31節:ベガルタ仙台 3-0 札幌、いい守備から多彩な攻めで連勝

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2025 J2 31節 9月27日(土)14時04分 ベガルタ仙台 3-0 北海道コンサドーレ札幌 大和ハウスプレミストドーム


宮崎 郷家
(エロン)  .
相良    山内
(中田)   (髙田).
鎌田 松井
(工藤)  .
奥山 菅田 井上 真瀬
(石尾)      .
堀田

相良先制、山内FK弾、石尾がトドメ

サブは、梅田、髙田、石尾、石井、工藤蒼、湯谷、エロン、安野、中田有(特指)。

札幌は、GK高木、DF高尾、家泉、浦上、MF近藤、木戸、高嶺、パクミンジュ、FWスパチョーク、白井、青木。マリオ セルジオ、アマドゥ バカヨコ、宮澤は、ベンチスタート。

前半で2点先行、攻守で上回り3-0勝利

山形戦のホーム逆転勝利から、今節はアウエーで札幌と対戦。

13,000人入場のプレミストドームには、ベガサポも2000人近く来ていたのではないか。

当方も2017年以来の札幌参戦で、気持ちいい勝利を満喫できたw


さて、札幌は荒野が警告累積で欠場も、前節出場停止の選手3人が戻っている。

ベガルタの方は、武田が警告累積で欠場に加え、風邪(監督談)で荒木が欠場。代わって、山内が右MFで初スタメン。

その山内が運動量豊富に、攻守で活躍。荒木不在を感じさせないプレーで、勝利に貢献。

試合は、ベガルタが前節同様、厳しいプレスで、3バックで保持力のある相手の攻撃を分断。逆にカウンターで、相手の背後を突いていく。

すると、39分、遠目のフリーキックからつないで、相良が裏抜けから、2戦連発の先制ゴール。


さらに、前半終了間際には、山内がゴール正面やや右25mのフリーキックを、直接決め、2点リードで後半へ。

後半は、選手を代えながら、札幌も繋いでくるが、菅田のシュートストップ、中田のハイボールクリアなどで相手の攻撃をしのぐと、38分には後半出場の石尾が、鎌田からのパスをダイレクトで決め3点目を取り、ダメ押し。

相手にシュートを打たれても、決定的に崩されることはなく、いい守備からの多彩な攻撃が決まって、3-0勝利で連勝。


いい守備から、攻撃へ。切り替えの速さ、二度追い、

前節の山形戦で、戦い方の確信を得たのだろうか、ベガルタは球際への寄せの速さ、二度追いなどを多くの選手が実践。

さらに、取られてもすぐ、複数で囲んで、取り返しにいくなど、ボール回しのうまいはずの3バック札幌を、リズムに乗らせず。

攻撃では、山内、真瀬の右、相良、奥山の左の両サイドが、果敢な上がりで、チャンスを作っていく。

さらに前線では宮崎、郷家がしつこいプレス、後方のラインも上げてコンパクトにして、ボールの回収が速かった。

背後のロングボールでヒヤッとした場面もあったが、菅田、井上の動きのキレも良く、シュートまで行かせなかった。

次第に押し込むようになって、ファールを貰うと、FKからつないでの相良の先制、中央のゴール前のFKを山内が直接沈めて、前半で2点リードできたのは大きかった。

まさに理想的な展開。

多彩な攻撃を可能にしたのも、守備の厳しさから、持ち過ぎず、すばやく展開したこともあると思う。


初スタメン山内、攻守にハードワーク、FKで得点

前節の影のヒーロー、荒木の欠場で、山内がスタメンで入ったが、攻守に想像以上のパフォーマンスで、MVPの活躍。

ドリブルでキープする力は分かっていたが、真瀬とのコンビで、外側を走ったり、逆サイドまでボールを追ったり、ボールホルダーへの激しいプレスなど、荒木同等。


またプレースキッカーも担当し、巻いたボールで相手を脅かした。

相良の先制点の起点は、山内の右サイド奥からのフリーキック。

これをファーサイドで奥山が頭で落とし、相良はヒールで中央の宮崎へ。宮崎がリターンパスを背後に転がすと、相良は、裏抜けフリーで、易々とゴールを決めた。


2点目は、宮崎が中央粘って得た中央やや右25mのフリーキック。

これを山内が、ゴール右から巻いて落とすゴラッソ直接で決め切り、前半を2点リードで終えることができ、チームの勝利をぐっと近づけた。

移籍後、初ゴールもPKをど真ん中に蹴っていたし、テクニックに加え、練習で培った技に自信があるのだろう。

ドリブルに加え、守備のハードさ、プレースキックも加わって、チーム力向上に貢献してくれている。




宮崎、つなぎのプレーで勝利に貢献、鎌田も好アシスト

得点こそならなかったが、宮崎も点にからむプレーなど、随所で「効いていた」。

郷家と共に、前からのプレス、ロングボールの落としに加え、カウンターではドリブルでサイドを持ち上り、キープして味方の上がりを待ち攻撃の時間を作った。

さらにセットプレーの守備でも、相手のハイボールをヘッドで跳ね返し貢献。


鎌田は、ボールキープすると2-3人に囲まれても、簡単にはボールを失わず、動きにキレがあった。

後半38分には、カウンターから、中央をドリブルで上がり、シュートフェイントから、左の石尾に絶妙のスルーパスを遠し、3点目につなげた。

この時の、フェイントから、角度をつけた足の動きで、順回転のパスを出したとのこと(うらさわさん)で、石尾もふかさずに流し込むシュートが打てた。


中田有、CK3本クロス1本クリア

3-0の勝利だが、札幌にはコーナー10本(後半8本)を与えており、スタッツだけ見ると、一見苦しいような試合に思える。

が、コーナーでの守備は、前半は宮崎、終盤は特別指定、189cmの中田が、ことごとくハイボールを跳ね返し、相手に楽に打たせる事はなかった。

2、3回相手に頭に当てられたのはあったが、守備陣が体を寄せ、まともには飛んでいなかったと思う。

特に中田は、190cmのバカヨコにも競り勝って、コーナーのボールを跳ね返しており、終盤の札幌の攻撃をしのぐのに貢献。

この時間の仕事を、しっかりできたのは、得点と同じくらい価値がある。


この流れから、プレーの厳しさを維持、さらに勝利へ

難敵相手に、激しく緩みのない球際、連携したボール奪取から、2連勝。

次も、最近の低迷から、監督が変わって早くも勝利した、スピードある攻撃が特長の難敵の大宮。

楽な試合にはならないだろうが、今の戦い方を徹底できれば、勝機につながると思う。

コンパクトな陣形から、しっかりと相手を追って、ボールを奪い、攻撃につなげる。

最後のシュートは八分の力で流し込む。

これを徹底していきたい。


札幌余談

それにしても、天気が良く、9月末でも少し汗ばむくらいの札幌。

スタジアム以外でも、観光スポットやすすきの界隈では、ベガサポがちらほらいて、だいぶ札幌経済に寄与していたみたい。


2017年以来、久々の札幌だったが、地下街が巨大化していて、単なる通路だった昔とは大違いで、広場になっていた。

また、繁華街のビル、新幹線期待の駅前のビル群なども大分様変わりして、観光や若者集積で潤う2百万都市といったところか。

変わらないのは、時計台と、ニッカの電照看板。そして、久々に再会した旧知の方のご厚情。ご馳走様でした。


前半
ベガルタは4-4-2、札幌は3-4-2-1。

20分、ベガルタ、奥山にイエロー。

32分、ベガルタ、山内にイエロー。

⚽39分、ベガルタ、相良のゴールで1-0。

⚽AT3分、ベガルタ、山内がFKを直接決めて2-0。

前半、ベガルタのシュートは7本、札幌2本。


後半
6分、札幌、高嶺にイエロー。

15分、札幌3枚代え。MF木戸に代え宮澤、CB家泉に代え中村、FWスパチョークに代えマリオセルジオが入る。

20分、ベガルタ、イエロー貰っている奥山、山内に代え、石尾、髙田を入れる。真瀬が一列前に上がる。

28分、札幌、FW白井に代えアマドゥバカヨコを入れる。

33分、札幌、MFパクミンギュに代え田中宏武を入れる。

35分、ベガルタ、宮崎に代えエロン、相良に代え中田を入れる。

⚽38分、ベガルタ、石尾のゴールで3-0。

40分、札幌、近藤にイエロー。

45分、ベガルタ、鎌田に代え工藤蒼を入れる。

後半、ベガルタのシュートは6本、札幌5本。

シュート数: 13-7 CK:4-10  FK: 12-18  得点:相良竜之介、山内日向汰、石尾陸登  警告:奥山、山内 (札幌)木戸、高嶺、近藤  主審:吉田哲朗  入場:13,515人