 とまあ、これだけ見れば、なんだが結構いい試合をしたようだが、これからトップを目指す選手の戦いとしては、不満が残る内容。ここは観戦記ではなく、各選手の寸評を。

 流石にGK小針だけは、ファインセーブ連発でレベルの違いを見せつけたが、他の選手は「まだまだ」という感じが多かった。DF特にセンターバック陣はミスキックが多く、冷や冷やもの。ゴール前での空振りは勘弁してくれい。もう少し確実性をあげて貰いたい。堅実だったのは村田くらい。しかしその村田も根本を見た後ではなかなか厳しい感じだ。

 千葉、山田のトップチームのサブ組は、なんとなく流しているようなプレーで、ケガを避けているのかもしれないが、トップ・スタメンを狙う雰囲気はない。このメンバーでは指令塔は山田ということになるのだが、回りの動きにご不満の様子で、途中から消えていた。浦和の若手相手には技術の差を見せてはいたが、ご本人もあと3kgではないだろうか

 さて、この試合で苦労していたのが、山内。ボランチには不慣れのせいか、攻守の切り替えでの位置どりにとまどい、パスミスも散見、小針に随分コーチングされていた。人には結構強く、思いきりボールを取りにいったりと、アピールしたいという姿勢は見えた。粘り強く練習してもらいたいものだ。

 さて、期待のFWユース、中原とエデー。まず、中原はボールを待つタイプで、つぼに嵌れば確率の高いシュートやヘッドも持っていると見た。しかし、ユース代表やトップチームでの出場を狙うには、もっと呼び込む姿勢やポジション取りに積極性が欲しいところ。ユースの遠征疲れか運動量も少なかった。

 エデーは...。うーム。やっぱりトップチームサブでは、まだ時期尚早か。しかし、そのポテンシャルの高さは楽しみではある。イケメンが話題になっているが、プレーはガタイを生かした重戦車のような突進で、荒荒しい。相手キーパーも粉砕(大丈夫かな、浦和のキーパー。ちょっと心配)。できれば近寄ってほしくないなと、相手に嫌がられる選手という意味では面白い。体の割に攻撃から守備まで走りまくり、スピードとパワーには恵まれている。身長からポストプレーでもするのかと思っていたのだが、この試合では、ウィングの動きをしていた。空中戦は高くて、ハード。味方の選手もぶつからないように気をつけた方がいいかも。
彼の場合はアピールしようとの思いが強過ぎて、今はまだ、空回りの面があるが、うまく使えるパサーと組み合せて、環境にも慣れてくれば、間違いなく相手には脅威となるだろう。

 山下はいちおう90分走れる。今の時点で、昨年のW杯前のキレキレ状態を望むのは無理なのかもしれないが、もっともっと自分でゴールを目指す動きが欲しいところ。
4 3月30日(日)14:00 大宮アルデージャ 1-3 大宮
FW:中原、エデー、MF:阿部、山田、千葉直樹、山内、DF:中田、数馬、矢畑、鈴木健仁、GK:小針。サブ、萩原、(以下ユース)鈴木健吾、高橋、千葉賢、大久保
得点:(大)6分デビットソン、19分木谷、51分横山(仙)33分中原。
警告:(大)89分辻田(ラフ)(仙)43分矢畑(ラフ)、44分數馬(ラフ)。<退場>(仙)66分エデー(乱暴な行為)
どうも、まだ内容がいまいちだったようです。
8 5月11日(日)14:00 コンサドーレ札幌 1-1 仙台


中原  11 8→13
  (山田)  
中田
千葉  菅井
(15)     
村田 渡邉 矢畑 5

萩原
曇り空に5000人ほどの観客。昨夜のトップチーム敗戦を受けて、まったりムードのスタンド。
先発にユースFW11高橋正人、8MF合田、5DF鈴木健吾の3選手。サブはGK森田、DFマルケン、MF山田、にユースのMF15千葉賢弘、13石橋。スタンドには財前、村上、エデー、そして私服のマルコスの姿も見えた。

 得点は前半20分、相手ボールをカットした「ボランチ」の中田が中央をドリブル突破、右サイドを併走していた中原にパス、フリーになっていた中原が決めたもの。札幌は試合終了直前にPKを決めての同点。ほとんどがユース年代と思われる札幌に対して、ベガルタがボールを支配する時間が長く、相手のミスも散見、もっと点がとれるかと思われたが、フィニッシュに力強さに欠け、最後までまったりムードだった。フリーのチャンスでふかす場面が多い。トップチームに出ている中田が一番元気に見えるようでは。。。

 そんな中、渡邉が90分プレーできたのが収穫か。中田、村田は問題ない。菅井はときおりいいプレーを見せたものの、左足のテーピングも痛々しくまだ完調ではないもよう。後半他の選手交代にからみサイドバックに下がったが、河北によると今後DFとして養成する構想らしい。萩原もファインセーブあり。ところで、運動量豊富に相手ボールを奪っていた山内が、後半10分右足太ももを痛めたようで退場。心配である。
 後半30分に高橋に代わってトップ下に登場した山田は、違いを見せるスルーパスをびしびし決めていたが、練習にはちょっとだけ顔出す程度。目標を聞いてみたい。ユースの選手ではフリーキックをけっていた8番合田やFW11番高橋に技がある。最後はスタミナが切れたようだが、今後に期待。

10 5月25(日)14:00 鹿島アントラーズ 1-4 仙台


中原  千葉賢
    (佐藤豪)
合田   千葉逸
 千葉直 菅井

村田 山内 数馬 鈴木健

萩原
今日もユースに4名ほど先発。サブは森田、小山、鎌田、佐藤豪とユース3人で山田はベンチ入りもせず。観客は前回より少ない4000人程度か。薄曇ながら紫外線は強し。風が涼しく気温は高くない。今日はイエローなしの試合。

 前半10分から10分置きに3失点。内1点は中途半端なバックパスを拾われたミス。後半終了間際にもクリアミスを拾われて4点目を奪われる。2点分が余計。

 試合開始からからベガルタ右サイドを鹿島深井に何度も破られピンチの連続。それに、前半は千葉直樹の役割が明確でなく、中盤がお留守で司令塔不在。。攻めは前線が孤立して、フォローがなく、シュートほとんどなし。このまま大量失点かと思われた。

 後半、千葉直樹が本領発揮、前目に運動量多く、相手ボールをカットしては左右にスルーパス。このクラスでのスピードでは力の違いを見せ付けた。後半の動きは「シルビーニョ」だった。後半40分、その直樹からのスルーパスから、中原がキーパーに交錯しながらコロコロとシュートを押し込み、一矢報いた格好。終了間際千葉賢弘から佐藤豪に交代。

 数馬は後半は2本ほど攻撃参加からスルーパスを放ち、アピールしようとしたが肝心の守りでは山内とのコンビがいまいちで、相手の完全に裏を取られるシーンもあった。
 中原は、局面で体をいかし、ハイボールに競り勝ったり、ポストプレーなどにまずまずの働きを見せるのだが、当たりに弱そうに見え迫力不足。このクラスならば、体の違いだけで押し切れるが、トップでは、もっと1対1での強さや、オフサイドをうまくかわす動きがないとつらい。しかし、3点リードされた後半、とにかく、相手キーパーを恐れず飛び込んで、ゴールへの意欲を見せたことは買っておこう。

 ちょっと元気がなかったのが菅井。動きが中途半端で相手の攻めを許したり、ゴール内でのクリアミスもあった。フィジカルのレベルアップと思い切りが必要。技はあるのだから。ユースではFW千葉賢弘君が負けん気強くボールの当たっていったのが頼もしい6番MF千葉逸人君は少し遠慮しすぎ。ピッチ上では上下関係なし。びしびし行こう。
16 7月20(日)15:00 東京ヴェルディ1969 2-0 宮城県サ


西 中原
(阿部)  (15)
村上 千葉 中田
 山内 (14)
数馬 渡邉 矢畑 鈴木健
      (菅井)

小針
朝方の強い雨が試合が始まる頃には納まり、按配よく薄日が差す天気。見ている分には涼しい風が吹いてくる。しかし当然ピッチはスリッピー。
観客は1500人くらいか。

 東京Vは若手中心、ベガルタとは平均年齢がかなり違いそう(笑)。しかし、ベガルタとしては村上、西が入り、昨夜のマルコスの復帰と合わせて5月の頃の、けが人8人の状況から、ようやく本来の姿に戻ってきたというのは誠に喜ばしい。ユース抜きのメンバーでスタメンが組めたのも3月以来だろう。

 ところで、とにかくどんな形でも勝利が欲しいトップチームとは違って、当然サテライトには、いろんな選手を試しながら、トップでの可能性を見るという性格がある。清水監督も来ていた。そういう意味では、確かに少ないチャンスをものにして、相手の決定力不足やバーにも助けられながら、勝利はしたものの、「トップへの道」という意味では物足らない内容だった。

 得点は、前半33分、千葉直樹の左サイド35mフリーキックがファーサイドの中原の前にピンポイント、これを中原倒れこみながら押し込んでの先制。後半20分には後半、西に代わって入った阿部がゴールライン付近からのクロス、これを千葉が頭できれいに決めての2得点。
 しかし個々人のボールさばきやサイドから上がるスピードは東京Vの方が上。ベガルタはスペースを作ったりすることができず、ばらばらの動き。パスの精度も悪い。攻守の切り替えが遅く、見てて歯がゆい感じ。ただ、勝利できたのは、ベガルタの方が最終ラインで相手FWとの体格差で押し切れたのと、小針のファインセーブ、そして相手のひとりで決めようとする傾向による。東京Vには田中隼摩選手もいたが、スピードが並だったのが意外。むしろ16番(飯尾??)のスピードと運動量に、しばしばピンチを招いた。

 中原は先制点を入れたものの、動きがいまいち。左ひざのテーピングが気になるのか、体のキレが悪く、ボールをキープできない。後半には、ばててきて越後監督に「がんばれ、がんばれ」とわかり易い指示を食らっていた。それでも得点にはからめた。

 怪我上がりの村上は、運動量豊富。まだ、人との当りや切り返しに、本来のきれ味が戻ってはいないが、かなりできつつある。前半途中から西とポジションを入れ替え、中原のワントップのトップ下でプレーしていた。積極的にシュートもしていた。西はまだ、おっかなびっくり。FWの位置で影が薄く、前半途中からは村上と入れ替わってMFをやっていた。もう少し時間がかかりそうだ。
 渡邉、矢畑、千葉はこのレベルでは「余裕」で元気一杯。小針も、トップで、いつでも出れます、のファイセーブ連発。
 数馬、山内は体調はよさそうだが、相変わらずパスの精度が良くない。プレッシャーのない場面で、ひとつひとつをきっちり決めていかないと、評価は上がらないだろう。運動量には問題ないが。

 昨日トップの試合にも出た中田はMFで入っていた。代役気味。鈴木はすぐにバックパスで元気なし。怪我の影響もあるのか(20日に引退報道)。菅井は後半残り10分のところで、鈴木に代わり右DFとして入る、プレーがしっかりしてきた。もう少し見たかった。そのほか、終盤14番のDFと15番をつけたFWのユース選手が入ったが、遠慮気味で、スピードがもうひとつだった。

 ところで、J2の観客動員が多くて有名なチームの監督と思しき人の、真っ黒い顔を見た。前半でこそこそ帰ってしまったが。これは、ひょっとして。。ひと違いかもしれないが。

18 8月3日(日)14:00 コンサドーレ札幌 1-5 宮の沢
GK萩原達郎 DF 3鈴木健吾(→55分:小山) DF 4矢畑智裕 DF 2渡辺晋 DF 5數馬正浩 MF 7千葉直樹 MF 6山内友喜 MF 8菅井直樹 MF 10西洋佑 FW 11大久保剛志
FW 9中原貴之 (→82分佐藤豪)仙台の得点は大久保
19 8月17(日)16:00 FC東京 0-5 夢の島
GK小針清允 (→45分 森田耕一郎)、 DF菅井直樹 DF (→45分 鈴木 健吾) 、DF山内友喜、DF 數馬正浩、 DF羽山拓巳 、MF千葉直樹 、MF森保一 、MF阿部敏之 、MF 西洋祐 、 FW村上和弘、FW福田健二 。サブMF 石橋佳孝 、MF 細川雄一朗 、MF 菅原貫
21 月7日(日)15:00 大宮アルデージャ 2-3 宮城県サ


西 寿人
  (15)
村上  財前
     (12)
森保(菅井) 千葉
 羽山 山内 矢畑 中田
  (阿部)  

萩原
昨日から一転して秋の冷え込み。長袖要、曇り空の県サッカー場。
いつも言っているが、勝敗もさることがら、サテライトでは、トップを狙う意欲、動きがあるかどうかがポイントだ。そういう意味では、昨日のトップの試合同様開始10分、40分、試合終了間際と3失点。内容的にも走り負けが多く、もの足りない内容。しかし、寿人、村上らはアピールするものはあった。

さて、サテライト戦とはいえ、前日トップの試合にベンチ入りしていた寿人がほぼフル出場、村上に財前、森保、中田と「豪華」な布陣。

しかし、試合では大宮の早い動き、球回しについていけず、前半はほとんどシュートも打てないありさま。失点はサイドを簡単にえぐられての2点とコーナーから相手の長身FWにヘッドをたたきつけられた点。

期待の羽山はミスが多く、これでは即トップは厳しい状況。左サイドDFが今後の焦点なだけに、いっそうの奮起を望む。躊躇しない。下向かない。よろしく頼みます。

財前は、ベガルタの2点にからむ活躍ではあるのだが、やはりコンタクトに弱く、よほど運動量を維持しなければトップでは、潰されてしまうだろう。つぼに嵌れば技術は流石のものがある。ここが正念場である。個人的には今の福永と同じくらいと思う。

村上は運動量と当りも強く、積極的というが強引にシュートも放っていた。アピールという点では一番。あとは周りが見えていない時がある。アピールもあるのだろうが、視野広く、周りをうまく使っていくことも求められている。

寿人は前半終了間際、財前のフリーキックに飛びこんでヘッドで得点。後半5分には財前の突破に並走して、サイドに開き、絶妙のタイミングでクロスを上げアシスト、財前がボレーで押し込んで2点目にからんだ。彼には前で張るより、スペースのあるところでプレーして貰いたい。クロスの精度も高く、岩本が調子悪いときは左サイド前目というかトップ下気味に入る方が、持ち味が生きるとおもうのだが、どうだろう。

西は前回見た時より、かなり走れるようになってポストプレーに挑んでいた。体をを作りながらの挑戦ということになるだろう。

千葉は最初はボランチ、山内が引っ込んだ後はセンターバックを無難にこなしていた。ジャンプは高いし、スペースに動きだすタイミングもいい。しかし球離れが遅い。それだけ改善すればまだまだやれると思う。

山内、矢畑はちょと迷いながらのプレーが多く、いつになくミスが多かった。中田がいろいろ指導するのが煩かったのか(笑)萩原は声が少ない。前に出る勇気がもう少し必要。

中田、阿部、森保は。。。いい時のことを考えると、少し寂しい状況ではある。
25 10月5(日)15:30 鹿島アントラーズ 2-3 鹿島G
スタメン:GK萩原、DF:山内、矢畑、数馬、羽山、MF:千葉直樹、鈴木健吾(→75分大久保)、財前、西、FW:福田、ドッダ。サブ:森田、高橋正人、合田、大久保。
得点は37分財前のアシストで西が得点。83分福田が得点。鹿島は前半に3点。警告:福田、矢畑、ドッダ。
28 10月19(日)14:00 FC東京 3-2 宮城県サ


ドッタ 金
  (高橋)(大久保)
  財前  西
(鈴木)     
 菅井 千葉 
羽山 矢畑 数馬 山内

高桑
ユース選手で活性化、逆転勝ち。
タイトルをつけるとしたら、そんなところだろうか。

 西日で小春日和の県サッカー場。昼まで寝ていて、行くのを迷ったが、サテライト最後のホームゲーム。考えたくはないが、しっかりと記憶しておかないといけない選手もいるかもしれない。

 試合は前半、菅井が相手ボールにうまく体を寄せて奪うなどして、スルーパスを散らし、サイドからは財前が放りこんで、ベガルタのペースで始まった。FC東京の方は、エンジンのかかりが遅いらしく、防戦一方。
 しかし、ベガルタが中盤を支配しても、シュートまでなかなかいけないのは、トップと同じ悩み。金は孤立。そうこうしているうちに、15分カウンターから、うまくフリーを作られ、先制許す。

 その後は一進一退を繰り返すが前半終了直前に、金が頭で落としたところをドッタがフリーで決めて同点。その前に、財前のエンゼルパスの、どフリーを逃していただけに、やっと決めたという感じ。

 後半。金に代わりユースの大久保が入る。仙台カップで自信をつけたか、明らかに以前と動きが違う。積極的。動き出しや裏に出すパスもいい。
 しかしゲーム自体はベガルタ中盤が疲れ、FC東京のペース。後半開始直後にカウンターから一気に決められ1-2。その後は早いサイドチェンジに、ベガルタDF陣が翻弄され、ミスも重なりピンチの連続。菅井、財前にも前半のようなキレがなくなり、チャンスが作れない。

 70分、へばった財前と昨日ユースの試合に出ていた鈴木健吾が代わり、75分にはドッタのところに、これまた、昨夜2ゴールを決めたユースの高橋正人が入って動き回り、ユースの2トップとなり、チームが活性化する。以前サテライトに出ていても自信なさげだったが、昨日の試合の余韻が残っているのだろう、なんと82分に鈴木のスルーパスに高橋が持ち込んで同点!さらにロスタイムには、鈴木の(大久保君ではありませんでした)ロングヘッド、高橋頭でつなぎ、最後は、西が頭で押し込んで勝ち越し!ユース陣の活躍で逆転勝ち、喜んでいいんだよね!?(^^;

 昨日市原戦でベンチ入りできたということで数馬、千葉が張り切っていた。千葉は前半はいいパスを出していたが、後半集中が切れてくると、球を持ちすぎる癖が出る。それでもだいぶ調子はいい。羽山、山内も前よりは安定してきた。ドッタが財前と相性がいいらしく、二人のコンビのプレーが目立った。ドッタはスピードはあるが、フィジカルはいまいち。西はボールキープに難があるが、最後もヘッド決めるなどさかんにゴールを狙っていた。矢畑はちょっと不調。

 一番光っていたのは菅井。ボールキープがしっかりできるようになって、スルーパスも良かった。後はスタミナだけ。それにしてもユースは元気だな。
29 10月26(日)14:00 東京ヴェルディ1969 1-4 ヴェルディG
スタメン:GK萩原達郎(→45分森田)、DF小峯隆幸、矢畑智裕、數馬正浩、羽山拓巳、MF千葉直樹、阿部敏之(→41分菅井)、財前宣之(→65分山内)、西洋祐、FW ドッダ、山下芳輝(→45分金)。サブ:森田、山内、菅井、金殷中。珍しくユース助っ人なし。

前半先制許し、後半も相手ペースだった模様。ヴェルディ高橋にハットを決められる。ベガルタの得点は、89分千葉のコーナーキックから矢畑が頭で。
30 11月9(日)14:00 浦和レッズ 3-2 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
スタメン:GK萩原達郎(→75分森田)、DF小峯隆幸、矢畑智裕、羽山拓巳、山内友喜 MF千葉直樹、菅井直樹、財前宣之、合田亘顕 FW 西洋祐、高橋正人。サブ:森田、千葉逸、亀井など。ベガルタの得点:西のPK、合田、財前。
前半38分PKで同点としてから、ベガルタもいい動きになった模様。小峯がけがから復帰でフル出場。
(仙台、ヴェルディのホームは無料、その他は1000円程度)