2023 J2 23節 7月1日(土)19時33分 ベガルタ仙台 1-4 モンテディオ山形 NDソフトスタジアム山形
山田 ホヨンジュン
(フォギ) (梁)
氣田 郷家
(遠藤)
鎌田 エヴェルトン
(中山)
キム 菅田 若狭 小出
(蜂須賀)
小畑
ホヨンジュンが一矢。氣田は「孤立」
サブは、松澤、蜂須賀、内田、梁、フォギーニョ、遠藤、中山。中島は別メで欠場。
山形は、GK後藤雅明、DF川井、熊本、野田、小野、MF藤田、田中渉、南、FWイサカゼイン、藤本、國分。後藤優介、横山はベンチスタート。チアゴアウベスは欠場。
J2後半戦の2戦目は、アウエーで山形と対戦。近場のアウエーということもあり、2500人以上のベガサポがかけつけたが、結果は、藤本一人に4点を許し1-4で敗戦。
ベガルタは、最近課題の右サイドの活性化を図るためか、鎌田を右サイドへ押し出し、若狭がボランチ付近まで上がる可変システムを序盤見せる。
相手を混乱させようと図ったようであるが、山形のボールホルダーへの速く、執拗なプレスに押され、いいタイミングでパスが出せず、苦戦。
開幕以来の、プレスに激しく来る相手への対応が、未完成な部分を露呈して、有効なカウンターを連発され、失点を重ねた。
立ち位置に、こだわり過ぎたのかどうか、受け手が早めに動いてはがす事ができず、追い込まれてのパス出しが、試合を苦しくしてしまった。
ただ、見直してみると、前半2点目を失うまでは、チャンスをあったし後半頭で、山田の惜しいシュート、ホヨンジュンのヘッド1点返して、1-2としたところまでは、まだ、分からないところがあった。
さあ、追いつくぞというところ、焦りが出たのか、急ぎ過ぎたか、パスの精度を欠いたところで、山形のカウンター2発で3点目、4点目と失い勝負あり。
山形の方は、サイド攻撃では、3人で三角形をつくり、背後背後を取る形で、フリーとなって、ワンタッチプレーで攻めて来る。
特に、田中渉が良く動いて、こねずに、精度の高い裏へのクロス、ワンタッチパス。そして、ベガルタ右の國分にかき回された。
左のイサカゼインは、キムテヒョンがある程度抑えたが、右サイドまでプレスに合流してボールを奪い来るなど、別な役割を担って、活躍されてしまった。
一方、ベガルタは、折角右サイドに鎌田を配置したり、小出を上げても、直線上のパスコースばかりで横パスは精度を欠いて奪われる。
左の氣田は、アイソレーションといういより「孤立」。
アッという間に複数人に囲まれて、逆サイドに振ることもできず、ボールを奪われたり、近場の緩いパスがつながらなかったりと、活性化できなかった。右の郷家も同様で、一人でクロスを上げる位しか選択肢がない。
これまでの試合で、ベガルタがペナ横・角で、チャンスメークするシーンでは、中島が、変幻自在に動いて、つないだり、コースを空けたりして、有利な展開ができたが、この試合では、その役割をする選手がいなかった。
また、後半、蜂須賀が小出に代わりに入ったが、彼が得意の横からのクロスを上げる位置まで上がれず、縦のクロスに終始したのも、誤算。山形に裏を取られる懸念があったせいのかもしれない。
個人的には、大きな敗因は、激しく寄せてくる山形選手に気圧され上に、ボール際で勝てなかった事、両サイドが一人攻撃が多くなった事ではないかと思う。
逆に言うと、そこを改善できれば、もっと速いパス回しや、崩す展開も可能になるのでは。
さて、真瀬の怪我もあり、右サイドの強化で、浦和から、ドリブルでの仕掛けや決定力もある松崎が、レンタルで来る事になった。
ただ、まだウインドウが開いてないので、出場可能になるのは、23日の東京V戦からとのこと。
その前に、明日の清水戦、栃木戦、金沢戦とリーグ戦は3試合ある。
清水は乾を中心に大きな展開をしてくるし、栃木、金沢は山形と似たようなプレーをしてくるので、今度速く、簡単につないで勝機を作っていきたい。
まずは球際激しく、奪い切る守備。そして、中島以外にも、連動する動きで相手を攪乱する選手を作って、勝利をもぎ取るべし。
前半
ベガルタは、序盤、小出片上りに加え、この試合では、ボランチの鎌田が右サイドに流れて、パス出しを図る。
山形は、藤本を中心に前3人が厳しくプレスに来る。
左SBは前気味で、3バックで回す。ベガルタは前から行かず、中盤で構えるが、氣田が3人目のプレスに来たタイミングで、縦パスやロングボールで裏を狙われる。
3分、右から鎌田のクロスを、ホヨンジュンの落とし、氣田がキープ。上がってきた鎌田にパスを出すと、左足ダイレクトシュート、枠外。惜しい。
⚽5分、ベガルタ、右サイドを塞がれ、バックパス。GK小畑が、中央の菅田に出そうとしたころ、山形の藤本が詰めて、慌てて蹴ったのをダイレクトで弾き返され、失点、0-1。
思わぬミスで先制許す。先制されると勝ちがないベガルタは、不安を覚えることになる。
9分、中央で若狭が詰められ、ボールを失うと、ベナ左角で山形にフリーキックを与える。田中渉のキックはニア。こぼれをシュートされるが、小畑押さえる。
13分、ベガルタ、サイドチェンジを受けた氣田から、ゴール前でボールを回す。氣田のシュートで右コーナー。鎌田のキックも、ファールで終了。
15分、うしろ3人で回す山形。氣田がプレスに来ると、ロングボール。
16分、山形、田中渉が中央キープからミドルシュート、枠外。
17分、右サイド鎌田のスルーパスをDFの間で受けたホヨンジュンがフリー、キーパーが出るところ切り返しでかわそうとするが、ボールを手ではたかれ、ゴールキック。この試合、ベガルタ最大の決定機。同点のチャンス逃す。
この後、山形はインサイドの選手がからんで、速いテンポでつなぐ。ベガルタ、ボール中々を取れない。
22分、若狭が寄せられてボールを取られ、引っ張ってイエロー。この後は、激しく行けなくなる。
中央30mで山形のフリーキック。田中渉はゴール前にバウンドするシュート、GK小畑押さえる。
23分、山形イサカのプレスで若狭がボール奪われ、藤本がシュート、バーの上。
24分、田中渉のファールで、山形ゴール右奥35mでフリーキック。ラインを上げている裏に鎌田のキック、フリーで飛び出たキムテヒョンがダイビング・ヘッド、オフサイド。
26分、山形のパスミスを拾った菅田が縦のスルーパス、ホヨンジュンにつながらず。
30分、小出がボールを取られ、イサガゼインがキープからのシュート。これはブロック。カウンターで氣田がドリブルで上がるが、カットされる。
32分、山形イサカゼインが裏に抜けて、クロス。右から國分がシュート、枠外。
34分、山形イサカゼインが左でキープ。攻撃参加のボランチ南へパスを出し、カットインシュート、枠外。
ベガルタゴールのペナ前にスペースが出来てしまう。ここに来て、鎌田に右サイド上がりを止め、ボランチ定位置に戻るが、パス出しが重くなる。
36分、山形、ホヨンジュンのプレスをかわし、ロングボール、イサカゼインに裏を抜けられるが、オフサイド。
37分、小出から菅田へのパスをカットされ、裏を抜け出した田中渉が浮き球シュート、小畑ぎりぎりまで待って、ワンハンドでクリア。こぼれも菅田蹴り出す。
その後、山形に左コーナー。國分のキック、こぼれを小野のシュート打たれるが枠外。
⚽39分、山形、中央の田中渉から、左イサカゼインへ。さらに、ペナ内背後に抜け出した藤田が、藤本につなぐと、藤本ゴールを見ずに反転シュート、ゴール隅に決められ、0-2。
反撃のペースを掴む前に、完全に崩された2点目は、逆転勝ちの無いベガルタに、重くのしかかる。
その後は、山形が時間を使い、前半終了。0-2。
前半、山形のシュート12本、ベガルタは2本のみ。
後半。
ベガルタは、小出に代え、蜂須賀が入る。
ベガルタもリードされて、前からプレスに出る。
1分、開始早々、カウンターから氣田がドリブル前進。パスを受けた山田が、得意の左45度からシュート、キーパーに弾かれる。
⚽2分、ベガルタの右コーナ-。鎌田のコーナーキックに、後ろから飛び込んだホヨンジュンが、フリーで頭を合わせ、ゴール。1-2と1点返す。ホヨンジュン、2試合連続ゴール。
これでベガルタが盛り返すかと思われた。
3分、氣田からつないで郷家がヘッドで落とし、最後は上がってきたキムテヒョンのシュート、枠外。
6分、イサカゼインの左足クロスが巻いて、シュート性、枠外。
⚽9分、エヴェルトンの急ぎ気味の縦パスが跳ね返され、山形のカウンター。田中渉が簡単に右の國分に振ると、裏抜けの國分がフリーでドリブル前進。ペナ内まで引き付けて、菅田の背後に藤本が回ったところで精度の高いクロス、藤本がフリーで決めて、ハットトリック。1-3。
⚽13分、さらに、山形、自陣の縦パスから國分と田中渉のワンツーでフリーで國分が抜け出すと、國分の巻いたクロスに、走り出したフリーの藤本が頭で4点目を決めて1-4、トドメを刺される。
4点目は、ラインを上げて勝負にいったところ、あっさりと裏を取られてしまった。蜂須賀も戻れず。
16分にも、山形のカウンター食らうが、ここはクロスが流れるが、山形の右コーナー。
18分、CKの前に、ベガルタ郷家に代え遠藤、山田に代えフォギーニョが入る。遠藤がトップ下、フォギーニョが右サイド。
山形のコーナーからのクロスは流れる。
21分、遠藤のスルーパスをホヨンジュン、氣田とつなぐが、ライン割る。
23分、エヴェルトンにイエロー。
24分、山形、國分に代わり河合、イサカゼインに代わり横山が入る。
26分、山形の左コーナー。河合のキック、こぼれ球をシュートも枠外。
27分、左サイドから仕掛けた氣田が囲まれながら連続シュートも、ブロックされる。これで左コーナーを得る。遠藤のキックは決まらず。
28分、山形カウンター、横山が背後に抜けだし、フリーでドリブル前進。左サイドで切り返しから、シュート。小畑かわされていたが、コーナーでいた山形陣から、全速力で戻った菅田が枠内シュートをクリア。さらなる失点は阻止。
31分、山形、FW藤本に代えMF加藤、MF田中渉に代えFW後藤優介が入る。
ベガルタは、エヴェルトンに代え中山が入る。遠藤が右サイド、フォギーニョが左サイドに回る。
32分、キムテヒョンのロングボールから、鎌田が縦のスルーパス、弾かれ、右コーナーを得る。遠藤のキックも、ファールで終了。
35分、ホヨンジュンが、山形ゴール前でチャージしてボールを奪い、右の中山へ。中山左を切られながら、右足でシュート狙うも枠外。
36分、ベガルタは、ホヨンジュンに代え梁が入る。遠藤がトップ下なり、フォギーニョが再び右に回る。
38分、遠藤のサイドチェンジのボールも流れる。
39分、山形、藤田に代え岡崎が入る。
42分、フォギーニョのスルーパスに遠藤には通らず。
追加時間は4分間。
余裕の山形は回してはロングボールで時間を使う。
1分、フォギーニョがが右でパスカットし、蜂須賀がクロス。中山には合わず。
2分、右サイドから遠藤がシュート性のクロス、巻いて枠内もキーパーに弾かれる。
これで左コーナー。梁のキックのこぼれ、遠藤がシュート狙うもバーの上。
3分、山形の横山が、小畑の位置を見て超ロングシュート、ネット天井で助かる、
4分、蜂須賀の縦ロングに、中山バックヘッドも打ち切れず。
最後は、山形がサイドに蹴り出す時間使いで、試合終了。
徹底したプレス、背後をつく連動を見せられ、惨敗。
後半、ベガルタのシュート6本、山形5本だったが、カウンターをしっかり決められた。
悔しい大敗。先行されると浮足だつところから、腹を括って、しかり組み立てられるようになるべく、自分達で抜け出すしかない。
シュート数:8-17 CK: 5-5 FK: 11-14 得点:ホ ヨンジュン (山形) 藤本佳希4 警告:若狭、エヴェルトン 主審:窪田陽輔 入場:12,533人
タグ:ホ ヨンジュン