女子W杯2023、R16日本3-1ノルウエー、宮澤選手、全得点に絡み、1ゴール!

女子W杯2023の決勝トーナメントRound16で、なでしこジャパンは3-1でノルウエーに快勝、ベスト8に駒を進めました。

マイナビ仙台レディースの宮澤ひなた選手は、3-4-3のトップ下左でスタメン出場。

先制点となる前半15分の相手オウンゴールを引き出し、後半5分の2点目の清水選手の勝ち越しゴールの起点、そしてトドメは、後半36分の藤野選手の見事なスルーパスに抜け出し、1対1を決め切って、チームの勝利に大きく貢献。

今日も酒が美味いw

宮澤選手の決定力!
この試合の藤野選手もそうですが、味方の選手が、宮澤選手の加速を十分に理解して、DFの背後の深いところに、いい塩梅のパスを出してくれるのと、右足、左足どちらでも、決め切る冷静さを持てているので、さらなる得点が期待できそうです。

FIFAのツィッターでは、Cool as you likeとなっていました。これ使えそうw

さて、試合ですが、さすがにノルウエーも、前半は5バック気味に守備を固め、カウンター狙い、後半はロングボールを使って、クロスを入れてくるなど、日本対策をして来ましたが、それを上回る日本の連動で、結果的には3点とって快勝。

それでも、前半20分に失点。サイドの背後をえぐらえて、ピンポイントクロスを、中央から高い打点で頭でたたかれ、決められました。

日本がやられるとしたら、この形、というのは分かっているので、次の対戦相手も狙ってくるでしょうね。早めに起点をつぶす、中央は体を寄せるというのを地道にやらないといけません。

1失点はありましたが、今日は、GK山下のファインセーブもありました。

それにしても、宮澤選手は、スタメン3試合で全部点をとって5得点。
早くもレジェンド澤さんの記録に並ぶとともに、得点女王のトップを走っています。

今日は起点としても、かなりいいパスを何本も出していますし、味方との信頼関係が非常いい状態になっているのが伝わって来ますよね。

WEリーグでは、ボランチをやったり、サイドでパスの供給が多かったりで、2年で4ゴールなんで、あの~って感じもありますがw、地道に練習していたんでしょう。

スピードで抜け出した後の、シュートでの冷静さを本番で出せるのが素晴らしいです。


次の準々決勝は、8月11日(金・祝)16:30から、アメリカースウェーデンの勝者と対戦。NHK総合で中継あり。
厳しい戦いになるでしょうが、みんなで応援して、またひとつ勝ちしょう。

⚽決勝Tラウンドオブ16 日本3-1ノルウエー
▶️ 公式ハイライト(英語)
得点:オウンゴール(ノルウエー)、清水梨紗、グーロ・レイテン、宮澤ひなた
POM:宮澤ひなた(3試合目)