35節:ベガルタ仙台0-1水戸、後半決定機3度逃し、敗戦。恐れずに打ち続けるのみ

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2023 J2 35節 9月16日(土)18時03分 ベガルタ仙台 0-1 水戸ホーリーホック ユアスタ仙台


ホヨンジュン
(山田)
氣田 郷家 松崎
(齋藤)   (加藤)
   鎌田  
 長澤
(松下)
内田 福森 若狭 蜂須賀
(菅田)       

水戸GK山口の攻守に阻まれ、PKほか決め切れず

サブは小畑、菅田、加藤、松下、山田、齋藤学、中島、山田。

水戸は、GK山口、DF成瀬、松田、山田奈央、大崎、MF前田、武田、鵜木、小原、FW安藤、ブワニカ。内田、得能、永長はベンチスタート。

夕方になってやや涼しい風が、ユアスタのスタンドでは吹くが、27度で湿度は81%と、9月になっても蒸し暑い。

スタジアムに行く前に、泉中央で大きな虹を見た。しかし、ベガルタのレインボーゴールは見られなかった。。。


たらればを言っても仕方ないが、後半あった、PKを含む3回の決定機を決めていれば、違った結果になったかもしれない。

連勝しているようなチーム状態だったら、松崎の1対1や、ホヨンジュンのPKも、もっと力を抜いて、GKの逆を突くシュートが打てたと思う。

前半の、水戸の左からの再三の侵入や、両サイドの攻撃を、GK林を中心にしのいで、しのいで、後半には、ラインを上げてコンパクトにして、セカンドを拾い、決定機3回を作れた時間帯があっただけに、決め切れなかったのが残念。


勝敗もさることながら、3試合連続無得点というのが、気になる。

この試合でも、水戸のGK山口の攻守があったとはいえ、もっと余裕をもって1対1で打てていたら、と思ってしまう。

前半、長い時間押し込まれて、疲労させられた事もあるだろうが。


取れてない事が、重圧になっているのか?

また、蜂須賀が数多くクロスを上げていたが、ヒットしたのはわずか。
松崎でも蜂須賀でもいいのだが、もっとえぐって折り返すパスを入れると、チャンスが広がる思うのだが、水戸の裏は中々取れなかった。

それと交代で入った選手とスタメンの選手との間で、躍動感に差がある。
パワープレー要員で、終盤、無理やりFWに入った菅田は別として、松下、加藤にはもっともっと出足良く動いて貰いたい。


攻めの形はあるし、カウンターも決定機まで行けてるが、シュートで痺れないようにするには、どうすればいいのか。

嘘でもいいから、味方を信頼し、自分に自信を持って、やり切る、繰り返す、しかないのでは。

それを裏打ちする練習からの拘り、意見交換を徹底して貰いたい。

やればできる。恐れずにやり切ろう。


前半
試合前のコイントスで、エンドを変えられる。
ベガルタは例によって、4-1-4-1気味で、長澤と鎌田が縦関係。水戸は、ブワニカ、安藤の2トップ、前田、武田ボランチの4-4-2か。

水戸は、前プレスでボールを拾い、ゆっくりと左右に展開、スペースを見つけると、スルーパスからスピードを上げる緩急の攻撃で、さかんにポケットを突いてくる。

特に、ベガルタの左サイドの裏を徹底して突く、連続攻撃。

ベガルタは耐えてカウンター狙いという時間が続く。


5分、ベガルタ、ようやくカウンター、蜂須賀のクロス、合わず。

9分、水戸、右からのクロスに安藤がシュート、ブロック。

10分、ベガルタがカウンター、鎌田がキープ、つないで、左から長澤のクロスに、ファーでフリーのホヨンジュンがヘッド、バーの上。前半の決定機。

16分、水戸、鵜木がフリーで左裏を抜け、えぐってのクロス、これは流れる。

18分、水戸のコーナー。2本連続、これはしのぐ。

22分、水戸武田が左裏へフリーで抜けクロス、安藤がヘッドも、若狭が体を寄せ、GK林がクリア。水戸のコーナーは、ファールで終了。

25分、右ライン際30mでベガルタのフリーキック。鎌田のキックはクリアされる。

28分、水戸安藤が左サイドえぐってのクロス、これは蜂須賀クリア。

31分、鎌田が中央からスルーパス、左で受けた氣田がカットインも、シュートは打てず。

35分、水戸、前田のスルーパスを成瀬が受け、上がってのクロス、ブワニカが足で合わせるシュート、枠外。助かった。

これで水戸の左コーナー。ベガルタしのいでカウンター、成瀬にホヨンジュン引っ張れる。37分、成瀬にイエロー。

38分、ベガルタ回して、サイドは蜂須賀のクロス。合わず。さらに2本目の蜂須賀のクロス、これは郷家がヘッド、バーの上。

その後も攻め合うが決定機は無く、前半は水戸が押す展開も、スコアレスで終了。

かなり押し込まれた感があるが、前半のシュートは、記録上、共に2本のみ。


後半
ラインを上げコンパクトにしたベガルタが、徐々に攻勢。

1分、水戸、武田のスルーパスに、右から小原がドリブルからのシュート、林弾く。
水戸の右コーナー。鵜木のキック、クリアしてカウンターも、安藤のファールで止められる。
3分、安藤にイエロー。

4分、福森のロングボールを、ホヨンジュンがつなぎ、蜂須賀クロス。合わず。
次に、鎌田が縦パスで、ホヨンジュンにパスを通すが、シュートは打てず。
さらに、上がった内田も侵入、シュートは打てず。

6分、氣田から中央でパスを受けた松崎が、ホヨンジュンへパスも、シュート打てず。

7分、水戸、縦パスでブワニカがフリーで前進、追いかけた内田が体寄せシュートは打たせず。

8分、水戸の山田にイエロー。

9分、ホヨンジュンがキープして氣田につなぎ、氣田がドリブルからタイミングを図っての裏へのパス。抜け出た松崎がフリー。シュートを1対1で打つが、GK山口に当ててしまい、こぼれを鎌田がシュートも、これも山口が弾く出す。決定的。

その後のコーナーもシュート打てず。

12分、ベガルタが松崎に代え加藤、氣田に代え齋藤学を入れる。
流れが来ていたので、交代早過ぎ?

15分、ベガルタがボールを回して、ペナ内でホヨンジュンが落とし。内田が侵入して突っ込みPKゲット。

キッカーはホヨンジュン。時間をかけてのキックはやや甘く、GK山口の読み通りになりキャッチされ、決まらず。またしても決定機逃す。

16分、直後のベガルタ、再びつないで、内田が左45度から右足でのシュート、枠内も、山口の好セーブに弾かれる。決定機3連続で決まらず。

20分、水戸は鵜木に代え永長、成瀬に代え黒石を入れる。

21分、右の加藤から左の齋藤学にパスが通り、学がクロス、中央打てず。

22分、水戸、中央から前田のライナーのパス、受けたブワニカ、反転即シュート、これは林がキャッチ。

23分、水戸、小原が右から反転即シュート、枠外。

25分、ベガルタ、長澤に代え松下、ホヨンジュンに代え山田を入れる。
水戸は。安藤に代え新里を入れる。

以降もベガルタがボールを運ぶが、シュートまでいけない。

29分、カウンター、山田から郷家のパス通るが、囲まれる。

33分、水戸武田のシュートはブロック。

35分、松下から山田へのロングボールは、オフサイド。

37分、水戸、武田が侵入、切り返しからシュート、林がナイスセーブ。その後のコーナーもしのぐ。

⚽39分、水戸、ベガルタ陣内左サイドのスローインから、永長が松下をかわして、腰をを回した左足クロス。ブワニカが、若狭と競りながらヘッド、決められ0-1
ブワニカに移籍後初ゴールを献上。

耐えていた守備も、一瞬の寄せ不足でフイに。

40分、ベガルタが、水戸エリア右奥30mでフリーキック。福森のヘッドはキーパー。

以降、ベガルタがキープしてボールを回すが、5バックで固めた水戸の前に、出しどころ無く、横パスをただつなぐだけに。

44分、ベガルタ、内田に代え菅田を入れ、トップに上げるパワープレー。福森、若狭、蜂須賀の3バック。
水戸は、ブワニカに代え内田、小原に代え得能を入れる。

AT4分間。
パワープレーに出たベガルタだが、クロスも中々上げられない。

5分、加藤が水戸のカウンターを、後ろからファールで止めてイエロー。ボールを渡し、ジ・エンド。

後半のシュートも、ベガルタ、水戸共に6本ずつ。

ただ、ベガルタは、チャンスがありながら、決め切れなかった。
リードされて守りを固められてからは、崩せなかった。


シュート数: 8-8 CK: 3-6 FK: 16-16  得点:ブワニカ啓太  警告:加藤 (水戸)成瀬、安藤、山田奈央  主審:上村篤史  入場:9,123人