14節:対新潟4-2、積極的な攻めで先手取り、連勝。金久保、野沢、渡部、ウイルソンがゴール

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2016J1 1st 14節 2016年5月29日(日)14:00 ベガルタ仙台4-2アルビレックス新潟 ユアスタ仙台

ム平塚



ハモン 野沢
(ウイルソン) 
梁  金久保
(奥埜)(水野)
三田 富田
  
石川 渡部 平岡 大岩

六反

サブは、関、蜂須賀、藤村、水野、奥埜、ウイルソン、西村。新潟は、山崎、指宿がFW、レオシルバがスタメン、成岡、田中達はベンチスタート。

新潟の裏をロングボールで突いて、前半で金久保、野沢のゴールで2点先行。後半15分、コーナーから渡部のヘッドで3点リードしたが、コーナーから1点返される。

しかし、5分後、途中投入のウイルソンがループで決めて4-1。終了直前、PKで1点失うが、決定力を欠く新潟を終始押して、勝ち点3をゲットした。14節目にして、今季初の連勝。

前半。
新潟サポ2300人が集結し、15,049人場となったユアスタ。
開始1分、新潟に裏とられるが、梁がカット。3分、石川からハモンへのパス、流れる。4分、富田が左サイドからクロス、菅井ばりにエリア内侵入した、フリーの大岩のヘッド、バーの上。決定的。5分、新潟がスローインからのクロス。オフサイド、以後、新潟は、ベガルタのライン裏へ、スルーパスを何度か通して来るが、オフサイドにかけていく。

8分には、レオシルバのスルーパス、六反。10分、新潟右からのクロスに、山崎が飛び込んでくるが、六反。11分、中央45分のフリーキック、決まらず。13分、新潟に中央でつながれるが、オフサイドで終了。15分、ここまで、新潟の攻撃をしのいでいたベガルタがようやく攻め、野沢のクロスも、中央合わず。17分、大岩のクロス、梁が落として、野沢がボレー・シュート、枠外。

18分、ハーフ付近から平岡のフリーキック。50m。キーパー。21分、平岡から、右の大岩のクロス、さらに左からは梁のクロスと、揺さぶるが中央合わず。22分、金久保のクロスでコーナーを得る。ニアですらすが、シュートには至らず。24分、新潟のカウンター、山崎が中央でフリーも、オフサイド。26分、ベガルタのゴールキックから、金久保の折り返し、合わず。27分、新潟小塚のミドルシュート、バーの上。

30分、新潟のカウンター、ファールで止める。34分、渡部にイエロー。新潟が、ベガルタエリアのアーク付近でフリーキック。レオは壁の下を抜くシュートも、六反正面。その後、六反素早く、低い弾道でパントキックを前線へ。これが走り出した金久保にどんぴしゃ。金久保、ヒールを使ってDF二人の間を抜け、一瞬フリー、すかさず左足シュート、これが見事な弾道でファーに決まって先制!

3試合スコアレス・ドローの新潟が、点を取りに前に来ているところを、速攻で決めた。また、ここ数試合、いい位置取りで、シュートを多数放ちながら、決め切れていなかった金久保が、ついに技ありのビューテイホー・ゴール。37分にも、大岩のクロスに野沢が飛び出すが打てず。39分、新潟に裏に出られるがオフサイド。

40分、三田のミドルシュート、枠外。41分、ハモンがプレスで、相手コーナー付近のスローインに追い込む。41分、右コーナー、ハモンのヘッドは、枠外。44分、新潟のクロスは六反。追加時間は2分。1分、大岩が縦のロングボール、流れるかと思われたが、ハモンが疾走、ゴールラインぎりぎりで追いつき止め、折り返しのパス。ゴール中央の野沢が、ハーフバウンドのボールを、力を抜いたダイクレトシュート、ポストに当たってゴールイン!2点目も速攻。

ハモンの汗かきに野沢の技。ハモンがガッツポーズで、野沢と抱き合う。ハモンがチームプレーをし出すと、ベガルタも侮れないよw前半は2点リードして終了。

後半。
新潟は加藤に代え、レフティーの伊藤を入れる。2分、新潟レオのスルーパスは六反。3分、新潟のコーナー、小塚のキックにヘッドを合わせられるが、六反。4分、指宿が、危険なカニばさみでイエロー。フリーキック、さらにコーナーを得る。しかしこれはファールで終了。

以後、一進一退。8分、ベガルタが新潟エリア内でボールをつなぐ。しかし、最後はオフサイド。10分、ゴール中央やや左30mのフリーキックを得る。ヘッドを合わせるが、オフサイド。12分、左サイドから、ハモンの高速クロス、キーパー弾くところ、野沢が詰める。コーナーを得る。右コーナー、野沢のキックに、中央後ろから飛び込んだ渡部が、どフリーヘッド、たたきつけ3点目。渡部今季3点目で、チーム内得点王。

ここまでは、ベガルタはほぼ完璧な試合運び。ただ、3点を取って、集中を欠いたパスが出始める。15分、バックパスのミスが出て新潟にコーナーを与える。これは守る。17分、ハモンのクロスは流れる。18分、山崎の速いクロス、クリアして新潟にコーナーを与える。クリアして、ベガルタがカウンター、梁のパスに三田、もう一歩。20分、富田がパスミス、新潟のカウンターを受けるが、シュートは六反正面。次第に新潟のリズムに。

21分、新潟は小塚に代え、怪我から復帰の松原を入れる。22分、相手ゴール右奥35mのフリーキック。これは決まらず。23分に、新潟のカウンター、山崎に一人でドリブルで持ち込まれ、そのままシュート、枠外で助かる。24分、金久保がドリブルで仕掛け、倒される。舞行龍にイエロー。ゴール中央25m、アークすぐ外の絶好の位置で、フリーキックをゲット。ここのでキッカーは梁。巻いたボールはわずかに、枠外。

25分、3点リードしても基本は前からプレスのベガルタ。27分、パスカットした三田から、上がっていた大岩が、エリア内えぐってクロス、梁のシュート、キーパー足1本のファインセーブに阻まれる。28分、新潟にエリア内まで侵入されるが、石川が戻って守備、ゴールキック。29分、ハモンに代えウイルソンが入る。30分、パスミスから新潟にコーナーを与える。ベガルタ右からのコーナー、コレテスに頭であわされ、失点、1-3。

まだ2点リードしてるとはいえ、プレスが甘くなり、パスミスも多くなって、いやな感じ。32分、松原のミドルシュート、六反正面。さらに新潟のカウンター、石川がかわされ、クロスからコーナーを与える。これはクリア。33分、ベガルタのカウンターも、ウイルソンがトラップミス。34分、新潟のカウンター、ベガルタDFの頭超えで、山崎が、どフリー、しかしシュートは六反正面。危なかった。

35分、ピンチの後にはチャンスあり。自陣で平岡が競り勝って、ヘッドで右サイドの金久保へ。金久保も、ひとりかわして、ウイルソンへスルーパス。ウイルソンがフリー、キーパー出て来るところを、ループシュートでゴールに流し込み、4点目。見事な連携でウイルソンの復活を後押し。

37分、指宿が、ベガルタエリアで流れながら、DFの間から強引にシュート、六反弾くところ、山崎が突っ込んでくるが、六反死守。この後、ベガルタは梁に代え奥埜、新潟は指宿に代え端山を入れる。その端山に、早速ドリブルでエリア内持ち込まれるが、なんとかクリア。

41分、新潟のクロスからヘッド打たれる、枠内も、六反がワンハンドでクリア。コーナーを与える。これは守る。43分、松原のシュート、枠外。ベガルタはここで金久保に代え、水野を入れる。43分、山崎が渡部をかわして前進、しかし平岡がカバー。44分にも山崎にエリア内に入られるが、ここはファールで終了。追加時間は5分。1分、大岩がハンドの判定でPKを与える。これをレオシルバに決められ2-4。

しかし、すでに残り時間は少なく、2点リードで、ベガルタは時間を使う攻め。3分、奥埜がキープしながら前進、ファールを貰って、相手エリア横でフリーキックを得る。その後もセーフティーに流し、4-2で直下の新潟に勝利。今季初の連勝。
尚、この試合でMF富田選手がJ1通算200試合出場を、勝ちゲームで達成。


3点目までは、点の欲しい新潟の裏を突く作戦が嵌り、互角の流れでも、決定力の差で、得点を重ねる事ができた。やや中央でのプレスが甘く、スルーパスを通される場面も多かったが、オフサイドにかけた。

しかし、3点取った後は、相手をいなそうとして、かえってリスキーなパスが多くなり、上位相手では、懸念される流れになったは課題。それでも今日好調の金久保が、ウイルソンのゴールのアシストして、ダメ押しのゴールもあり、おまけの収穫もあった。

もっと厳しく、もっとアグレッシブに。勝ちながら修正して、さらに勝ち点を積み増しを!


シュート数:12-13、CK:4-6、FK:17-19 得点:金久保順、野沢拓也、渡部博文、ウイルソン (新潟)コルテース、レオシルバ(PK) 警告:渡部 (新潟)指宿、 舞行龍ジェームズ 主審:扇谷健司 入場:15,049人



尚、この試合の復興ライブは、「秋風センチメンタル」「聖ウルスラ学院英知高吹奏楽部」さらに、伊達武将隊のトークショーやキックインがありました。