J1昇格記念ドリームマッチ2010、3-3。OBチームが生き生きプレー

2010年1月30日(土)13:00  ベガルタ仙台ドリームマッチ2010 ベガルタ仙台3-3ドリームチーム ユアスタ仙台

宮城県サッカー協会が主催して、ベガルタ仙台のJ1再昇格を記念する試合。ベガルタ仙台イレブンと、ベガルタ及び宮城県出身の現役・OB選手で構成する「ドリームチーム」が対戦。

あいにくの冷たい雨の中、5,817人が観戦。アウエー側には、ブランメル時代の緑のユニを北応援団出現。「かっ飛ばせー宮城、仙台倒せ~」には笑った。
試合前には、新加入選手の紹介と、公開インタビュー。太田、高橋、鎌田、フェルナンジーニョ、レイナルドも参加。ちょっと雨脚が強くなって、寒そうなレイナルドかわいそうだった。ホームシック対策は必須。

さて、まずもって、調整期の大切な時期に参加してくれたJFLや地域リーグの現役選手、コーチ、そして、月末の貴重な時間を割いてくれた引退したOB、清水元監督の皆さんに御礼をいいたい。
怪我しやすい気候で、万一のことがあれば、選手生命や仕事に重大な影響が出てしまう。

どうやら、怪我もなく、楽しく、生き生きとプレーして頂いたようなので、ひと安心。
"J1"ベガルタを窮地に追い込んだ、数々のプレーを見ていると、それなりの準備して頂いたことが分かる。あたふたしたベガルタの現役選手には、思い出と共に、いい薬ともなったことでしょう。
ありがとうございました。


水内  山下

大久保  平間
            
 阿部   土橋 
 
中田一白井 小村 中田洋

小針
○ドリームチームメンバー:10阿部敏之、4小村徳男(主将)、5白井博幸、3土橋正樹、2中田洋介、7平間智和、14山下芳輝、6中田一三、15水内猛、1小針清充、13大久保剛志。

サブは、22高桑大二郎、8山田隆裕、9中村学、11福永泰、12奥山康裕。さらに飛び入りメンバーで16草野修治、瀬川誠、山路の各氏が当日参加。監督は清水秀彦氏。

先発メンバーは左上の通りだが、控え陣も万遍なく、何回も入れ替わったので追いきれず。かなり太っ腹の山田氏も短時間ながら2-3回出てきた。


中原

梁 関口 太田

富田 田村
 
パク 渡辺 鎌田 一柳

萩原
ベガルタのサブは、桜井、細川、島川、千葉、菅井、三澤、中島。前半は中原のワントップ。

さて簡単に得点経過。いろいろメモはしたけど、寒さのあまりお湯割りやっちまったので簡略版。
なかなか崩せない中、9分にコーナーキックからのこぼれを、渡辺広大が豪快に左足で決め先制。12分には、ワンタッチパスのつなぎから、右45度フリーになった太田が確実に決め2-0。名刺代わり。

これは大量リードで花試合に移行かと思われたが、ドリームチームも阿部のサイドチャンジ、平間の突破などで、裏をどんどん狙ってくる。想像以上の動きのキレ。守備では、4-2-2のラインがきれいに3本引かれ、スペースを埋める省エネ守備に、ベガルタもなかなか崩せない。

15分、ドリームチームが大きな展開から奥山が押し込んで1-2逆転。20分、今度はベガルタDFのミスを逃さず山下が決め2-2。おいおい。次第にボールを回されるベガルタ。ついに37分には、またも奥山に侵入され2-3と逆転される。萩原が2回飛び出したのは、わざとではないと思う。

雲行きが怪しくなって、必死になって削りにいくベガルタ。しかしかわされる、花試合どころか、必死な感じでも崩すことができず、ワンツーは不正確。パスを回すだけの眠たい試合に。ようやく42分、相手のクリアミスに上がってきた富田が豪快にミドルで決めて3-3と同点。ようやく動きがほぐれてくる。

後半。
ドリームチームが阿部を中心に大きな展開とワンツーで、チャンスを作ってくるが、ベガルタDFも目の色を変えて守備。攻撃では、中島を入れて4-4-2とするが、シュートまでに手数がかかり、枠をとらえきれない。ドリームチームもさすがに疲れがでてきて、激しくメンバーを入れ替えたり、戻したり。ベガルタも控え選手を全部投入。前半の中原ワントップから、中島とのツートップに代えるが、スペースを埋められてなかなかチャンスは作れない。

そんな中、スタジアムがどよめいたのが山田選手。ドリームチームのが中央で構える山田の絶妙のロングボールを左に振るのだが、瀬川が逃す。その他にも、奥山が再三サイド攻撃。マジになったベガルタを追い込みながらゴールは割れず。ベガルタも中原のヘッドがバーに当たったり、中島がどフリーを高桑にセーブされたりと、ドリームチーム守備陣の気迫の前に無得点。後半は両チームとも無得点で結局3-3のドローで試合終了。


それにしても、レフティ阿部トシユーキは35歳で現役引退しているはずだが、見事な指令塔ぶり。ミドルシュートでも強烈なやつを枠内に打ち込んできた。高桑に至っては決定的なチャンスを2度も止め、コーチ兼任選手でいけそうでさえある。中島の自信を打ち壊したかも(笑)。

現役選手の中田洋介、大久保、奥山、山下は当然キレがいいが、とりわけ奥山はアピールしに来たのではと思えるほど、ボディバランス、ゴールへの侵入にいいところ見せ、欲しくなる選手だった。そのほかのベテランOBも動きがいいのには驚いた。

ベガルタ側は、ボールをまだあまり触っていない時期的なこともあり、メンバー構成も急造で、連携はできておらず、正直さすがというプレーは少なかったが、とりあえず太田がチャンスを確実に決めることができ、、富田も打てば豪快なミドルが決められることは分かった。

試合後は久々に藤井さんが出てきて、さすがの挨拶。お元気です。後半千葉が出てきたが、「両チーム全ての選手を知っている選手」と紹介されたのが、感慨深い。

寒かったが、ほんわか試合ではあった。企画はいいのだけれど、もう少し暖かい時候だったらと思う。