ルヴァン杯6節:ベガルタ仙台3-0広島、快勝。匠、加藤千、マルティノスが得点、ストイシッチ完封デビュー

2021ルヴァン杯 Dグループ GS6節 5月19日(水)19:00 ベガルタ仙台3-0サンフレッチェ広島 ユアスタ仙台


皆川

加藤千 匠 マルティノス
(渉)(加藤壱)   
松下 中原
(上原)  
蜂須賀 シマオ アピ 真瀬
(長倉)   (照山)
ストイシッチ

サブは、井岡、長倉、照山、田中渉、上原、淀川(2種)、加藤壱盛(2種)。ストイシッチ初出場。淀川は初ベンチ入り。

広島は、GK林卓人、DF茶島、今津、井林、東、MF長沼、土肥、柴崎、エギゼウ、FW鮎川、棚田(2種)。ドゥグラスヴィエラ、ジュニオールサントス、ハイネル、柏はベンチスタート。

スカパーオンデマンドが、今日もカクカクしがじがだったので、とりあえず記録のみです。画像が見れたら、また追記予定。⇒やった見たので、追記しました。

Jリーグのテキスト速報選手のコメントを見ても、スカウティング通りに相手の不調を突いて、のびのびとプレーできたようですね。

広島には、今日、星野源さんと結婚の発表があった、新垣結衣さんのファンの選手がいるということで、気落ちしたのでしょうかw

ベガルタの攻撃陣は、加藤千尋が、前半松下からのパスを受けて匠の先制点のアシスト、後半のスローインからの豪快シュートと活躍。アピのアタックからの、マル砲も乗ってきて、いい流れです。前半で、PK貰えなかった真瀬は少し不運。

さて、今日が初出場のGKストイシッチ202も安定したプレー、ロングキックの精度も高く、今後も期待できそうですし、終盤には、怪我あがり田中渉や、ユースの加藤壱盛も、5分ですが、出場できたのも良かったです。

前半
ベガルタが立ち上がりから、厳しくプレスを敢行、広島にリズムを作らせず、ボールをつないで攻勢。

【ベガルタ】4分、中原の左コーナーキック、皆川の頭越し、中央フリーの加藤がヘッドも枠外。

【ベガルタ】6分、皆川の落としから、右からマルティノスがカット・インからのミドルシュート、枠内も、キーパー林。

【広島】9分、鮎川クロスは、GKストイシッチ。

【ベガルタ】10分、カウンター、左から佐々木匠がシュート、こぼれを上がっていた真瀬が拾い、そのままペナ内侵入、押されて倒れるが、ノーファールの判定、PK無し。
その後、広島の攻撃をアピアタウィア久がファールで止め、イエロー。

【ベガルタ】14分、左サイド、蜂須賀がフリーで上がり、クロス。中央で匠がボレーシュート狙うも、皆川とかぶり、枠外。

【ベガルタ】20分、松下の縦のスルーパスに、マルティノスが切れ込んでシュート、枠外。

【広島】22分、ベガルタペナ内侵入も、松下が戻って守備。シュートは打たせない。

【広島】25分、縦のドリブルから鮎川がペナ内侵入、ここはGKストイシッチが飛び出し、止める。

【ベガルタ】30分、広島に展開許すが、カットしてカウンター、匠、皆川、真瀬とつなぎ、右コーナーを得る。マルティノスのキックは、キーパー直。

【ベガルタ】⚽33分、広島ペナ左、松下の浮き球に、DFの背後に抜け出た加藤が、えぐっての折り返し、佐々木匠が左から斜めに入り、タイミングよくダイレクトで合わせ、ゴール。先制1-0。久しぶりに見る、崩し切った得点。

【広島】37分、ベガルタの右で回して、中央から柴崎のシュート、枠外。

【ベガルタ】40分、中原が自陣からのロングボール、皆川の落としを、中原がミドルシュート、枠外。

【広島】41分、棚田のミドルシュート、キーパー正面。

【ベガルタ】AT2分、カウンター、左の匠から右の皆川へ展開。クロスに中央から松下がミドルシュート、枠外。

前半は1-0と、ベガルタがリードして終了。

後半
【ベガルタ】松下に代え上原入る。
【広島】エギゼウに代わり柏、棚田に代わり、ジュニオールサントス入る。広島が前からくる。

【ベガルタ】3分、マルティノスからパスを受けた真瀬のクロス、匠が侵入してシュート、こぼれを皆川がシュートと、連続攻撃も、いずれもGK林にはじかれる。

【ベガルタ】4分、中原の右コーナーの後、広島のカウンター、サントスのドリブルをアピが抑える。

【広島】7分、ベガルタの右裏に抜けたサントスがシュートも、GKストイシッチ出てクリア。こぼれを東がシュートも枠外。

【ベガルタ】9分、真瀬に代わり照山入る。⚽10分、広島陣左サイドから蜂須賀のスローイン、加藤千尋が、ゴールライン際から戻りながら、バウンドするボールをいきなり強烈シュート、角度無いところも、ファーサイドのポストにあたり、ゴール!2-0。広島の気持ちを砕く。

解説の寿人氏は「10年に一度のゴール」と絶賛。ほめ殺しに注意w

【広島】11分、左コーナー。ここで、柴崎に代わりハイネル、長沼に代わりドウグラス ヴィエイラ入る。茶島のキックに、井林ヘッドも枠外。

【ベガルタ】15分、サントスから、シマオマテがボールを奪い、加藤へ。さらにパスを受けた皆川が、左からシュート、枠外。

【ベガルタ】19分、センターライン付近で、マルティノスが腰を打たれ、倒れているが、試合は続行。

【広島】26分、茶島に代わり藤井入る。

【ベガルタ】27分、マルティノスの、カットインからのクロスに、加藤がヘッド、枠外。さらに右コーナーから皆川ヘッド、ブロックされる。

【ベガルタ】⚽31分、上がっていたアピが、ヴィエイラからボールを奪い、マルティノスへ。マルティノスが、ドリブルで、するするとDFの間を抜け、ファーサイドへ曲げた左足シュート、決まってゴール!3-0。トドメ。

【広島】33分、サントスがペナ内侵入も、GK前に出て抑える。

【ベガルタ】33分、加藤千尋に代わり、田中渉入る。

【ベガルタ】34分、匠のクロスに皆川のヘッド、枠外。さらに、上がった照山が左足シュート、枠外。ついで、パスカットした中原の、左足ミドルシュートと、ベガルタがやりたい放題。

【広島】39分、ロングボールを前に送るが、サントスはオフサイド。さらに広島が回しても、出しどころ無く、ボールを下げるのみ。

【ベガルタ】カウンターから、中原がキーパーの頭上を越えるループシュート、バーの上。

【広島】42分、サントスの右からのドリブル、藤井のえぐりクロスと、攻めるがシュートは打てず。

【ベガルタ】44分、蜂須賀に代え長倉、匠に代え加藤壱盛(2種)を入れ、時間使い。壱盛は中央で、堂々とポストプレーを披露。

追加時間も、中原が遠目に蹴りだすなど、時間を使って3-0で快勝。


ルヴァン杯でのステージ敗退が決まっていて、「消化試合」ではあったが、選手達の多くが、先週のリーグ川崎戦で勝ち点をもぎ取って、自信をつけた控え組。

ここでもう一段のアピールを展開。元気のない広島に、ほとんどのボール際で勝って、連携のある攻撃もでき、シュート17本を浴びせ、勝利を呼び寄せた。

また、自信を持ち始めただけでなく、チーム内ライバルの出現も、刺激になったのではないか。

大卒ルーキー組は、加藤千尋がA契約に変更、結果も出しており、同窓のアピや、真瀬も奮起。(訂正:特別指定の出場時間も、A契約の出場時間にカウントされているので、発表はなくても、真瀬、アピはすでにA契約かも。確認のしようがないが)

マルティノスは、マル砲やボール扱いに優れていても、ムラっ気で、リーグ戦の控え組になってるところに、西村がエース格に台頭。

さらに、これからは、カルドーゾも入って来るという事で、攻守に見せていく必要があるとは思っているだろう。まだまだだけどw

ただ、この試合では、連戦の広島で、メンバーの疲れもかなり見え、プレスがあまりなく、ドリブラーのスピードも、J1のレギュラークラスとは異なるものだった。

ベガルタのこれからのリーグ戦はスピードある相手と連戦で、大分の後は、名古屋、セレッソと中3日で続く。きつくても、勝ち点5以上は取りたい連戦。

この試合の流れを、週末のリーグ大分戦にもつなげて、まずホーム連勝を。


シュート数: 17-7 CK: 6- 7 FK: 9-14  得点:佐々木匠、加藤千尋、マルティノス  警告:マルティノス  主審:谷本 涼  入場:1,560人