2025/26 WEリーグ 4節 8月31日(土)17:03 マイナビ仙台レディース 1- 0アルビレックス新潟レディース デンカビックスワンスタジアム
津田Y
遠藤 矢形
(坂井) .
太田 江崎
(岩城Y) .
井上
石坂 西野 三浦 安倍
.
横堀
粘りの守備から津田が決め切って、今期初勝利
サブは、瀬戸Y、松永、坂井、岩城Y、大西、佐藤にいな、後藤。
新潟Lは、GK久野、DF有吉、山谷、白沢、園田、MF杉田、上尾野辺、滝川、FW川澄、山本結菜、新堀。那須野、城和、川村は、ベンチスタート。

昨年から15試合ぶりの勝利
キックオフ時、気温30度、湿度65%の蒸し暑いビックスワン。
2024/25シーズンはリーグ戦、カップ戦、皇后杯と5戦全敗だったアルビレックス新潟レディースと、アウエーでの対戦。
序盤はマイナビ仙台がペースを掴み、津田の2本のシュート、その後遠藤ゆめの枠内シュートなどで攻めたが、ゴールはならず。
新潟Lも、15分を過ぎるころから左右のクロスで巻き返してくるが、決定機でのシュートが枠外になるなど、決め切れず。
後半は、新潟Lが、フリーキック、コーナーなどでチャンスを増やすが、シュートブロックや、キックミスなどで、スコアレスのまま終盤へ。
すると41分、津田がDFと競りながら決め切って1-0。
去年11月の10節以来、リーグ戦15試合ぶりの白星を、苦手の新潟Lからあげた。
相手ペースになっても、堅い守備からカウンターなどで盛り返し、守備一辺倒にならない攻撃力もあるところで、しぶとく勝利をものにした。
ビックスワンは、マイナビ仙台に微笑む
スタジアムのピッチ状態は、あまりよくなく、ところどころ掘れたり、剥げてる状態。
これが、ホームである新潟Lの方に災いし、フリーの決定機で、とんでもない方向に、キックが飛んでいくシーンが2-3回あった。
名手川澄でさえ、前半のフリーのクロスの場面でキックミス。
新潟Lの方に、巻いたボールを蹴ろうとするテクニシャンが多いのが、かえって仇になったのか。
マイナビ仙台の方も、弱いパスは通らず苦戦するのだが、決勝点となった津田のシュートは、DF横山と、1対1で競り合いながら、最後は、大きな面で蹴るインサイドキックで、ファーへしっかりシュートし、決めた。
前半ではヒットしないシュートもあったが、ここ一番で決め切るユースFWは、実に頼もしい。
ついに炸裂、矢形から津田コンビで決勝点
ポイントゲッター矢形と、長身津田が組んで、使い使われで点を取っていくのが理想と思っていたが、4戦目にして、テクニシャン矢形と、スタメンとなった171cm、FW高校生津田のコンビネーションが結実。
後半36分、自陣スローインから西野がロングボール、これをDFとせりながら、矢形がジャンプして、体を捻ってのボディパス。
80分走って、こんな体の使い方ができる選手も多くない。
これを受けた津田が、新潟Lの180cm横山と激しく競りながら、うまく腕をつかって相手のバランスを崩し、ニア側に抜きかけたところで、ファーにグランダーのシュート。これが決まって、決勝点。
エースとヤングのコンビで、チームに初勝利をもたらした。
津田は、相手にリズムが来そうなところでは、前線からのプレスでキックを邪魔しており、守備でも手を抜かない。
矢形の方は、まだ、シュート前のトラップが定まらず、攻撃での調子はいまいちだが、まずは得点に絡んだ。
そして矢形もまた、守備では惜しみなく汗をかく。
このコンビが嵌ってくれば、得点力は飛躍的にアップするだろう。
守備でも見せた、遠藤ゆめ、石坂
勿論、ゴールの壁となったベテランCB三浦、西野も、勝利に貢献したが、前線から物凄い勢いでプレスバックし、相手カウンターの背後から、ボールを奪いに行く事4回の、遠藤ゆめの運動量も光る。
また、後半AT4分で、一度倒されながら、すぐ起き上がり、ボールを取り返したプレイに象徴される、石坂の守備。
二人の球際の強さ、フィジカルとスタミナは、昨期とはまるで別人である。
昨期までは、いいドリブルがありながら、途中であっさり奪われたり、ぶっ飛ばされたりして、ボールロストも多かった二人だが、今期は違う。
低い姿勢でしっかり持てるし、取られても、下を向いて見送るのではなく、すぐに奪い返しに行き、実際取り返す事も多い。
さらに、この二人は、攻撃でも、何度も左サイドをドリブル突破。
チャンスメークやシュートと、かなりな上下動をしている。
強さと運動量が飛躍的にアップして、戦える顔になってきた。
井上のインテリジェンス
アンカーとして、欠かせない井上。
危険地帯への素早いカバーリングに加え、左右へのクロスの配給、大胆なオーバーラップでの攻撃参加と、まさに機を見るに敏な選手。
球際でするっと体を入れて、いつの間にか相手より先にボールに触っているのが、感心する。
さらに、くそ暑い試合でも、フルに相当な運動量をこなしながら、セカンドをかなり拾って、逆襲につなげている。
今のマイナビ仙台は、球際の守備でがんばっているが、その先のこぼれ、セカンドをいかに多く回収できるかが、勝負の分かれ目。
井上の「嗅覚」「インテリジェンス」は、チームに必須である。
この試合では、前線の津田との呼吸も合ってきており、チャンスメークも期待できる。
江崎、佐藤にいな選手も、井上の動きと、緩急をしっかり盗んで、チーム力をアップして貰いたい。
トップ3相手には、どこまでやれる
トップ3に次ぐ位置の新潟Lには、競り勝った。
去年から、攻守に格段の進歩も見られるマイナビ仙台。
しかし、次節対戦の浦和Lほか、トップ3相手には、さらに、攻守のスピード、精度を上げる必要がある。
この新潟L戦でも、こぼれや球際の反応はがんばっていたが、ルーズボールやセカンドボールへの寄せで、少し遅くなる事があった。
一瞬のお見合い、出足の遅れを見逃さないトップ3のチーム。
それでも、しっかりと集中して、カウンター、攻撃につなげれば、勝機を得るは可能。
チーム一丸で、挑んで、勝利をもぎ取って貰いたい。
前半
前半44分、マイナビ仙台、井上にイエロー。
前半のシュートは、マイナビ仙台4本、新潟L2本。
後半
15分、新潟L、山本結菜に代わり那須野、川澄に代わり城和が入る。
26分、マイナビ仙台、太田に代えユースDF、トップ昇格内定が出たばかりの岩城が入る。
岩城は右SB、安倍が一列前に上がり、矢形が津田と2トップ気味になる。
32分、新潟L、上尾野辺に代わ川村優理、新堀に代わり下吉が入る。
37分、新潟L、DF白沢に代わり180cmの横山が入る。
⚽41分、マイナビ仙台、矢形のパスを受けた津田が横山を振り切り、シュートを決めて1-0。
44分、マイナビ仙台、遠藤ゆめに代わり坂井が入り左SB。石坂が一列前へ。
後半のシュートは、マイナビ仙台2本、新潟L4本。
シュート数: 6-6 CK: 3-4 FK:5-15 得点:津田愛乃音 警告:井上 主審:草処和江 入場:1,190人
タグ:津田愛乃音