WE15節:マイナビ仙台レディース2-0AC長野L、後半矢形の2ゴールで勝ち切る

  • 投稿日:
  • カテゴリ:

2021-2022 2022年3月27日(日)13時 WEリーグ15節 マイナビ仙台レディース2-0 AC長野パルセイロ・レディース ユアスタ仙台


白木(武田)
池尻 宮澤
(船木)  
万屋    矢形
(西澤)     
原 長野
(高平)    
西野 市瀬 國武
(隅田)   
松本

サブは、斎藤、西澤、高平、隅田、佐藤瑞夏、船木、武田。

AC長野Lは、GK伊藤有里彩、DF岩下、五嶋、奥津、肝付、MF大久保、瀧澤千聖、伊藤めぐみ、鈴木、FW瀧澤莉央。泊はベンチスタート。

前半、AC長野Lにうまく守られるが、隅田、高平投入の後半から連動が冴え、矢形の2ゴールで勝ち切った。

今季初、原をボランチに、西野をCB左でスタメン起用しての布陣。
また、怪我から復帰の佐藤瑞夏も久々にベンチ入りした。

前半は、両サイドを塞ぎ、初スタメンの原、西野に対してプレスを強めるAC長野Lに、苦戦。
マイナビ仙台Lの方は、全体に、動きが重く感じれる状態だった。

初スタメンの原は、果敢に中央へのパス、ドリブルで突破を試みるが、うまくひっかけられて、チームとして、シュート1本に終わった。逆にカウンターからピンチを招くが、守備ではなんとか寄せた。

後半は、頭で隅田、高平、船木を一気に投入。隅田らが左右に動いて、連動性が復活すると、右サイドの矢形が再三攻撃参加。ヘッドや反転シュートを、見事に決め勝ち切った。

今後をにらんで、初スタメンの選手2名を入れ、経験値を上げながら、前後半のバランスを取る試みだったのだろうが、前半の中では、中々修正ができなかったが、後半でしっかりと修正でき、勝ち切れたのは良かった。

主な試合の流れ:
前半
5分、AC長野Lのカウンター、縦パスからシュート打たれるが、DFクリア、

8分、マイナビ仙台L、右から左へと展開。万屋のクロスに矢形のヘッド、クリアされる

10分、AC長野Lに中央でパスカットされ、ロングシュート打たれるが、キーパー。

12分、また、中央でパスカットされ、10番瀧澤に、右からシュート打たれるが、枠外。これは危なかった。

13分、マイナビ仙台Lのカウンター、万屋がドリブルで上がり、クロス。こぼれを白木がシュートするが、キーパー。惜しかった。

その後、中盤での攻防。互いに、前へ送れない。

22分、AC長野Lにボールを回され、クリアボールが、フリーの鈴木にこぼれるが、シュートは打たせない。

28分、マイナビ仙台ようやくカウンター、長野から万屋、クロスは白木には合わず。

30分、矢形からペナ内の池尻へのパス、合わず。

また、中盤で膠着状態。

40分、AC長野Lがボールを回し、フリーキックを与える。大久保のキックはしのぐ。
その後、マイナビのカウンター。万屋からパスを受けた宮澤が、ドリブル前進。クロス。左コーナーを得る。

42分、マイナビ仙台Lの左コーナー。長野風花のキック、こぼれを万屋のシュート、枠外。

43分、原にイエロー。

前半は、マイナビ仙台Lがシュート1本、AC長野Lが3本と長野ペース。


後半
マイナビ仙台Lは、西野に代え隅田、原に代え高平、池尻に代え船木を入れる3枚代え。隅田がボランチ、高平はCB左、船木はFW。

隅田が動いてボールを捌き、全体の連動性も高まる。CBの左右も攻撃参加。

4分、万屋が縦のロングボール、矢形が落とし、隅田がミドルシュート、枠外。

⚽6分、左の万屋からパスを受けた隅田が、右サイドDF頭越しの絶妙クロス。裏に走りこんだ矢形が、フリーでヘッドをたたきつけゴール、1-0。マイナビ仙台Lが先制。

10分、万屋にイエロー。

16分、AC長野Lが右サイドを上がり、折り返し、奥津がシュート、枠外。

19分、高平がクロス2発。左コーナーを得る。こぼれ球を國武がロングシュート。

23分、スローインから瀧澤にシュート打たれるが、キーパー正面。

26分、白木がドリブルからのミドルシュート、枠外。

29分、マイナビ仙台Lは、白木に代え武田が入る。

31分、宮澤のスルーパスに矢形、もう一歩。

33分、AC長野Lは伊藤に替え、泊を入れる。

36分、高平の縦のスルーパスに船木フリー、左に流れシュートも、角度なく、枠外。

39分、ペナ内船木がシュート、DFに弾かれるところ、裏に出た矢形がフリー、反転即左足シュートすると、キーパーは反応できず2-0。矢形の嗅覚。

40分、マイナビ仙台Lは、万屋に代え西澤が入る。
AC長野Lは、MF大久保に代え太田、MF鈴木に代えFW川船が入る。

44分、AC長野Lが攻めこみ、ペナ内フリーでシュート、GK松本上手く寄せてセーブ、最後に見せて完封勝利に貢献。


矢形は、動きながらも、ゴール前のシュートに落ち着きがあり、フリーをしっかり決め切った。通算6ゴール。浦和Lの菅澤、白木に次いでリーグ3位タイの得点となった。


シュート数: 8-6 CK: 4-1  FK:4 -9  得点:矢形海優2  警告:原、万屋 (AC長野L)國澤  主審:松尾久美子  入場:814人