注目の選手、注目のプレーを独断と偏見で取り上げるコーナーですが、今年も14節まで来てしまいました。
(2009年5月12日現在)以下、()内の数字は背番号。
今季は、序盤で上位チームに次々敗戦したことを薬に、ここにきて、勝利に貪欲に、精神的に強くなってきたことがプレーに反映しているように思われます。気持ちを強く、リーグ終盤まで持ち続けることができれば、素晴らしい結末をたぐり寄せることでもできるでしょう。
さて、チームは、8節から14節まで7連勝と、序盤の躓きを取り返しつつありますが、その原動力は、なんといっても、今年補強入団した長身センターバック、エリゼウ(6)と、通算50試合目の完封を達成したGK林卓人(16)を中心とした守備。ここまで14試合で7失点とリーグ最少失点です。
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2010年はまだ未発表です。入場動向では実施されない場合もあるかも。以下はJ2の2009年版
チケットの種類、試合によって、売り切れ等の場合もありますので、ご注意下さい。手続き、料金等は公式ページで必ず確認して下さい。
#席種は、はじめて見る方で、ゆったりと観戦主体の方は、「自由席南」か「各指定席」、立っての応援主体の方は「サポーター自由席」をおすすめします。
▼7-8月開催のナイトゲーム割引自由席南回数券発売。
前売りのみ。5枚分の価格で6枚つづり。大人10,000円(通常前売り12000)。小中4000円(同4800円)。6月12日から発売。限定1000セット。複数人での使用もできる。
▼後半入場で、全席種当日券50%オフ
試合後半(ハーフタイム)から入場の場合、全席種の当日券が半額(前半開始30後から後半15分までスタジアムで販売)。枚数限定の場合あり。
▼当日券学割(自由席南、サポーター自由席[宮スタはFGエリア])1,000円引き
席種限定で、大人当日券を高校・専門学校・大学・大学院生対象に、1,000円引き。
試合当日スタジアム窓口で学生証提示。
宮スタ(サポ自2,500→1,500、自南2,200→1,200)、ユアスタ(サポ自2,800→1,800、自南2,500→1,500)
▼席種限定、当日券のハタチ割
20歳の方を対象に、席種限定で、当日券を前売価格より20%割引価格にて販売
S指定席メイン南、S指定席バック、A指定席北(ユアスタのみ)、自由席南。試合当日スタジアム窓口で年齢を証明できる証明書提示
▼10名以上の団体割引20%オフ(自由席南、及び一部指定席)
10名以上の団体の前売り券が2割引。S指定メイン南、S指定バック、A指定席北、自由席南が対象
(試合日一ヶ月前から4日前までに、ローソンチケット0570-084-890かべガルタ仙台022-216-1011に電話で申込み)
▼65歳以上の方、S指定席メイン南の当日券を半額
ユアスタ1750円、宮スタ1500円。
スタジアム窓口で年齢の分かる証明書が必要。
▼身障者の方、自由席南が半額
身体障害者・療育・精神障害者保険福祉手帳いずれか提示、自由席南当日券を試合会場にて半額ユアスタ1,250円、宮スタ1100円で販売。
尚、車椅子席の料金等、事前申込み等はベガルタ仙台にお尋ね下さい。
▼子供チケットを大人への変更サービス(席種限定)
年間チケット、前売りチケットの小・中学生チケットを差額支払いで、大人チケットとして利用可能。
S指定席(メイン北・メイン南・バック)、サポーター自由席、自由席南。席種、チケットにより950円~1500円の差額。スタジアムで当日受付。後半15分まで。
今年のチームの核はなんといっても、MFの前二人、新キャプテン梁勇基(りゃんよんぎ10)と、関口訓充(くにみつ11)でしょう。梁は去年同様チームの核。センスを感じさせる選手で、変幻自在に左右両足から繰り出すラストパスと、自らスペースに入り込んで得点する力があります。既に3ゴール。フリーキックも蹴ります。関口は、昨年から大きく成長、今季序盤から徐々に調子を上げ、今では高速ドリブルからのボールキープ、タイミングのいいパス出しで、ほとんどボールを奪われることがなくなりました。意表をつくゴールもあり既に2得点。この二人が、攻撃だけでなく、守備でもピッチ内を縦横無尽に動き、今のベガルタを動かしています。
FWでは、今季加入のベテラン平瀬智行(14)が復活。引退も考えていたということで、戦力というよりまとめ役なのか、失礼にもあまり期待していなかったのですが、9節水戸戦で2年ぶりのゴール、しかも2得点を上げてから、得点感覚が呼び起こされたのか、周囲とフィット、スタメン定着。前戦での落ち着いたポストプレーや老練なポジション取りで、相手に脅威を与えています。往年のスピードはなくても、要所でのブロックで守備にも貢献。184cmの平瀬が相手DFをひきつけることで、他の選手による得点の機会が増えました。例えば186cm元FWで、センターバックの岡山一也(32)が、頭と足で今季早くも2得点。
平瀬 中島
(西)(中原)
梁 関口
(飛弾)(佐藤)
千葉 永井
(宮沢)(富田)
田村 岡山 木谷 菅井
(磯崎渡辺一柳田ノ上)
林(萩原、シュ)
昨年10得点上げた中島裕希(なかしま13)は、今季2得点。5月初めの時点では、昨年前半の絶好調期に比べると、キレがイマイチですが、裏に抜け出す動きを繰り返し、守備でのプレスにも献身的に動いています。シュートもほとんどが枠内を捉えるようになってきました。きっかけが掴めれば、点も取れるようになるでしょう。ケツメイシでも場内で流して貰いますか。
Wボランチには、ブランメル以来のベテラン千葉直樹(7)、300試合出場を達成した永井篤志(8)が、スタメンで連続出場。運動量豊富にチームを締めています。若手も彼らに運動量で負けてはいけませんね。千葉は読みのいいパスカットがあり、永井は独特のドリブルでボールをキープして、タメが作れます。さらに、千葉には打点の高いヘッド、強烈なミドルシュートもあり、隠れた見所のひとつです。
現代サッカーの要、両サイドバックには、開幕から右、菅井直樹(25)と左、田村直也(23)の両MFが起用され、不動のレギュラー。特に菅井は、去年は6得点と相手ゴール前に出没する果敢な攻撃参加からのシュートが魅力です。今季は、これまでのところチームの守備連係形成のため、厳しい往復で得点はありませんが、チームの連動が固まってきた今後は、田村とともにゴールの機会も増えてくるでしょう。個人的には、左のスペシャリストでフィジカルで相手を押さえ込めるDF磯崎敬太(17)の復活、田村のボランチも見てみたいところです。また、左右両サイドができる、テクニックのある田ノ上信也(26)も、体調を整えてて早く目だってきてほしいところ。
センターバックでは、長身の岡山と木谷公亮(2)のベテランコンビが高いラインを維持、カバーリーングなどで守備陣を統率、攻撃の起点となるサイドチェンジの視野の広さなどで、上位相手に3連続完封勝利を導きだすなど、抜きん出ています。
若手の渡辺広大(3)、一柳夢吾(5)にも出場のチャンスがありましたが、まだまだ経験が必要。でも出ないことには経験できないので、ベテランとのコンビでの出場の中から、自ら這い上がってほしいものです。また、細川淳矢(4)もさらに思い切ったプレーで一角を狙ってほしい。
おそらくJ2最高レベルにある、GK陣。開幕から林卓人(16)が鋭い反応と冷静なプレーで、出場を重ね、リーグでも最小失点レベル。それに加えて12節首位広島戦では、入団8年目の萩原達郎(1)が、リーグ戦初出場、フリーのシュートもクリアして相手からも賞賛される落ち着いたプレーを披露、これまでの練習の成果をいかんなく発揮しました。そしてチームには、昨年のレギュラーで、骨折のため出遅れていたシュナイダー潤之介(22)や今季新入団の関東大学一部MVPだった関憲太郎(21)なども控えています。
さて、スタメン陣が好調なので、控え陣の出場チャンスがなかなかないですが、攻撃陣では、新加入のベテラン、正確なキックを持つレフティ、MF宮沢正史(6)の奮起に期待したいところです。右の佐藤、左の宮沢の自在のキックから、前線の選手が空中戦にドリブルにと、ゴールが取れるようになる場面も見てみたい。
FW陣では、スピードあるドリブルからエリア内に侵入していく西山貴永(たかひさ20)、怪我で出遅れたものの180cmながらスピードでも勝負できる田中康平(15)、縦に抜ける驚異的なスピードを持つ鈴木弾(19)など期待の若手がいます。また高校在学中ながら特別指定で入団している富山貴光(18)のテクニックやゴール嗅覚も本番で一度は見てみたいところ。
MFでは序盤途中出場した飛弾暁(さとし30)が面白い。ドリブルキープからのエリア内での切り返し、胸トラップからのシュートなど、落ち着きにあるプレーが特徴です。守備面の課題克服で出場機会も増えるでしょう。ボランチとしてベンチ入りもしている「小さな巨人」富田晋吾(27)もフィットしてきて、クローザーとして貴重な存在ですが、さらにベテランを脅かすようになってほしい。強気のプレーからの金子慎二(29)のパスワーク、新加入で怪我で出遅れましたが三澤純一(28)のドリブルからのクロス、なども見物です。今出てない選手もいつでも出られるように、気持ちと体調を維持してほしいところです。
走るサッカー、連携を深めた組織プレーといわれる今年のベガルタのサッカーですが、個性ある個人個人を調和させて、いかんなくその力を発揮させることで、「勝つ」サッカーにつながっていくと思われます。
萬代 中島
ロペス 梁
ジョニウソン 千葉
田ノ上 白井 木谷 菅井
シュナイダー
次に、去年から今年にかけて最も成長したFW(13)中島裕希。もともと裏を取ってのスピードあるドリブルに定評がありましたが、自分でゴールの姿勢がいまいちなところがありました。しかし、昨年秋からスタメンのチャンスをつかむと、相手DFに囲まれても動ぜずに抜け出し、積極的にエリア内にも入って、ゴールに迫るようになりました。また、キーパーと1対1のシーンでも落ちついてゴールを決めています。これまですでに3ゴールを上げ、今年は量産の勢いです。また、豊富な運動量で、今年のチーム・テーマである前からの守備にも貢献しています。
もうひとり、開幕から中島とツートップを組むFW(18)萬代宏樹。前からの守備には大きく貢献していましたが、5試合まで得点がなく、サポをやきもきさせました。しかし、今年は課題だったヘッドやポストプレーもうまくなり、もともとスピードでDFを抜く力はありましたので、後は、強引に自分でシュートしていく積極性、気持ちだけの問題でした。これも、先日の一試合2得点で吹っ切れ、今後は中島と共にゴールを上げてくれることでしょう。
ベガルタの10番といえばMF(10)梁勇基(りゃんよんぎ)。今年は、ロペスとうまくからみあいながら、激しくポジションチェンジ、左右の足から繰り出すキックは精度の高いラストパスとなります。右足で蹴る左コーナー、フリーキックも担当。もともと得点嗅覚のある選手ですが、今年も、相手のマークをすり抜けて、ちゃっかりゴールが健在。すでにチームトップの3得点をあげています。
守備では今年加入のボランチ、MF(5)ジョニウソン。試合後半でも落ちない運動量で、危険なところには、ことごとく現れ、ピンチを未然に防ぐ汗かき役。地味な役割ながら、攻撃陣がカウンターに安心して移れるのも、彼にプレーによることが大きいです。彼の加入で相棒の千葉直樹の攻撃参加がしやすくなりました。
そしてセンターバックのベテランDF(4)白井博幸。昨年加入し、連続無失点試合に貢献しましたが、アキレス腱を断裂。長いリハビリを経て復活しました。若い選手が多い中で、オリンピックやJ1J2の数多くの出場経験を持ち、今年は決まっていませんが、実質上のキャプテン。プレーでも180cmと飛びぬけて長身ではないですが、ハイボールに強く、また相手FWの背後からごりごりボールを奪い、シュートには身を挺して止めにいく姿は、器用さはなくても、選手生命を賭けた迫力を感じます。時々、想定外の攻撃参加があり楽しましてくれます。
さて4バックでは、サイドバックの攻撃参加が、重要になってきますが、今のところ、右サイドは去年に引き続き、 (25)菅井直樹。左サイドは(26)田ノ上信也。菅井は「いつの間に」という感じで、ゴール前に頻繁に顔を出しています。ロペスとの相性もいいので、タイミングのいい上がりから、今年もダイレクトシュートが見られそうです。左の田ノ上は、両足使える器用さを買われて、コーナーキックも担当。オーバーラップからの精度の高いクロスは新しいベガルタの武器です。また、ポルトガル語を話せるようでロペスやジョニとのコミュニケーションもばっちりです。
次に今やブランメル時代やJ1時代を知る、唯一の生え抜き選手となったベテランボランチが、MF(7)千葉直樹。もともと運動量豊富で読みのいい選手ですが、今年はとりわけ、体調がよく、キレのいい動きで、攻撃参加もしています。ヘディングがうまいので、セットプレーでも戦力です。ジョニウソンとの相性もいい。
また、ここ数年ベガルタで最も多く試合出ている鉄人センターバックDF(2)木谷公亮(こうすけ)も、白井とのコンビで堅実な守りに貢献しています。
キーパーでは、今年鳥栖から加入したGK(22)シュナイダー潤之介も好調です。至近距離からのシュートへの反応の良さに加え、すばやくタイミングいい球出しで、攻撃陣の速攻の基点になっています。1対1の場面でもファインセーブを連発、ここまでチームの無敗に大きく貢献しています。GK(1)小針清充(こばり)が怪我で出遅れていますが、シュナイダーと遜色なく厳しいポジション争いが続くと思われます。GK(21)萩原達郎は、出場機会に恵まれていませんが、いつでも出られる集中力を保っていってほしいと思います。
そのほか、ベンチスタートとはなっていますが、今年新潟から復帰したFW(9)中原貴之の高い打点のヘッドやポストプレー、スピードのあるMF(20)関口訓充(くにみつ)のドリブルや、驚異的な戻り、右サイドで使われるルーキーMF(23)田村直也の上がりからのシュートなども見所のひとつ。また、先日フル出場したベテラン、MF(24)永井篤志も複数のポジションをこなし、ボールキープ力を活かして、試合を落ち着かせる役割を担っています。
今年のベガルタは、これまでのところ、開幕からのスタメン組が好調なため、他のメンバーがなかなか出られません。期待の189cmの長身FW(11)ウィリアンも、早くスピードに慣れて本領を発揮してもらいたいもの。これから、どうしても点を取りたいパワープレーやセットプレーなどが必ず出てくる。ブラジルでのプレーから言って、そんなに遠くない時期に彼も出てくるものと思っています。それにしても、去年中盤を占めていた正確なキックとハードタックルがあるMF(6)熊林親吾、堅実な守りと強烈な左足を持つ180cmのDF(17)磯崎敬太、右サイドのダイナモDF(14)中田洋介、ベテランのセンターバック(31)丸山良明、小さな巨人ドリブル突破が得意なMF(27)富田晋伍などが、ベンチ入りもできないのですから、選手層は厚くなっていると言ってもいいのかもしれません。
まだ出場機会の少ない若手には、センターバックの有望株DF(32)細川淳矢、DF(3)渡辺広大、MFからDFもこなせるMF(28)大橋良隆、MF(29)金子慎二、強力な左足を持つDF(30)左山晋平、ゴールの嗅覚に優れ、スピードが武器のユース出身のふたり、FW(15)大久保剛志やFW(19)鈴木弾らがいます。じれずに体を鍛え上げてほしいところです。また、ブラジルからの若手、FW(33)フェリッペ、ボランチMF(34)レアンドロにもサテライトなどでアピールしてもらいたい。
J2は48節の長丁場、チャンスは何回かある。控えに甘んじている選手も、練習から集中してプレー、チャンスを逃さないようにがんばってほしいです。。
まずは、今年新加入したブラジルトリオ。何といっても、めちゃ寿司が好きなFW9ボルジェス、25歳。抜群の身体能力で両足、頭でゴールを狙うストライカー。日本では彼のように、1対1、1対2でも勝負し、強引に前を向いてシュートを打つ選手がほとんどいないので泥臭く見えますが、どんな角度からも枠をとらえに行く姿勢は、パス回しに頼るサッカー以外にも、サッカーの姿があることを教えてくれます。これまで、いずれも勝利につながる3得点。
ついでMF8ロペス。ワントップ気味のボルジェスよりは下がり目に位置していますが、正確なスルーパスを通すだけでなく、みずからドリブルで切れ込んで、強烈な左足や186cm長身を生かしてのヘッドで、厳しいマークに合いながらも、既に4得点。まだ本調子でないため、動きにキレがもうひとつですが、前を向いてトップスピードに乗った時は、止めるのは困難です。MF11チアゴ・ネーヴィス。試合前の練習でのハイキックを見ると分かりますが、ひとりだけ頭のあたりまで上がる、柔軟性を持っています。180cmの長身ながら、柔らかいタッチの左足から繰り出されるパスやフリーキックは、今後相手にとって脅威となるでしょう。
また、今は怪我で出場していないFW24大柴の鋭い動きも、日本人離れしています。ほんとはブラジル人かもしれません(笑)。鋭い切り返しからのエリア内侵入、相手キーパーの前に勇気をもって突っ込む姿勢、トリッキーなダイレクトプレーなど、はやくボルジェスらと絡むシーンが見てみたいものです。33歳のベテランながらチーム一、二を争う運動量の持ち主です。
日本人選手でも若手の成長株が中心選手となってきました。特に当初はボランチで、今は右サイドバックにいる25菅井。去年あたりから粘っこい守備を覚え、さらにタイミングのいい上がりが出始めて、ボルジェスにパスを出させて初ゴールを決めています。また現在は怪我で休んでいますが、キャプテン26村上。元々思い切った上がりと強烈な左足、正確な右足のキックを持っていますが、プレーに落ち着きが出て、菅井と共に監督の信頼も厚く、攻守の要となっています。早い復帰が望まれます。
その村上に代わり、今左サイドバックにいるのが、17磯崎。本来は強いフィジカルと、村上のキャノン砲に劣らない左足が武器なのですが、思い切りの良さにかけていました。しかし、先日の試合でセットプレーでの初得点を上げてから、プレー全体に勢いが出てきました。いずれ流れからの得点も上げることでしょう。また脅威の運動量で開幕から右サイドバックにいた14中田も、特徴であるドリブルからのクロスに磨きをかけて、菅井を脅かしてほしいものです。また、スピードで圧倒し、キレのいいドリブルの復活が待たれる20関口。怪我でしばらく戦線離脱となりますが、思い切りのいい攻撃、精度の高いクロスを見たいところです。
決定力のあるブラジルトリオを活かせるかどうかは、中盤の3ボランチ次第。精度のあるキックとボール扱いのうまい10梁と6熊林が、やや前目。真ん中の7千葉がリベロ的というか守備的に役割分担しています。特に熊林は、運動量豊富に攻守に汗かき役を果たし、地味ながら勝利に貢献しています。今年10番を背負った梁も一時の迷いが消え、積極的にミドルを打って相手を脅かしています。千葉は相手FWのマークと危険察知のボールカットで力を発揮し、タイミングのいいヘッドも武器です。さらにボランチでは今年新加入、18歳ながらベンチ入りしている29金子がいます。人に強い守備と正確なパスワークで今後が楽しみです。どんどん技術を盗んでもらいたいもの。
そして不動のセンターバック、2木谷と4白井。180cmの長身をいかした、ごりごりマークだけでなく、サイドや千葉との連係も深まって組織的な守備で、開幕から8試合で3失点と押さえ込んでします。経験豊富な白井の存在で木谷も迷いなくプレーができているようです。GKは、32歳とベテランながら、どんどんうまくなっている守護神22高桑。ハイボールへの反応も良く、抜群の安定感を誇ります。手堅い守備が攻撃陣の決定力と相俟って、苦しい試合でも1-0で勝つ潜在力をチームにもたらしています。
さて、いまは控えにいる選手でも、ブレーク間近の選手がたくさん控えています。FWでは13中島(なかしま)。裏を取る技術とドリブルは、見ものです。あとは勇気を持ってどんどんシュートを打って欲しい。そして3年目の18萬代。もともと相手DFの裏を取るスピードに定評がありましたが、今年はだいぶゴール前での落ち着きが出てきました。さらに今年はゴール前に頭で突っ込むプレーなどもサテライト戦などで見せています。そしてユースからの生え抜きの15大久保。シュート態勢に入っていく嗅覚に見るべきものがあります。なんとかワンチャンスをものしてもらいたい。 MFでは、去年新加入の二人。黒ヒョウこと23清水は、軽快なドリブルとスピード、27富田も見た目以上に人に強く、スピードがあり、タイミングのいい上がりからのシュートなど、彼らも前目で使ってみたい選手。19村松は、テクニックのあるレフティーで、高速クロスが魅力。萬代と息が合っているみたいなので、セットで使ってみるのも面白い。
DFではセンターバックの5池田。人に強いだけでなく、セットプレーでの頭も魅力。夏場には出てくるでしょう。もうひとり3渡辺広大も守備固めで短い時間の出場にとどまっていますが、きっちりと3バックでも試合を勝ちに導く仕事をしつつ、経験を重ねて欲しい。新加入のサイドバック二人、18才30左山も左からの強くて正確なフィードを持っています。22歳右の28大橋は仙台大出身、ボランチも出来、人に強くしつこい守備が売り。 最後、キーパーの控えは1小針と21萩原。高桑が元気なだけに、なかなかチャンスは少ないかもしれませんが、交互にベンチ入りして、いつ出てもいいように緊張感を与えられています。共にボールへの反応がいい選手です。
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