ベガルタ仙台の遠藤康、秋田の蜂須賀孝治選手が現役引退

ベガルタ仙台のMFで、今期主将も務めた遠藤康選手、そして、現ブラブリッツ秋田所属で、昨年まで12年ベガルタに所属したDF蜂須賀孝治選手の、現役引退が発表されました。

両選手ともお疲れさまでした。そして、これからの新しいステージのご活躍をお祈りいたします。

在籍期間の長短はあるものの、二人とも、ベガルタ仙台に大きく貢献して頂いた選手です。


遠藤選手は、チームがJ2に降格した2022年に、鹿島から引退を取りやめ仙台に移籍。大いにサポ・ファンも期待して、実際32試合出場5得点と流石の活躍。

チームは7位と、あと一歩のところまで、導いてくれました。

しかし、2023年以降は、怪我などで出場が減り、本人も歯がゆい思いをされたと思います。

それでも、若手への助言、苦言だけでなく、成績不振で、ともすれば不安に揺れるファン・サポにむけてのコラム、「絶康調」で、チームの中での景色、選手の努力の姿などを発信してもらい、随分と落ち着かせてもらいました。

遠藤選手は、鹿島のレジェンドでもあるので、難しい面もあるかと思いますが、できれば、今後とも、地元仙台で、まだ見ぬ勝者のメンタリティーを、ベガルタにも植え付けるべく、関わって頂ければとおみます。


蜂須賀選手は、仙台大での特別指定から昨年まで12年間、ベガルタ仙台一筋で、ベガルタで引退かと思っていたら、まだ、現役でやれるという事で秋田に移籍。

1年ではありますが、やれるとこまでやり切っての引退表明だったのではと推察します。

引退表明されると、若手の時、仙台に移籍し時に世話になったと、多くの現役、元ベガルタ選手からのメッセージがSNSに出されるなど、プレーの実直さだけでなく、改めて人柄の大きさを感じさせる人ですね。

蜂須賀選手の今後についても、まだ発表はないようですが、是非とも仙台に戻って、指導者あるいはチームの地域連携などで、関わって頂ければと思います。