マイナビ仙台レディース、PSM2勝2分け、ベレーザにも勝利して無敗で終了

9月開幕のWEリーグのマイナビ仙台レディースは、初の公式試合、プレシーズンマッチ4試合を行いました(6/5更新)。

また、6月5日(土)13時からは石巻のセイホクで、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの試合。

ホームゲームのチケットは、当日発売のみのようです。また、イレブンスポーツでの無料ネット実況動画配信があります。

  1. 4/24(土)14時 対三菱重工浦和レッズレディース(浦和駒場) 1-1 得点:宮澤ひなた 菅澤(浦和L/PK)
    前半は押されて気味も、GK松本が好セーブ連発。浜田のミドルシュートはポスト。しかし、PKを与え先制許す。
    後半はマイナビが攻勢、次々とシュート。宮澤が中央フリーでダイレクトシュートで決めて同点。連携はまだまだも、ダイナミックな攻撃力で、昨年のなでしこ王者に堂々のドローと、好発進。

  2. 5/ 9(日)13時 対ちふれASエルフェン埼玉(角田Kスポ)0-0
    マイナビが立ち上がりからボールを支配しシュート16本放つが、守備を人数をかけて守る埼玉の前に、決定的なシュートはなかなか打てず。好調宮澤は、キープ力、ドリブル、スルーパスと活躍も、強風の中、浜田らが、いまひとつ決め切れず。埼玉は、カウンターからのミドルシュートが枠内と、効率的に攻めてくるも、マイナビ守備陣もCBを務めた市瀬、西澤、高平が奮闘、GK松本もぎりぎり抑えて、スコアレスドロー。

  3. 5/29(土)12時 対ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(フクアリ)2-1 得点:白木、矢形 (千葉)南野
    前半序盤、激しくプレスで来る千葉Lに苦しみ、特に南野には、フリーでシュートを打たれる。しかし、21分、宮澤の鮮やかな中央ドリブルの抜け出しから、スルーパスが白木に通り、白木がフリーで決めて先制。ようやく攻撃が勢いづく。31分には、右のショートコーナーから、右奥に構えていた、万屋の左足ピンポイントクロスを、どフリーの矢形が頭で決め2-0、とリードを広げる。
    後半、運動量が落ち、次第に間延びしてくると、ベガルタのスルーパスが通らなくなり、パスミスを拾われてピンチも多くなる。カウンターから決定機もあったが決め切れず、終了直前の追加時間に、パスカットからシュートを打たれ、こぼれを押し決まれ2-1となり、試合終了。
    攻撃の多彩さを見せ、複数得点で、PSM初勝利となった一方、イージーなミスも散見され、喜びも中くらいな試合となった。

  4. 6/ 5対(土)13時 日テレ・東京ヴェルディベレーザ(石巻セイホク)2-1 得点:矢形、池尻 (東京NB)遠藤純
    強風の中、激しくボールを奪い合う両チーム。前半風下のマイナビは、ベレーザにボールを持たれる時間が多くなるが、厳しい寄せで楽にシュートは打たせず。GK松本も位置取りもあって、ゴールを許さない。次第に、宮澤を中心にパスカットからカウンターも、パスの精度がいまいちで、シュートまであまり行けなかった。
    39分、それでも、万屋がワンツーから、えぐってのパス。受けた矢形が、切り返しからの、角度の無いシュートを鮮やかに決めて先制、1-0。さらに宮沢のスルーパスに浜田シュートもバーの上。

    後半、風上のマイナビが攻撃のテンポを上げる。19分、中央宮澤がドリブルで抜け出すと左で並走の池尻にアウトでのスルーパス。これでフリーで出て池尻が力の抜けたコース狙いのシュートを左足でしっかり決め2-0。

    リードされたベレーザが、猛攻をしかけてくるが、連続攻撃にも、ぎりぎりシュートブロックで耐えるマイナビ。しかし30分、ベレーザーの右コーナー、アウトスイングの遠藤純に、直接CKを決められ2-1と追い上げられる。
    しかし、浜田に代え白木など、選手を入れ替えて、相手の攻撃を跳ね返し、そのまま逃げ切り、ベガルタ仙台レディース以来、初の勝利を、ベレーザから上げて、4試合のPSMを2勝2分け、無敗で締めくくった。